アマゾンで無料で見えたので見てみた漫画。
何がそんなに人気なのかと思っていたら内容がエロと普通とは違う人の話なのでそれが面白いんだとわかった。
絵は下手だけど僕はその下手さは嫌いではない、でも最初マンガを開いたときは夜遅くまで働く映像系の話かと思って興味深く見ていたけど内容が性によりすぎていてちょっと残念だった。作者の観察、分析、経験を面白いストーリーにしていればもっと楽しめたかもしれない。
男女関係でこじらせているネタとしてはどこかでありそうな話ではあるけど、人の気持ちをマンガ見ると分かりやすくて面白いと思ったのと不純な動機が働く原動力で働く理由になっている人も多くいるんだなぁと思った。
これを世の中の大人の本音だというのは思うのは早とちりかもしれないけど、そういう大人もいるんだと思った。
僕が面白かったのは一応勉強になったところがあったからだ。
軽率な女性のタイプには3つあるという。
一つは口説かれたり求めたりするのが好きなタイプ。
承認欲求を満たすのが目的。
ある意味シンデレラのような夢や何かに憧れている人なのかもしれない。
よく言えば純粋、悪く言えばシンデレラ症候群なのか夢の中にずっといる現実を見れない人なのかもしれない。かまってちゃんなのかもしれないし、そんな人でも頑張って仕事をして生きているんだと思うと世の中のヒキコモリニートは承認欲求が少なくて自己肯定感が低い人が多いのかなーなんて思ったりもした。承認欲求も自己肯定感も低いとなるとやりたい趣味があまりない人なのかもしれない。やりたいことがあったらシンデレラ症候群やかまってちゃんになるぐらい頭を使う時間がないと思うからだ。
なかなか面白い。
小さい頃はお姫様ごっこ遊びが好きだったのかな?
夢の中にいるより現実においしい物を食べたり、本見るなりゲームするなり映画見るなり何か勉強しているほうが楽しんだけど。
二つ目はとにかくグイグイ来られると断れないタイプ
よくいえば断れず相手に合わせてしまう良い子、純粋な子が多いのかなと思いつつ悪く言えば断ってもやらないといけない考えの中心になることがないフラフラしている考えの人なのかなーと思ったりもした。不幸になりやすい人なんじゃないかなーって思う。頼るのが苦手な人だろうし自分より相手を尊重しがちだろうし八方美人のお人好しなのかもしれないし後先考えずなんとかなると思っているかもしれないし、ストレスもたくさん抱えているかもしれない。
不幸だなぁって思う。そんな人がたくさんいるからこの本が人気で共感しているのか謎だけどまぁ不幸になりやすい性格だ。嫌なことは断るし八方美人とか不器用でやりたくてもできないしやりたくもないけど。頼られることになれているといっても頼ったほうがラクなことが多いので人生頼れることは頼ったほうがいいと思うのに真面目に頼らず頑張ろうとするのは尊敬に値する。しかしかわいそうなタイプだ。考えがはっきりしないという自立していない人は僕は嫌いなタイプだ。僕が言っている自立は一人で生きるという意味でなく考えがしっかりしているかどうかだ。
頼られる人が好きなのは自己肯定感が低いのか嫌われるのが怖いと思っているのか、気にしすぎな感じがする。思えば日本では同じような格好をする人、同じような価値観からはずれることを嫌がる人は多いと思う。意外と男女ともグイグイ系に弱い人はいるのかなーと思ったりもした。
三つ目はただ純粋にやるのが好きな人。これは何か考えるほどでもない。
世の中病みすぎている人が多いからなのかはわからないがこの漫画は人気だという。
日本は仕事が大変だというからたぶん病んでいる人は多いんだろう。日本人は本気で生きていない人が多いんじゃないかと思う。本気だったら頼まれても断るし、自分の考えを持つし、夢の中にいるピーターパン症候群みたいなことになりづらいんじゃないかと思うからだ。そういう僕も夢の中は嫌いじゃないが、日本ではカルロス・ゴーンが逃げれるぐらいだからいろんなことが本気じゃないのかもなーって思ったりもする。
日本の入国審査とアメリカの入国審査でも外国人が日本へ入国するときはアメリカへ外国人が入国するよりスムーズな気もするし、それだけ日本は平和で貧困が表にでてきづらいだと思う。
そして僕が気になったのも作者の観察と経験からくる分析の一つ、「社蓄に向いている人間とは会社でも自宅のようにリラックスでいる人間なのかもしれない」というものだ。
きつい仕事で家に帰れなくても真面目で働く人が会社でリラックスできるとなると家に帰ることができない会社にハマリやすいのかなーって思った。そして上のタイプ1と2の人から頼まれて断れなかったり相手を純粋に信じやすい人だとブラック企業にハマリやすいんだろうなーと思う。ブラック企業が多いといわれることと不幸な性格のキャラが人気なのも共通している。自信のない人は一つの企業に固執しがちだということと自信のない人は一人の相手に固執しがちなのも似ている。視点を変えればこの漫画は世の中を反映しているといえる。もしかしたら日本の心の問題の縮図があるのかもしれない。
ヒキコモリは英語でも使われることがあるほど有名な日本語だ。それだけ日本社会には心の問題を多く抱えているんだと僕は思う。
いくらでも自分の能力を活かせる企業はあるのに他に行くところもないと考えてしまうとかいくらでも人はいるのにほかに人はいないと一人に固執するとか。現在結婚したくでもできない人が多いとか少子化は日本の問題だけどそれはそれだけ自信がない人が多いのかなって思う。
タイプ1とタイプ2の人が多いのかな?なんでそんなに自信がないのか、気持ちをはっきりいつも伝えていたら自信も出てくると思うのだけど、自分を持っていたら悪い会社かどうかがわからないなんていう変な純粋さもないと思うんだけどなぁ。大人になってそれだと死ぬぐらい
のことが起きても大人なんだからと自己責任にされそうで僕は怖い。怖いと思うからそんな純粋さはいらないと思うし変な夢はみたくないんだけど怖いと思わないから「ほげー」と純粋なのかな?
まぁ同じ企業に勤めている人が多いのが日本だから他社で通用するのかわからず自信がない人も多いのかもしれない。そんないろんなことがマンガと共通しているんだと思った。
真面目だから罵倒されたことも真面目に悩んじゃったりするのかなって思う。それだとストレスしか溜まらないし大変だなぁって思う。もし僕が仕事で罵倒されたらぶっとばしはしないものの、なんで罵倒されるのか聞くんじゃないかなーって思う。相手からしたらめんどくさい人だろうけど日本以外では普通なんじゃないかなーって思うし罵倒すると日本人みたいに真面目すぎる人ばかりじゃなから仕事にならない環境の会社も多いんじゃないかなって思う。特にアメリカだと罵倒したら罵倒されるかケンカか、なにかやり返しだろうし、例えば音がうるさいとうるさい音でやり返すとか近所であった。他にはやり返しができない人には誰かが助けに来てやり返すとかあると思うんだけど、それだけ自分を持たなきゃいけないしグイグイくるならグイグイ返すぐらいのことがないとディスカッションもできない。あーいえばこーいうという話である。ある意味は屁理屈な人がアメリカには多しストライキも多いからあーいえばこーいうぐらいの強いものがないと相手にのみ込まれちゃうんじゃないかなって思う。
普通、あーえいばこーいうというのをすると嫌われたりイライラさせちゃうと思うんだけど、イライラさせようが嫌われようがアメリカを見ていると関係がないように思える。アメリカの頭の悪いところは屁理屈で戦争しちゃったり間違えているのに屁理屈で嘘いって間違いを認めなかったり中国も同じような感じだと思う。世の中素直に認める人とか国って少ないのかなーって思う。そんな利己主義と屁理屈の国のアメリカでも経済が回るのは決められたその人ができるタスクを任せられるからだと僕は思う。ジムが得意な人、接客が得意な人とわけて何でもかんでもやらさせる環境ではないからこそ間違いを少なくできて経済が回るのかなって思ったりもする。つまり、あーいえばこーいうという状況にならないような仕事環境があるんじゃないかなと思うのだ。そのほうがイライラは少ないしやることがはっきりしていていいんじゃななーって思う。嫌ならみんなやめるだろうしやめられる会社はつぶれるだけだし。あー僕は日本では仕事ができないんじゃないのかなーって最近思ったり思わなかったり 笑
なかなか興味深いマンガだった。ただストーリーで見たいと思ったりもした。