アメリカの電車内で起こった驚いた話。
僕が電車の中の出口近くに立って本を片手に勉強していたとき、一人の男の人が近づいて出口から離れたところに移動してくれませんか?と言ってきた。
僕は、なんでそんなことを言っているのかわからなかったので、音楽を聴きながら聞こえない振りをしていたらその男性はちょっとしつこく同じように声をかけてきた。
僕は時間がなかったのに本を見るのを止められたので、少しイライラしながら出口前にあるシートに腰をかけることにした。
そして僕は読まなくてはいけない本があったから引き続き本を読もうと本を広げたそのとき!
いきなり3人組の男性がラジカセ片手に大音量の音楽をながしながら自己紹介をし始めた。
僕は何事かと思ってびっくりして見たいたら、その三人組は順番に勢いよく踊りだしのだ!
吊り手を使ってバク転、握り棒を使って回転!もうやりたい放題な感じで踊っていた。
そして僕に声をかけてきた男性の踊る番になると、僕の目の前でものすごく近くて踊られた。。。さらに僕の隣のシートが空席だったので、そこにそのダンサーは座り、踊り続けた。。。
一緒に踊ろうぜと言わんばかりに、こっちを見ながら踊り続けること、時間にして3分、4分。
僕は宿題が終わらず焦っていた。
僕はただただ、ダンサーを見続けた。
そしてダンスが終わった後、近くの乗客は拍手喝采!
おじいさんもおばあさんも若い人も、ビジネスマンのような人も拍手!拍手!
そのダンサーはお金をもらいに乗客に声をかけて回っていた。
僕にも声をかけてきたのはいうまでもない。
日本では電車内でダンスなんて見たことないから驚いた。
アメリカ人以外の友達に聞いて見たら、他の国でもダンスなんて当たり前じゃないみたいで、
電車を使っていない友達はこの話を聞いてびっくりしていた。
アメリカの全土でダンスが見られるかは知らないが、北カリフォルニアの電車ではダンスを見ることがよくある。
特に一駅が長いところでダンサーに遭遇する。
乗客もノリがいいので、踊れる人は挑戦してみればいいかも?
ちなみに電車内ではダンス以外にも日本ではありえない出来事がまだまだある。
大きな声でスピーチしだす人や、赤ちゃんを抱いてお金の援助を呼びかける人や、
停電で年に数回電車が止まり、止まったときの乗客の反応が面白いのとか、etc.
詳しくはまた別の機会に。