盛期ルネッサンス(High Renaissance)
High Renaissanceの時代で特に有名なアーティストはレオナルドダヴィンチ、ラファエル、ミケランジェロである。とりあえずレオナルドダヴィンチを取り上げる。
下はレオナルドダヴィンチの最後の晩餐(Leonardo da Vinci, Last Supper)
使われている主なテクニックは
一点透視図法(One-point scientific perspective)
一点透視図法は立体的に描くためにこの当事よく使われたテクニックである。一点透視図法を英語にするとOne-point perspective であるがここは数学的な構図、科学的な観察などの絵を綺麗に見せるために考えこまれた一点透視図法なためOne-point scientific perspetiveという。
フレスコ画(Fresco)ではなくテンペラ画(Tempera)
High Renaissancei以前はフレスコ画が主なものだったがレオナルドダヴィンチが実験も含めてテンペラ画を採用することした。
スフマート(Sfumato)
ボヤっとして輪郭で表現したもの。最後の晩餐やモナリザなどは有名
三角構図(Pyramidal composition)
最後の晩餐はいろいろな三角構図が考えられるので答えが一つではない。三角構図はHigh Renaissance以降たくさんでてくる。
人文主義/ヒューマニズム(Humanisim)
今までは平面の絵が多かったのが筋肉や表情など含めて人間らしい表現を取り入れている。モナリザの表情、最後の晩餐の動きのある人の配置と筋肉がしっかりかかれている人間らしさ、見た目もリアルに拘っておりHumanisimの象徴といっていいだろう。
ネオプラトニズム/新プラトン主義(Neo-Platonism)
プラトンという人の思想をHigh Renaissanceに研究している人たちが多くいたそのムーブメントと思想をNeo-Platonismという。
明暗法/陰影法/キアロスクーロ(Chiaroscuro)
絵に明暗が描かれているこのテクニックをChiaroscuroという。High Renaissance以前は明確な明暗があるものは少なかった。ダヴィンチのほかの作品にも明暗法は見られる。
岩窟の聖母(Virgin of the Rocks)
ちなみに英語のほうが名前がシンプル。