読み始めてあまり面白くないなぁと思いながら1巻で読むのやめようとしたとき、突然興味を惹くシーンが現れて読み続けてしまった本だった。
内容より見た目で惹きつけられた。
どんなシーンがあったから読み続けられたかというと簡単にいうとかっこいいシーンである。
明暗の使い方がかっこよくて目にとまった。
服も可愛くセクシーなところもいい。
破壊されているシーンもかっこいい!
文字も動き回っていて迫力がある。
なんで首を切って能力が発動するのかというのは謎すぎて怖い。別の方法で能力が出て欲しいと少し思ったりもする。読み始めて読むのを断念してしまいそうになったのも内容が薄すぎて深みがなく何も伝わってこないからだ。絵柄がものすごく好みというわけでもないため気に入ったシーンは光と影がかっこよくシルエットで絵を見せているシーンであることと破壊のシーンと躍動感のある文字で迫力があると感じたところぐらいだった。
自分の能力がないからよそから取ってくるというのはアリがちな設定でそこはあまり面白くなかった。才能がないという自分に絶望し嫉妬してしまう人が多いことへの共感がこの本のターゲット層なんだろうかと思うぐらい他社依存過ぎる内容だった。
女の子がもっと可愛ければいいんだけど、灰都はかわいいんだけど。
どこかゲームっぽくて能力を手に入れてどんどんアップデートされていくみたいな感じの本だ。「転生したらスライムだった件」もあまり好みでなかったので今回も僕にはあまりあわないようだ。スライムが最強と言われてもドラクエ5とかならスライムは強すぎるのでスライムが最強だからといって惹き込まれるわかでもなく、漫画のあまりにも強すぎるスライムにはチートすぎてあまり面白さを感じない。
ゲームも同じでチートして強くなって遊んでも飽きるしつまらないのだ。注目を浴びたくて承認欲求を満たしたくてチートを使ってもすぐに飽きが来るのだ。どちらかというと子供向きもしくは承認欲求強すぎる人向きの作品。スライムを可愛く描いているのは見ていて楽しいけど。
リィンカーネーションの花弁もドキドキやワクワクもあまりなく結局どこか平凡な感じ。起承転結もあってコマの大きさも迫力があるようにしていたりテンポが良いように見えてあまり良くないんじゃないかと思う薄っぺらいのはたくさん読んだことあるけどもう飽きちゃったかなぁ。やっぱり主人公が言う「僕には才能が欲しい、見下してきた連中に一矢報いてやる」といい首切って転生してしまう様子に現代の無差別殺人から自殺やら殺人はせずとも後悔させてやると自殺する人など連想しあまり共感できないと思った。
ただ内容が薄くてもかっこよかったりかわいかったりするのが多ければ見るとは思うからもっと見ていて楽しい要素がほしいところ。特にアクションものなら見ているだけで惹き付けられるものは必要なんだろうなぁと思う。残酷描写は世の中溢れているからどこか新しい残酷描写か新しいセクシーな服やら新しいかわいさがあるともっと面白いんだろうなぁと思う。全体的にどこかで見たことあるような感じ。