ワンパンマンの人気について

ワンパンマンはもう古いけどでも去年もアメリカでは人気だった。
ワンパンマンの人気はデッドプールと似ていると思う。
ヒーローなのにおとぼけ、バカなことをする。今までのヒーローに飽き飽きしている人が多くいたのだと思う。アメリカンヒーロー、例えばアヴェンジャーズは強いヒーロー達でみんなそれでもそれぞれ恋愛事情もあるしそれぞれ強い理由も持っていてバックグランドがそれぞれある。そのいろいろある設定に飽き飽き、疲れた層がたぶんいたのだと思う。
どんな悲しい過去のあるヒーローだろうが視聴者が共感するようなバックグラウンドをもっていようが、そんなストーリーはたくさんありすぎる。主にアメリカの映画も日本のマンガもある程度決まったストーリー構成で作られている中、ワンパンマンはあまりにもシンプルだった。戦うことにフォーカスしたシンプルなストーリー。いちいちヒーローが強くなるための成長などもなく気持ちよく視聴者が見れたのが新しい漫画だったんだと思う。

スーパーサイヤ人になるゴクウ、強くなることが見て分かるのが当たり前なのにサイタマは顔の見た目も変わらない。そもそも髪もない。サイタマはヒーローに対するうんちくにめんどくせーと感じてシンプルにぶっ飛ばす。それは視聴者の気持ちでもあったんだと思う。

スパイダーマン、アイアンマン、スーパーサイヤ人、スーパーマン、ナルトなど世の中にはヒーローが溢れている。ユーチューブでもスーパーマンvsゴクウなどヒーローvsヒーローなんていうのを視聴者が見慣れているなか現れたのがワンパンマン。ごちゃごちゃはいいからとりあえずぶっ飛ばすか・・っていうヒーローというものは、というヒーロー像をぶっ壊したものが現れてみんなその単純な世界に共感したんだと思う。特にアメリカにはB級漫画がそこまで知られていないと思うから日本のB級漫画の設定が新しく見えてウケたんだと思う。

もー強いけど可愛い見た目のキャラは飽きた、アニメなのに日本のアニメは同じような顔ばっかり。僕のクラスメイトのメキシコ人とかは日本アニメ風のキャラを描くのが好きなんだけど、みんなそんな見た目のキャラに見慣れてしまっていて、アニメなんだからもっと違う顔でもいいと思っている人もいるんだと思う。例えばアメリカのアニメ、カトゥーンはいろんな顔の特徴がある。もちろん人気の顔の特徴はあるけど(シンプソン風な顔、目とか)、アニメなんだからいろんなものがあっていいよね?っていう風潮はある。ワンパンマンは見た目がアメリカでもいる普通な見た目すぎて日本のアニメ風じゃなかったのも新鮮な印象でよかったのだと思う。

そもそも英語って自分の主張をまず伝える言語だからあなたは何がしたいのか?ということが簡素にわかることのほうが受け入れやすいんだと思う。日本アニメも人気だけどそれはいろんな理由があるけど一番がストーリーが面白いというものが理由だと思う。でもそこにアメリカのようにまず何がしたいのかというまっすぐに主張する主人公というは少ないと思う。だから日本のアニメは面白いとは言えるけど、主張のはっきりしているドラゴンボール、ワンピースがアメリカで受けやすいだと思う。

それにアメリカでは軍隊に対しての意識が日本とは違うということも関係しているだろう。
アメリカで軍に従事している人は尊敬の対象であり、軍人は正義感の強い人が強いと思う。
アメリカを守るためにはシンプルに強くならなければいけないんだ。正義に反するものがあったとしても躊躇して正義を押し殺してしまうことは少ないんだと僕は感じる。例えば困った人をよく助ける人をアメリカでは見るし、自分が正しいと思うことをする人が多いんだと思う。
アメリカでは強いことが正しさでもあるんだ。それはアメリカが戦勝国であり勝つこと強いことがアメリカのアイデンティティなんだと思う。そんな強さに惹かれるアメリカ人がワンパンマンの理不尽に強い強さを見せつけられて人気にならないわけがない。

そして、現代はソーシャルゲームが日本で流行るのも短い時間ですぐに楽しみたいっていう需要が強いからだと思うことと、アメリカでも人気のリーグオブレジェンドもスタークラフトも短ければ20分前後で終了する(長ければ一時間のプレイで終了)ことはワンパンマン人気とつながっていると思う。これは最高に面白い時はクライマックスだけど、どのゲームもすぐクライマックスに近いことを短時間で楽しめるわけだ。強くなるために何時間も何時間も作業のようなことをしてレベルを上げることが今はナンセンスなんだと思う。

恋愛を考えても日本では今は恋愛なんてめんどくさいっていう人多いと思うし、アメリカでのクラスメイトを見ていても中国人だといちいち恋愛で結婚とかめんどくさいって思ってすぐにカップルになるっていう日本ではみない早さで付き合い始める。社会もアニメも映画もめんどくさいことが多すぎる世の中に、一発スカッとするものが欲しいと思っていたときにワンパンマン。そしてデッドプール。死ぬことのない彼はシリアスな雰囲気で攻撃してくる敵をおちょくるかのように冗談をいいながら華麗に倒していく。デッドプールはジョークよりでワンパンマンはヒーローって何?すごいストーリーなくても強ければいいでしょ?っていう今までのヒーロー観を視聴者に代わってディスっているのが面白いわけだ。わかるわかるって共感できる。このようなB級漫画をクラスメイトに見せるとアジア系の人は面白いって食いつく人が多いと感じる。例えば「間違った子を魔法少女にしてしまった」とか。みんな知らないのだ日本のB級漫画を。僕は日本に戻ってアメリカに帰ってくるときに日本のお菓子とか買ってきてアメリカのクラスメイトにあげるんだけど、日本のローカルなお菓子とか食べたことない人ばかりで食べると驚いておいしい!っていうんだ。日本のB級グルメを食べたことがなく、そんな食べ物を知らない人が多いアメリカでも食べればうまいと驚くように、B級漫画はアメリカのストーリーの構成をぶっ壊しアメリカ人に驚きを与えて、これからも人気がでてくると思う。

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