ふと思ったのが、なぜ日本では音楽が軽視されるのか?
隣に住んでるお年寄り夫婦がよくカントリーソングを歌って、反対の部屋に住んでる中年の白人さんはよくわからない民謡音楽?を土日に弾いている。
さらに近所のおじさんが路上で歩きながらバイオリンを弾いていることも多々あり、
毎週毎週、両音楽が鳴ってると疑問が出てきた。
日本にいたとき毎週音楽が部屋から聞こえてくることってあまりなかったなって。
音楽の練習を毎日する人は日本でも近所にいたけど、ピアノやらバイオリンとか。
一人で練習してて、楽しんでいるって感じじゃないんだよね。
他のアメリカの人はしらないけど、近所の人は好きで歌ったり弾いたりしてて楽しそう。
日本の音楽の授業が減らされすづけているのは昔からだけど、ほんとうにそれでいいのかなって思う。
アメリカの高等教育の音楽はしならいけど、少なくともこちらの人は音楽に触れ合うことがとても多いと思う。小さいときからホームパーティしてて音楽もかかるし、楽器が出来る人は楽器持ってきて弾いたり、歌ったりと楽しそう。
路上でもちょこちょこ電子ピアノ弾いてたり、ドラム叩いてたり、民謡楽器を弾いてたりといろんな人がいて歩いている人は1ドルあげることもよくある。
ヨーロッパのようが音楽は根付いていると思うけど、アメリカも音楽が市民の生活に根付いていると思う。その奏でる音楽がとてもじゃないけど綺麗にきこえなくても路上で弾いているところがすごい。路上ライブなんて日本だと若い人が夢をおいかけてやるもののようにも思うが、アメリカはおじいちゃんも、中年の黒人さんも若い人も路上ライブしてる。さらに電車内ではダンスしてたりともうーやりたい放題!笑
日本で音楽が軽視されるのはすぐで結果がでそうな経済成長を推し進めているようにも見える。日本は技術によってここまで押しあがってきたというのはわかるが、経済成長が鈍化している現在、技術だけじゃなくて芸術からでも経済成長できる道を模索する必要はあると思う。
プログラミングに力を入れると言っても、今の日本のプログラミング環境では力を入れて学んでも、職場環境でがっかりしてプログラミングをやめたり、うつになったりしそうだけど。
プログラミングって勉強して練習すればするだけできるようになるものだと思うけど、これって楽器や絵を描くことも一緒だと思う。やればできるものだろうから、力入れればいいのにって思ったよ。芸術はプログラミングより膨大に時間は必要だろうけどね。あと音楽ってうつなどの病気にも効くっていうし、医療の発展でも貢献しそうだけどね。それに音楽の発達は文化の発達だと思うから世界から見ても面白い国にするという意味でも音楽はいいことだね。
そもそも日本の芸術って民衆から広まっているいるようにも見える、漫画とか、ゲームとか。
マンガもゲームもアートの分野でトップダウンで広がったものじゃないだろう。
たぶんだけど海外で音楽って高貴なもんだったと思うんだよね。ヨーロッパなら貴族がピアノの演奏家に弾かせて聞いていたとか。でもアメリカの黒人から広がったソウルミュージックは民衆の間から広がったんじゃないかと思う。それが今は認められるジャンルになっているわけで、それとは反対に漫画は今でもバカにする人がいて軽視する人も多くいる。
なかなか芸術って認められないのが日本なんだよね。
だから音楽も軽視されたり、遊び、趣味でしょみたいな。
日本人の音楽の傾向はトレンドをずっと追いかけていって古い音楽にあまり価値を見出していないようにも見える。古い音楽をバカにしたり軽視したり。まぁコマーシャルで流れる古い曲は80年代のアメリカのディスコソングだったりするけど。
この80年代のディスコソングは好きな人がアメリカでも多くて、いろんなところできくことがある。ジムやテレビやレストランとか。
もちろん年代によって好みの傾向はあるけど、バカにしている感じはみうけられない。
お年よりはアメリカのカントリーソングが好きだったり、たぶんクラブ行く人はクラブの曲だろうし、またそれぞれ本当に楽しんでいるように見える。例えば近所のカントリーソング歌うおばあちゃんは、もーほんとうに心から歌っているのが伝わってくる。うるさいんどけど楽しんでるのが分かるし、電車でダンスしている人や楽器弾いている人がよくわからない曲かけてても、他の人は楽しんでいる人が多いように見える。
日本の音楽の扱いってうすっぺらいのかもね。
アメリカみたいになんでも受け入れて楽しんでもらえる土台があればいいのに。
みんなで気楽に参加して楽しむっていう文化がないからかもなぁ。
あと若い人と年とっている人との壁がアメリカより断然高いと思うのも原因で、いい音楽の共有が年代を超えてうまくできてないんだろうなぁ。