日本を好きな外国人はアニメや日本のファッションが好きだったり、食べ物も好きだったりするのは知っている人は多いと思う。実はそれだけではなく他の理由もある。
日本好きな人はだいたい日本語を勉強してたりしている。そして日本を好きな理由に日本語が好きだからというのがある。
英語と日本語には大きな違いがあって英語ではいつでも主語が必要でI,Heなどくっつける。どんなに愛を語ろうが主語がつくのに対して日本語は一言「好き」って言えば日本人は察することができるわけで、この察することができるのでわざわざ「誰のこと?」って聞かなくていい。これがとてもロマンティックで尊いのだ。
ロマンティックで尊いのは海外の人が日本をイメージしたときに出てくるのが京都にあるような日本の伝統的な古い建物。これを見たときにとてもロマンティックと教えてくれたアメリカの先生がいた。先生だけではない学生でも思っているのだ。
そして日本のアニメソングなどとても歌詞がロマンティックで綺麗なメロディアスで洋楽と違うところだ。例えば打ち上げ花火
ハリウッドムービーで綺麗でありながら静けさもありロマンティックな曲はほぼないと思う。とても日本的だと思う。
もちろん食べ物も好きな理由だけど、食べ物の見た目が好きな人も多い。僕らが何気なく食べている軍艦巻きの見た目をカワイイ!という僕の友達。カワイイ、綺麗、この美的センスが好きなのだ。僕からしたらどのあたりが可愛いんだろう?って思うんだけど、わからんでもない。アメリカだけじゃなくて他の国でも見た目を気にして作っている食べ物って少ないからだ。
そして日本語を学んでいる人に他の言語を学んでいる人と比べて特徴的なことがある。中国語はビジネスとして英語は世界共通語だから、じゃ日本語は?好きだからである。わざわざ日本語は学ばなくてもいい言語ではあるのにわざわざ選んで学んでいるわけだから日本のことがかなり好きだ。そういう人に限って日本人男性とも付き合いたいと思っていたりすると思う。
また日本に旅行して戻ってきたクラスメイトがいつもほとんど話したことないのに、とっても良かったって話かけてきたり日本好きになって帰って来るのを見てやっぱり日本って海外からしたら魅力的な国なんだなって思わされる。
日本の言葉や音楽や建物と人が何を考えているかを察するというすべてのことがロマンティックが含まれていて尊い。日本を勉強したことある外人なら禅のことを聞いたことがあり、いろんなところで見せるロマンティックと尊さが禅にも感じるのだと思う。
その他に、英語圏と日本では考えも行動も大きく正反対で時には不満も出てくるかと思う。でもそれが海外でのアドベンチャーであり魅力的なのだ。
日本の美的感覚は世界からしても魅力的なのだ。
こんなに魅力的なのに日本のことを好きでない人がいる。僕も留学する前は日本の中でうんざりすることが多いと思っていた。でも海外に行くと良さが見えてくるのだ。もちろん良いところばかりじゃなくて悪いこともあるのは知っているけど僕は日本の魅力に気づいていなかったのだ。普通の中の魅力を知らないばかりに視野が狭かったと思う。英語を勉強して海外の人と接するから日本の良さが見えてきていると思うから、しっかり日本のことを勉強し海外と比べてどう違うか理解することで自信を持って魅力のある日本と言えるようになるのではないかと思う。日本にいただけでは日本人と接しているだけでは日本の魅力には気づけない。上でも言ったように軍艦巻きを見てカワイイ!なんていう発想なんてなかったわけで京都の町を見てロマンティックなんて言われないと気づかなかった。僕は日本のことを知ろうと思えば日本の美的感覚を知るのがいいと思っている。それはアートでもあるし漫画でもアニメでもゲームでもなんでもそうだ。
歴史からしても昔から日本は魅力的な国といわれていて今でも他国とセンスが違うために悪く言えばガラパゴスみたいな感じでもあるけどそれが他と違うということもあって魅力的だ。
美的感覚が魅力的なのに日本でアーティストやアート分野はあまり政治的にも国的にもあまりサポートしていないと思う。日本の文化がこれだけ求められているのだから国としてはそれらを発展させまた維持していく必要があると思うので、国にとって必要なものにはサポートする責務があるのではないかと思う。アニメやオタクをバカにせず芸術分野に力を入れていく必要があるんじゃないかと思う。