アメリカに来たばかりのとき、道端で困っている家族がいた。
子供を連れた家族のうち、旦那さんがぼくに声をかけてきて「今から○○に行かないといけないけどお金が足りなくて、電車に乗れません。どうか10ドルお金を少し貸してください。」
というので、貸すのだった別にいいかと思ったのだが、とても怪しかったので話をしばらくして、何度も信じてくださいというものだから、貸して、明日またここにお金を返しにやってくるというのに、何日同じとこに行っても現れない。
10ドルだったからいいけど、これが高額だったら大変だった。
それにしてもそれなら貸してくださいと言わなければいいのに。
今となってはわかったことだが、このようにお金を求める路上の人はアメリカでは多い。
友達は携帯盗まれたことがあるらしい。。。
こちらでは日本の常識が通用しないので気をつけないとあぶない。
僕はたまたま大丈夫だったが、寝るところがあってもアメリカではホームレスとして位置ずけられる人がいて、友達は家がある人だからお金を貸したのに、結果的にお金を取られて騙されたということがあった。
家があってもホームレスというのは、車で生活している人やホームレスに無料で家を提供していることもあり住むところはある人はいる。
それでも仕事をする意思がなく、日本でいうニートとは違って、たぶん強い喪失感や絶望感を感じる人々がホームレスと言われていたりもする。
こちらではホームレスは日本より生きやすいと聞くが、それでも騙すのはやめてもらいたいと思った。