アメリカのカリフォルニアの話だけど日本と比べて傘をささない人が多いというのは良く知られている事実である。でもなんで傘をささないのか納得できる答えがなかったので考えてみた。
1:カリフォルニアでは雨があまり降らないので傘を使うことに慣れていなくてめんどくさいと思う人がいる
カリフォルニア、サンフランシスコのあたりは雨あまり降らないし年中あんまり寒くもないし熱くもない。そのため雨がたまに降ると傘を使う習慣が無いので雨に塗れてびしょびしょになった人がバスや電車に乗ってきたりするんだと思う。習慣がないと片手が使えなくなる傘はめんどくさいって思うのかもね。さらに雨が降っても昼には降らなくなることが多いので昼頃から家をでる人だと傘はあんまり必要じゃなかったりもする。使うのに慣れていないので使うと傘で遊んじゃうのかも。
日本では雨が降ると傘を使う習慣もあるし雨も多いので使うことが当たり前だと思う。
2:カリフォルニアでは傘を使うことがダサいと思っている人がいる。
雨が降ると傘をささずにフードをかぶって歩くなんていう人はものすごく多い。女子も男子もみんなフード。傘を使う習慣がないのもそうだけど傘って傘って男らしくない、弱そうって思う人がいると思う。そういうのって子供っぽい考えだと思うんだけどアメリカでは教育のレベルもバラバラすぎて偏見などを持っている人は多いと思う。そのせいで差別もなくならないんじゃないかなーって思う。男なら傘使わない、どうどうと濡れるのがいいんだよ。別にびしょびしょになるわけでもないしすぐ雨はやむよ。って思っている人はいると思う。
日本だと雨の日に傘を持たずに家をでたらびっしょびしょになって風邪引いてダサいと思うんだけど。雨にうたれるムキムキな男が男らしいと思っているのかもしれない。
3:多少汚れても塗れても気にしないという清潔感が日本と違う。
雨に塗れて服にシミができようが汚れがつこうが匂おうがあんまり気にしない人が多いと思う。僕は気にしすぎなのか雨に塗れたら服が汚くなって洗う回数が多くなってアメリカの強すぎる洗濯機のせい服がボロボロになるのが早まりそうって考えてしまうし、雨のあとに塗れた服が乾いたあとの臭いが気になってしまう。それに雨に塗れたあと、そのままにしたら風ひきそうで本当に嫌なんだけどアメリカの人は体が強いのか全く気にしない人が多い。
ビックリしたのがトイレの水でお皿を洗っている人と歯磨きをしている人が多いんじゃないかと思うこと。学校で洗っている人とかいるのを見るとテキトウな飲食店だったらもしかしたらトイレで洗っている人っているんじゃないの?って思ったりもする。不衛生だと思う。
4:歩道が悪いことが多くて雨の日に歩くと汚れることが多い。
歩道が綺麗にされていないので歩いていると汚れることがよくある。塗れてしまうし変なところに水溜りができていて、そのせいで車が通ると水が飛んでくることもある。傘よりレインコート率が高いと思うのもこのせいもあると思う。
5:雨を楽しむ文化がないわけじゃなくて違う。
僕だったら雨が降ったから塗れないようにするってことが当たり前で濡れるのを嫌う。でもアメリカの人は濡れることを嫌っていないようにも見える。何も考えていないわけではなくて楽しむということが違うんだと思う。物がダメージを受けるとか痛みやすいとか風邪引くかもしれないとかより、濡れるのも気持ちいい、雨もすぐやむし濡れたって大丈夫!って気楽な人が多いんだと思う。自分達がどう楽しく生きるのかを考えているアメリカ人らしい発想じゃないかと思う。アメリカのアニメを見ても傘をさしてでてくる人ってほとんど出てこない。トトロみたいな傘をさした哀愁漂うシーンなんてアメリカではない。雨の音や雨の風景を楽しむっていうことに欠けていると思う。英語では雨に関する言葉も少ないと思うし雨に関するかわいい歌も少ないと思う。アメリカにいて思うのは日本人のアイデンティティは雨も強く関係していると思うこと。雨が無い、雨について情緒が欠けることに日本人のアイデンティティを失っているようでちょっと悲しくなるのだ。