仕事と言えば遊びではないストレスがあって苦労があって苦しむのが当たり前、きつい仕事は無理というのは甘えという考え方があると思う。仕事でなくても勉強でも苦労してストレスがあって当たり前だと僕は思っていたがフィリピンの友達がそれは違うよ、ストレスのほとんどない仕事環境だってあるしきついことが当たり前なんていうのはおかしい!と僕に経験をふまえて教えてくれた。
友達はコールセンターで働いていたらしいけど非常にストレスの多い職場で病気になってやめたらしい。フィリピンでは暴風雨も多く最近では地震があったり自然災害が意外と多いところだからといって仕事を休むわけにはいかない、設備も悪く仕事環境としてはあまりよくないと言っていた。そんな環境でもスケジュール管理はしないといけなくて管理は大変だし顧客だってスケジュール管理できていないことも多々あってストレスが多かったらしい。
そんなことを甘えだというのは違って本人は病気になってやめているのでかなりのストレスのある環境だったに違いない。あまり上司はフレンドリーでもなく顧客も最悪、会社はビジネス優先で従業員のことをほとんど考えていないらしい。これはフィリピンの話なので日本では違うのかもしれないけど上司もテキトウな人が多いというのは想像がつく。
仕事をやめて次の職場で面接や試験があって大変だったけど職場のみんなフレンドリーだし、無料のドリンクもお菓子もあるし毎日必ずゲームがあるらしく職場を楽しくするように会社がしているらしい。ゲームの時間はパワーアワーっていうらしい。一日絶対に笑いがないと始まらないっていうし楽しいことが重要。給料はコールセンターのときと比べて変わらないけど職場環境は全く違うから全然いいっぽい。そして一人当たりに任される仕事が前の仕事よりシンプルに働いている人それぞれがストレスが少なく働いていといっていた。
仕事のタスクをシンプルにという点は僕はアメリカの仕事っぷりに似ているんじゃないかと思った。なんでも出来る人でなかく各自が特徴的なスキルを持ってそれにあった仕事を担当するというもの。それだとやることが少なくなるし一つのことに集中すればよくなるからストレスはたぶん少なくなるだろうなー。それと僕は日本のブラック企業で働く問題を考えながら話を聞いていた。日本は過労死が多い国だろうから友達みたいに楽しいと思える職場があれば過労死はなくなるんだろうなって思った。ただフィリピンでは転職ができる環境だったからこのように良い職場にいけたのだろうけど日本だと転職はまだまだしづらいものなんじゃないかと思うのでなかなか良い職場にみんながいけないだろうから日本の環境だとたぶん違うよなーって思っていた。
友達が言っていたのはストレスが少ない環境は世の中あるから職場が悪いなら離れたほうがいいということだ。
たしかにそれはそうで転職しづらい日本があるからブラック企業が残りやすいとも言えるし、フィリピンっていう日本より遅れていて怠慢な人が多いと思うのにもかかわらず、日本ではストレスない職場にいける人が少ないのは日本の働き方には遅れている部分があるんじゃないかと思うのと外国人が増えて一緒に働くとなると日本の職場では難しい部分があるんじゃないかと思ったりする。
他のフィリピン人の人にも昔聞いたことを思い出したけどお菓子食べながら仕事したり音楽聴きながらしたりはけっこうあるあるらしい。でもそれってアメリカも同じなんじゃないかと思う。音楽聴きながら仕事することで仕事がはかどるって考えがあるんだろうし、仕事を楽しくできるというのはアメリカの学校を見ていて思うのは学校でも時々先生がお菓子を持ってきたりハロウィンでは仮装したり、楽しくやろうと先生本人がしていると思う。これは恐らく職場でも同じなんだと思う。それにアメリカの看護婦さん歌いながらスキップしていた人がいたりレジのおじちゃんおばちゃんがおしゃべりばっかりしている人がいたりなんか楽しそうな人が多い。楽しく仕事をするってなんなんだろうって考えさせられる。
そんな楽しい職場じゃないと働きたくない人が世界にたくさんいるなら日本では外国人はなかなかなじめないんじゃないかと思えてくる。楽しい職場には必ずフレンドリーな要素があると思うので日本ではなかなかありえないんじゃないかと思う。上下関係を気にするし、イベントごとは遊びで仕事じゃないって思う人多そうだしハロウィンにバカな仮装して楽しむとかなさそう。真面目にみんなが静かに仕事をするのが当たり前って感じだろうし。ジョークいったら怒りそうだし遊び心がなさそう。
でも日本でも楽しい職場って増えてほしい、世界で一番職場が楽しい国になってほしいって思った。