いろんなホラーを組み合わせたコメディなんだけど、僕はあんまりホラーを見ていないので分かるものが少ないのと日本で公開されていないホラーも含まれているんじゃないかなーと思えた。わかったのがホラー映画はリングと死霊館のシスターとソウとキャビン、死霊のはらわた2で他にもいろんな映画が組み合わさってゾンビコメディ映画のゾンビランドやショーン・オブ・ザ・デッドみたいな映画にしているということ。
それとコメントでも教えてもらったが、そもそもキャビンでは色んなオマージュがあるためキャビンが元ネタというのはおかしいが、映画キャビンに沿った内容をモンスターフェスティバルは含んでいる。キャビンでは日本リングの貞子に似た幽霊やその他たくさんのモンスター、悪魔などが出てくるのでモンスターフェスティバルはキャビンをパロっているのかもしれない。
ゾンビランドやショーン・オブ・ザ・デッドをしらない人はトレーラーを見てみるとなんとなく雰囲気が分かってくる。
ちなみにキャビンでの貞子だと思う幽霊のシーン↓
ネタバレ 感想 考察
ブラッドフェストというイベントに行ってそこで事件が始まる。
会場には人がたくさんいて突然皆殺しが始まる!
出典:IMDb
みんな逃げるが実はモニターされていた!ホラー映画のキャビン!
みんな逃げて集まる。左から会場のスタッフでもあるレンジェミン、その彼女でモデルのアシェリー、クリル、主人公ダックス、その彼女でヒロインであるサム
出典:IMDb
ちなみにキャビンのときの5人、どことなく雰囲気が似ている↓
映画キャビンの設定のため主人公たちをモニターしている。
出典:IMDb
そしてみんな別の場所に移動する嫌な予感が・・・・。
出典:IMDb
突然ゾンビが出現!なぜか股間に直接攻撃している。攻撃されているのは金髪女性アシェリーの彼氏のレンジャミン。ここでレンジャミンは死んでしまう。彼氏が死んでしまっているのにアシェリーは「たぶ彼は大丈夫だと思う」とかのんきな発言であまり悲観せずに物語がたんたんと進む。このあたりは笑えるところなはずなんだけど個人的にはあんまり面白くなかった 笑
そしてゾンビの集団に終われて小屋に逃げる。ここでのやり取りは死霊のはらわた2!小屋などはとってもチープな見た目で死霊のはらわた2とは違うけどそれっぽくはしている。
そこからソウや僕は見たこと無いホラー映画ネタが続いてピエロ軍団に囲まれる!主人公たちが殺されるかとおもいきや、運よくピエロ軍団もなぜかゾンビ軍団に襲われることになってめちゃくちゃとなる。ゾンビとピエロの戦いはもっとみたかったし、それを言えばもっといろんなモンスター同士で戦ってほしかった 笑
ここでゾンビになったアシェリーの彼氏レンジャミンがあらわれて首にひっかけている会場のスタッフ専用のキーをアシェリーが取るがゾンビの彼氏に殺される。やっぱり金髪白人女性は殺されるホラー映画のお決まりパターン!次の部屋に移動した後、この映画でクリル役で、そしてスパイダーマンにも出てきたジェイコブ・バタロンがヴァンパイアに殺されちゃう。おとぼけ感が面白いんだけど殺されるのが残念。
ちなみにキャビンでもピエロは出てくる↓
そしてこの物語は最後に向かい黒幕は主人公の父親ロジャーで共犯の主人公の妹のジェイミーだった!
ジェイミー↓
殺されるかと思いきや逃してくれて父親ロジャーとジェイミーは謎のタワーへ向かう。主人公達は脱出しようとしたが主人公をカメラ越しにモニターしている人たちにドアがロックされ逃げられない。そこでトラックに乗りタワーに向かうこととなる。
タワーに着くまでいろんなホラー映画から来たんだろうなーって思うキャラがでてくる。リングの貞子、や死霊館のシスターなどなど。そして途中で助手席に乗っている彼女が取り付かれて悪魔?になる。吐くシーンはエクソシストから来ているのかな?
ダックスはエレベーターに逃げ込み塔の頂上に向かう。しかし、父親ロジャーがみんなまとめて死のうと自爆装置のようなものを取り出し、妹のジェイミーが父親を殺して危機を回避する。しかし悪魔になっている彼女はなぜかエベレーターにきちんと乗って頂上までやってくる。ここでバトルが始まるが腕につけているブラッドフェストのイベントのベルト取ることで元に戻り映画はハッピーエンドで終了だ!
元ネタが分からないと意味がわからなくて面白くないんじゃないかと思ったのでゾンビランドとかショーン・オブ・ザ・デッドに比べると僕はあんまり面白くなかった。例えば貞子だって何もせずに終わっちゃうし怖いとこをみせてこないので貞子を知らなかったら「何?あの髪の長い人」ってなっちゃうし、途中のキャラクターも僕はわからなくてなんかのコスプレか?って思ったりした 笑 でもホラー映画が大好きでよく知っている人は楽しめるんじゃないかと思う。
この映画で一番よかったのがジェイコブ・バタロン!キャラが面白くて実際に友達にいたら楽しいやつだろうなーって思えた。映画のキャラ設定もなんかコミカルに見えてちょっとおとぼけなところも面白かったしもっとしゃべってもっとおとぼけ感を出してくれても面白いんじゃないかと思う 笑 このキャラは良かった。
彼がいなかったらこの映画は面白さが半減したと思う。
出典:IMDb
そして彼女役のセイチェル・ガブリエルが綺麗!綺麗だけあってヒロインに選ばれたのも分かる!こんなに綺麗なのに口から吐くからそのギャップがまた良かったりする 笑
出典:IMDb
あれ?って思ったシーン これはミスなのかわざとなのか 笑
タワーに突撃して気絶しているシーンではベルトをしている。でもダックスはベルトをはずさずに降りたはずなのに、すぐ次のシーンでまだ気絶している彼女のベルトが外れている!ベルトが外れていなければ襲われることにもならなかっただろうけど、それでは面白くないからいいんだけどちょっと変だと思った 笑
ベルトがはずれている!↓
すでに目が覚めていて寝たふりをしているとか?
それとも超能力で体を動かさなくてもベルトをはずしたとか!?
それともやっぱり製作のミスなのか。
トラックのシーンでは倉庫内ではライトが照らされていたのに突然ワンシーンで暗くなる。演出としては面白いだけど、違和感があった。
突然暗くなっている!↓
しかも主人公達は閉じ込められているはずなのにトラックに乗り込んだあと倉庫の扉が開いている!今まで閉じ込められて悲しんでいたのはなんだったのか 笑
反対側の扉だったとしても開くのであればトラック乗って逃げれるのにーって思った 笑
閉ざされた扉のから父親ロジャーが出てきたときの扉の向こうは明らかに外。外につながっているんだからトラックで行けばいいんだけどなぁーって、つっこんだらきりがないんだけどちょっと思った。
さらにこのダンボールいつ用意したんだって思った。ダンボールは倉庫にあるけど出口ギリギリに置かれていなかったんだけど 笑。
ダンボールの山積みも出口ギリギリに置かれているわけではなかった↓
倉庫の扉は映画キャビンの設定のためモニターされている人にロックされているはずなのに倉庫のシャッターが開いていて、ダンボールが突然ギリギリに置かれている。モニターしている人はきちんと仕事しているのかな?コメディだから仕事していないのかな?
こういったことが映画ってあるから見ていて面白い 笑
ホラーコメディなので設定にツッコミどころがあるのはしょうがない。
そして最後のシーン塔の中では彼女の口元はしっかり汚れていてダックスの顔も汚れているが、
外に出た後のシーンでは彼女の顔はかなーり綺麗になっていて口元も綺麗、額の血の量が変わっていたりするしダックスの顔はもっと汚れてしまっている。塔から降りるまでに何があったんだ 笑
他と比べて低予算な映画ではあるけどそれでも1億2000万円かかっている。たけー笑
モンスターフェスティバルを見た後はキャビンをまた見たくなってきた 笑
コメント
元ネタのひとつにキャビンを挙げているがそもそもキャビン自体がホラー映画のオマージュ作品なので元ネタというにはおかしいよ。
教えてくれてありがとう!