日本はまだまだ人権に対してやっぱり遅れているのかも

この問題は昔から言われてきたことだと思う。

でもアメリカでの生活を通して思うことは、日本はやっぱり人権に対する意識が薄いんじゃないかと思ったことだ。

例えばニュースでも過労死自殺をする人は日本の有名企業に勤めている人が多いと思う。
日本の労働基準法では残業をある程度認めているとはいえ、その認められている残業時間いっぱい働かせるのが当たりまえというのはおかしな話だ。日本を代表しているといってもいいような企業で働く人たちでさえものすごい残業をしていると思うと、人権というものがあるのか?と思った次第だ。

そもそも憲法で健康で文化的な最低限度の生活を営む権利が保障されているとしても、この最低限度というのが少し謎だ。なぜ十分な生活を営む権利が保障されてないのだろうか。どことなく個人の生活を軽視されているようにも聞こえる。
それに刑務所に入った人は社会的に非常に生きづらくなるということも、人権の薄さを感じる。

アメリカでは人権に対する市民の訴えはテレビでも放送されるし、ものすごく意識が高いように思う。そんなに、アメリカの人達だと、「そんな働かせるんだった辞める」っていいそうで、会社が成り立たないと思うし、会社も訴えられるリスクもあるからむちゃくちゃな労働を毎日もさせないと思う。

たぶん日本だとみんなが遅くまで働くのが当たり前みたいに思っている人がいるだろうから、それだとなかなか改善されないんだと思う。主張する人が少ないからか、みんなと同じことをし続けているのかもしれない。
日本人は本当に主張しない人が多いから、損なことに巻き込まれることは意外と多いんじゃないだろうか、レストランの席に通されてその席が嫌なら移動させてもらうとか、店員がむかつくような対応だったのにチップは払うものだから払うとか、海外の人からも舐められるし、日本の会社からも従業員は人権という点で舐められているのかもしれない。
従業員は忙しいかもしくは適当な会社は仕事は無いのにだらだら仕事を遅くまでやったりするだろう。遅くまで仕事を忙しくしてもだらだらするのも変な話だ。

あと、日本でゲイやレズってこそこそしているイメージがある、テレビに出ている人以外はこそこそしてるんじゃないだろうか。
たぶんアメリカの田舎だとゲイ、レズに対してまだ考えが遅れている人はいるだろう。
でもアメリカのサンフランシスコで様々な人、考えを受け入れて生活をしている人をみているとこそこそすることってないよなーって思ってくる。精神的にも良くない。僕はゲイではないけど、もうー周りにゲイレズがいるのには慣れた。サンフランシスコは様々な人を受け入れる聖域だけど、日本の何かの聖域になればいいのにと思う。完璧に人種差別をしない聖域になればいいのに、そうすれば世界から必ず注目されるだろう。アメリカでは人種差別は禁止、タブーだけど、やっぱり差別する人がいるんだ。これは完璧に差別が無い国があれば注目にあたいすることだと思う。サンフランシスコでさえ声では差別はほとんど聞かないけど、地面や壁のラキガキからは差別発言も見られる。

日本は現状維持を求める人たちがたぶん多いと思う。主張しない人が多いことも現状を変えたくないといという表れなんだと思う。出来れば今を変えたくない人たちが多いんだと思う。
僕はどうだろうかというと、アメリカで不利益なことがあれば文句言うし、英語が伝わらなくても分からせるまで言う。

経済的成長が遅くなったアメリカでさえ、日本より活気があるように見えるのは本当に頭がおかしい人たちが奇抜なことをするから、何か新しさがあるんだと思う。
新しいことをしようとすると、現状、相手、自分を変える必要がある。

例えば物を売りたくて、相手が買いたくなくても買ってもらうには相手を変える力がないと駄目だろう。それはケンカみたいなものだ。そして自分に興味さえもってない行きかう女性を引き止めてナンパするようなものだ。
この精神が日本では少ないのではないだろうか。この精神があれば人権に対しても現状を変えようという人が多くなるだろう。異文化と異文化はぶつかりあうかもしれない、お互いが思っていることを言えば理解できる。言わないと理解さえできない。

日本では貧困格差が広がっているとっても、まだまだアメリカに比べれば格差が少なく、全体的に豊かだと思う。みんながそこまで危機感をもたないから人権にもあまり意識がいかないのだろうと思う。

そういえば、タレント出川がサンフランシスコでめちゃくちゃな英語で目的地まで行くという番組があったと思う。あの放送が面白いのは日本人で英語を話せる人や聞ける人がやっぱり少ないからだ。いくら英語教育を大学までしててもやっぱり話せて聞ける人は少ない。
出川のすごいところは、伝わりづらい発音でも分からせようとするところだ。
あの行動力があれば日本は変わると思う。そしてあの番組が面白いと言われている現状は、日本人の多くが積極的に現状を変えていけないということを表わしてしるのだと思う。
さらに日本人がしなさそうなことを日本人の出川が代表してやるから面白いのだと思う。

冗談のようで効果的かもしれない人権意識の薄い現状を変える一言は、

日本人よ、ナンパしろ! 笑
そしてびびるな英語で話すこと!

自分を変える相手を変える、現状に満足しないそれが人権意識も変えると思う。

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