アメリカではいろんな国から来ている人がいて中には日本のアニメファンもいる。僕の周りの人の傾向としてアメリカ人は日本のゲームファンが多いけど日本のアニメは特定のものを除いて見ていない人が多いと思い、アジアからきた人は日本のアニメもゲームも好きな人が多いと感じている。
アジアからきた学生の韓国人や中国人の中に日本のアニメ美少女が好きな人がいるのだ。日本のようなアニオタには見えないけどアニメ美少女が大好きなのだ。
なぜアメリカ人よりアジア圏の学生のほうがアニメ美少女好きが多いのか?
僕の考える理由は5つある。
1、アメリカではアニメで肌を露出しすぎと判断されるものは描写を変更される。これはゲームでも同じだ。子供への配慮だけども、この変更でアニメを見た人がアニメを見て女の子を好きになる数が少ないのだと思う。アニメやゲームの中で露出の高い女の子を捜すよりアメリカ映画で探したほうが早い。アジア圏でも検閲があるだろうけど、アメリカ人と比べて顔の好みがアジアよりのな為、アニメの露出が少なくなったとしても好きなりやすいのではと思った。
2、女性としての魅力のアピールがそもそも違う。アメリカ女性は明らかに胸やお尻を強調していると思う。それを魅力と思う男性がたくさんいるのだ。アニメの女の子の胸を小さくされ胸とお尻の強調が減らされるとアメリカ男性が好きになる可能性は低くなるのだろう。反対にアジア圏ではアメリカほど胸やお尻を強調することに恥ずかしいと思う人も多いと思うので、アニメの描写を変更されたとしても好きになりやすいのだろうと思う。
3、アメリカでは2次元より3次元のほうが好まれる傾向がある。アメリカにも2次元を好きな人がたくさんいる。特にゲームに多いと思うがそれでも3次元ゲーム、リアルな描写の映画のほうが人気が高いと思う。これは欧米諸国の宗教からも説明できると思う。アメリカはヨーロッパから流れてきた人から出来てきた国なのでヨーロッパの考えは引き継いできていると考えると、二次元より3次元の偶像崇拝、女性への好みは日本のアニメの童顔より大人びた顔のほうが好みだいうことだ。日本に比べて3Dやリアルなものに興味が強いと感じるのとアメリカら出てくるゲームは妙にリアルな死にかたをしていたり妙に血が飛んだりとリアルに対するリスペクトが高いと感じる。アニメはリアル差が足りないので好む人が少ないのではないかということだ。中国と日本を見てみると漢字という共通点がる。漢字は英語より絵に近い2Dアートのようなものだ。日本でも中国でも平面の絵のほうが一般的だったわけだし2Dに親しみをわきやすいのだと思う。
4、文化が大きく違う。上のこととも同じようなことになるがアジア圏とアメリカでは文化が大きく違う。文化が2Dを好みにさせやすいのか3Dに興味も持ちやすいのかという傾向を分けやすいのではないかと思ったことだ。アメリカではものごとはきちんと言わないと通じないしトラブルのもとになりやすい社会であり、これをローコンテクストという。逆に言葉を使わなくてもコミュニケーションが成立しやすい社会をハイコンテクストという。ローコンテクストはアメリカのようにいろんな文化から集まってきた人がいる場所では必要なことだと思う。ハイコンテクストはお互いに共通のものがあるとわからないと言葉のないコミュニケーションはとりずらくなる。そしてハイコテンテクストの人は言葉を必要としないコミュニケーションをとるので頭を使う傾向にあると思う。ローコンテクストだと想像するより口だして言うことを優先するので意外と深く考えようとしないように感じるし、それはシンプルな考えでもある。アニメというのは3D情報をたくさん削除して形にしたもののため意外と頭を使うメディアだと思うことだ。たぶんだけどアニメの顔よりリアルの顔のほうが赤ちゃんは顔と認識しやすいのではと思う。ローコンテクストだと創造力に欠けるのではないかと思うのだ。これは差別ではなく文化から考えた僕の想像だ。アメリカ社会はトラブルが多い社会である、これは教育問題もあるのだけど自分でじっくり勉強もしくは想像すれば解決できそうなことが多いのにそれをやらない人が多いのではないか?と感じるのだ。簡単な例がご飯の食べ方。太っている人が健康のためにサラダばっかりのランチを食べているけど、飲み物は健康そうに見えるドリンクだけど砂糖がけっこう入っているドリンクを飲んでたりする。我慢が足りないのではないだろうか?これが頭を使わなくても受け入れやすい3D、リアルな描写のほうが好まれる原因なのではないだろうか。アジア圏はハイコンテクストな文化よりだとおもうので2Dも受け入れやすいと思うし、そのおかげで日本人と話も合いやすいのだと思う。
5、アニメはワビサビなのではないだろうか。ワビサビという考えはアメリカにはない。アメリカ人もワビサビを理解することはできるが、そもそも社会に根付いたものではない。日本は四季と綺麗にマッチした自然と家と人の交わりが豪華な黄金より良く見せる。そのためには雰囲気にあわない不必要なものをリアルから除かなければならない。リアルから不必要なものを取り除いてその物の良さを引き立たせるテクニックそれがワビサビなのだ。かわいさを引き立たせるために出来たアニメ美少女を3Dにすると違和感があったりする。これはワビサビ、2Dというのはものすごく力があり、リアルな世界より2D世界がよりよく引き立たされて視聴者を虜にするからだと思う。これはヨーローッパではビザンチンアートにも似たようなことが見れる。
ビザンチンアート。
それは黄金ではあったけど平面でリアルさがすっかりかけたスピリチュアルなアートだ。この当時偶像崇拝は禁止されていたため、逆に偶像崇拝を求める声も出ていたのではと思う。その結果、偶像崇拝がメインの宗教が世界の中心となっていき2Dより3Dが好まれやすい社会になったのではないだろうか。2Dというのはものすごい惹きつける力があるのだ。アメリカのアニメというのはかわいいというより変な見た目が多い。その変な見た目、奇妙な行動が面白いと思う人が多い。とてもシンプルだ。それに比べて日本のもえキャラはそのアメリカの奇妙さとは方向性が違うので理解できない人もいるのだと思う。
アニメ美少女を好む傾向が強いと思うアジア圏の留学生の美少女の好みは日本の美少女ファンと同じような気持ちなんじゃないかと思うのだ。例といえば艦隊コレクションが大好きでそんあ人に限って同じ中国人、韓国人の女の子は好きじゃない、日本人の女の子が好きだというのだ。アニメ美少女と日本の女の子を重ねてみているのだ。それは幻想でしかないのにかわいそうになかなか幻想から脱出できない。それだけ2Dの力は強いのだ。そしてこの点からアジア圏の美少女アニメ好きが日本人女性と付き合いたいという発言とアメリカで美少女ファンでもない人が日本人の女の子と付き合いたいという発言には幻想を持っているけど本気に付き合いたいと思っているのと、軽く遊びでいいから付き合いたいという違いがありそうでアニメ美少女ファンはマジメだなぁと思う。
それとアメリカの男子の女の子の好みが胸がでかい、おしりが大きいというのが好みということだ。彼らの好みはシンプルだけどアニメ美少女にも胸が大きくとお尻を強調しているキャラはたくさんいる。アニメ美少女ファンでないアメリカ人の好みとアニメ美少女好きとでは2Dと3Dの違いはあるものの似た好みではある。アニメ美少女ファンのほうが胸大きいのが絶対にいいと思っていない人もいると思うので幅広い好みの趣味の人が多いと思うが、少なくとも胸と尻を強調したキャラが好みという美少女アニメ好きもいるのは間違いない。何がいいたいかというと、古代から現代までこの女性への好みというのは変わってきたということだ。古代では計算にもとづく体つきでほどよく筋肉がついた女性が好まれ、完璧な体が神に近い存在だった。ギリシャになってもその傾向はある。古代からギリシャまでは全裸に近いものが多いので、胸を体をこれでもかと強調しているものは少ないと思う。中世になると服装の関係で女子絵は胸を強調しているがお尻を強調してる服というのはあまりみない。
アジアでも胸やお尻を強調する服というのはほとんどなかったと思う。それが現在ではアニメ美少女フィギュアを見てもアメリカの映画を胸とお尻を強調してるのが多い。男性の好みというのは世界で変わり続けてきたのだと思う。そしてその好みが2D3Dと違うだけで少なからず似ているのだ。
リアルの女性に対してもアニメに対しても同じような好みを求めようとしている。アメリカ人ならそのような女性は多いと思うが日本女子には少ない。体の構造も違うし文化も違い。アニメ美少女好きは日本人女子好きだったりするので日本人の胸とお尻を強調している子を彼女にしたいという幻想はかなり難しい願いだろうなーと感じる。
美術に関する他の記事