美術を学ぶこと

美術を学ぶことはその人のアイデンティティを形成することになると思う。
自分はどういったバックグランドがあるのか、自分とは?ということだ。
現代社会がどんな社会なのかというのも美術から見て取れることができる。

簡単に言えば僕にとって美術を学ぶとはアニメ、漫画、そのほかサブカルチャーを学ぶこととつながる。西洋の中世芸術を学んでもどの時代のアートも社会を反映しているし、それぞれ社会に対して新しいチャレンジがあったと思う。現代社会に美術を通して新しい挑戦というのは昔ほど大きなことはないと思う。昔は宗教上の問題、戦争、命が短い、いろんな生活の規制がありアートを通してそれらとなんらかの関係性のあるアートを作ってきたと思う。神とか見た目に威厳?強さを表現するかのような建築物とか。

アニメやサブカルチャーからどんな美術を学ぶのか?というと、美術って総合的なものだと思う。作り方、書き方、トレンド、アニメが人気な訳とそこから社会的なメッセージ。古代ギリシャのドリフォロス像が見えない神を信じる人々がいる社会で彫刻を通して神を表現しようとしたものであり、神をパーフェクトな体を持っていると信じられていた。ドリフォロス像は社会が必要とする神を表現した象徴的な像なわけだ。アニメも時代にあったトレンドの見た目のキャラ、ストーリーがあり奥が深い。2Dドローイング、2DペイントもしくはCGアートであるアニメを通して日本社会さえ考えさせられることはアニメが強いメッセージ性のある美術、アートであると言える。

よく芸術ってなんなのか?っていう話をする人いるけど、小難しいことを言って結局なにを言いたいのかわからない。芸術ってその人が芸術って思えば芸術だよ。デザインは人の生活を豊かにするためにあるとか言う人もいるけど、間違ってないけどデザインはいろんな使われ方されるから豊かにするためだけじゃないよ。なんでも芸術になる。日本のヤンキー風の格好って海外では見ないからその格好だって面白さもあるし、時代ともに変わってきた見た目もある。難しい髪型をよく昔の人はしたんだなぁって思うと、その髪型は芸術だよ。昔の人のリーゼントの写真をネットで見ると「す、すごい」って思ってしまう笑 ジョジョか?とも思う 笑

美術ってお金にならないってよく聞く。でもそれは美術の分野によると思う。彫刻を学んで彫刻を売りたいって思ってもなかなか売れないだろうけど、コンピューター関連のアートは需要は高い。またアニメキャラをうまく描けて自分の作品を持っているとアメリカでも需要はあると思う。アメリカでは同人というのを聞かないけど、2Dドローイングをする人はたくさんいるしそれらを買う人もいる。建築も美術の一つだから建築は需要高いだろう。ファインアートもうまい人は日本以外で売れる可能性はあるからお金にはなるだろうね。なかなか日本でペイントされた大きい絵を買いたいとか墨で描かれた絵を買いたいとかは聞かないけど。
美大で石膏デッサンして何か意味あるの?とか。あるよー。物の形を捉えるのがうまくなる。僕は石膏デッサンしないけど、石膏は大きいし邪魔だし。家にある物をを適当にデッサン練習することはある。何のために?絵を描くのが好きで形をうまく捉えて描けるようになりたいから。

抽象的なアートを好む人もいると思う。そんな作品作って誰が買うのっていうような絵やゴミのような物。僕は抽象的なアートを売った事も買ったこともないけど、普通にやったら売れないと思う。そのようなものもメディアを使って見てもらうようにしたり、メッセージ性をきちんと伝えたりしていれば展示とかで人は集まるかもしれない。まー結局美術って自己満足だけじゃないけなくて売らなければいけないものだと思う。そうしないと生きていけない。
少年漫画が子供達の気持ちを理解しないと売れないというように、売りたいターゲットを明確にして美術作品を作らないといけない。芸術家とは大変だぁ。少年漫画を買う少年たちはパトロンのようなものだ。多くの芸術家はお金を出して買ってくれるパトロンを見つけてパトロンの好むような作品を作ってきたんだと思う。ファインアートとか彫刻とかは特にたぶん特定のパトロンが重要になってくるだろう。

話を戻してアイデンティティの形成だけど、結局その人がどんな美術を学びたいかがないとアイデンティティの形成にはならないと思う。学びたいことがあるから学ぶも対象の美術作品から人の中身が形成されていくと思うからだ。たぶん日本の美大に行くと職人のような人を作る美大が多いんだと思うけど、つまりうまく描ける人になったり、うまく作れるようになるとか。でも美術ってそれだけじゃなくて作るだけじゃなくて他人の美術作品からそのすごさを読みぬく力もつけたり、その対象の美術作品を良いと思う人の気持ちを理解しようとしたりといった職人気質てきなものだけじゃない。例えば僕はアニメに関していうけど進撃の巨人。あの作品はとても綺麗にかけていると思う。いくつかの背景や巨人は3Dだったりするけど細かく描かれたキャラクターはすごいとしか言えない。ジブリの背景だってすごい。手描きで描かれた作品が多いなんて信じられないくらい細かい。普通の人だとあそこまで書けない。だから価値があるんだよジブリの作品も進撃の作品も。ジブリのストーリーってなんかめちゃくちゃなこともあるけど、絵はすごいね。

美術とはかけ離れているように見えて密接な数学。数学だってアートだよ。
数学の世界で表現できるものは今はなんでもコンピューターで表現できる。
数学を何で勉強するのか?理由はいろいろあるが、美術の関連から言えば美術をもっと知るためだよ。数学ってやる意味なくない?って言う人は、たぶんやりたいことがないんだよ。
ドリフォロスが黄金比を使って作られているのは有名だけど、昔のアーティストは簡単な数学を使ってアートを追求していたと思うと数学ってすごいなーって思う。

何がいいたいかというと、美術を学ぶって結局自分自身との戦いだし、小難しく芸術とは!っていう話じゃないと思うって話。

美術に関する他の記事

美術なんて学ぶ意味ないという人がいたので、反論を考えた

外国人の日本の美少女アニメファンについて思うこと

見た目は重要

スポンサーリンク
レスポンシブ 広告
レスポンシブ 広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。