アメリカンスマイル

アメリカでカルチャーショックを受けたことの一つにアメリカンスマイルがある。

道ですれ違って目が合うと、9割ぐらい軽く笑顔を返される。

日本では知らない人にすれ違って目が合っただけで笑顔を返すということはない。

このアメリカンスマイルには最初どうしていいのかわからなかったので、けっこう焦った。

なかなかすぐに笑顔が出てこなくて、顔が引きつりそうになったこともしばしば(笑)

さらに、早朝にすれ違うとかなりの割合でグッドモーニングと挨拶される。

僕はこんな経験を日本ではしてなかったので、すぐに返答できなかった(笑)

いい加減さがあるアメリカだけど、なんか生きづらくないのはこのちょっとした挨拶や笑顔を当たり前のようにしてくる習慣も少なからず関わっているだろう。

逆にこの習慣があるアメリカ人がこの習慣のない日本人を見たときに、日本人は機嫌が悪いように見えると言う人もいた。例えて言うなら、ときどき日本のテレビで流れる北朝鮮のテレビニュースキャスターはどこか怒っているようにも見えたけど、これは日本と北朝鮮の気持ちの表わし方に差があるからだと思う。この差はアメリカ人と日本人の感覚の差でも同じようなことが言えると思う。もしかしたらアメリカの友達からすると、日本のテレビ番組は怒っているように見えてるかもしれない。

海外の人を理解しようと思ったり仲良くなろうと思うと、この感覚が重要だと最近感じる。日本でこの感覚は学ばないので多くの日本人が、実際のところ海外からどう見られているかわかっていないと感じる。

アメリカに旅行に来る際には笑顔と挨拶はできるようにしておいたほうが良いだろう。

例えば、「日本人って他のアジアの人よりフレンドリーだね」っとなる。これができないと、「日本人ってストリックでいつもシリアスで近寄りづらい」と残念な結果になる。

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