こんなことを話すと、そんなことを考えられること時代、生きやすい証拠だよ。食べることにも苦労して生きることがやっただった昔は、生きやすいかどうかなんか考えなかっただろうから。
という人がいる。
僕は全く話がずれていると思う。
社会は昔より今、今より将来もっと生きやすい社会になるべきだと思う。
極端な生きることもままならなかなった時代と比べるのではなく、戦後から過去10年くらいまでの間で考え生きやすくなっているのかということだと思う。
まるでギリギリ生きていた時代より今は生きやすいよ、だからそんなこと気にすることないよというのは現実の問題を見ていない。それでは今はギリギリ生きていた時代よりいいから社会なんてよくしなくてもいいのだろうか?法律も変えなくていいのか?教育レベルの向上は必要ないのか?まったく違う。
今は昔より物も多くなり、技術の向上により生活は昔より格段に生きやすくなったという人もいる。例えば携帯電話、電子書籍。そして距離に関わらず人とコンタクト取れやすい世界になった。さらに法律の整備による労働環境はよくなっている。という人もいたが。
それはどこの会社の労働環境のこと言っているの?って思う。
携帯電話ですぐに連絡取れるようになったおかげで人とのしがらみが増えたといえないのだろうか?携帯、SNS中毒は社会問題ではないだろうか?法律整備しても法律を守らない、厳しく取りしまっていないのではないか?社会がよくなっているのであれば、高い自殺率はどう説明するのか?日本は男女平等だというけど、本当に平等だろうか?法整備はしても人々の意識の中に差別に対する考えがしっかりなければ、やっぱり知らない間に差別して相手に不快な思いをさせているのではなか?法整備と人々の意識がそれぞれ追いついてないのではない?
弱い者はどこの世界にもいるし、昔も今もいる。弱い人たちは生きづらいというでしょう。でもそれは仕方が無い。弱い者は強くなるように努力しなければいけないし、出来ないものは生き残れない。どんな世界でもこれは通じるルールだよ。動物だって一緒だ。という人もいる。
ものすごく薄っぺら過ぎて本気で言っているんだったら面白ろすぎだ。
弱いがいるから助ける仕組みが必要なんだよ。障害者などほったあらかしなのはいいことか?
なんかのマンガ見すぎか?人間社会は動物と同じ社会なのか?違う。動物はそうやって死んでいくかもしれないけど、人間社会はいろんな仕組みで支えあうことができる。
弱い者は生き残れない強くなれ!というのは強いものの問題を根本的に見ていない発言。
問題をきちんとみないなんて失礼なのか、頭が悪いのか、めんどくさがりなのか、言われたほうはいい気持ちじゃない。
僕は今は昔より生きづらくなっているんだと思う。
バブル前から働いている人に聞くと、仕事をやめても仕事は見つかるし、チャレンジもいろんな人がしていたと思うと言っていた。
それ対して、今は仕事をやめると再就職も難しかったり、実際に再就職できていたとしても、簡単にやめると再就職は難しくなるという風潮はあると思う。
また携帯電話なども生活の質を少なからずあげているが、携帯中毒は世界的な問題。本当に生活を良くしているのかどうか疑問なときもある。
多くの人がインスタグラムによりうつになったり悪い気持ちになったりしている。さてこれは本当に生きやすくなっているのだろうか?
日本では電車に乗ってもお年寄りにも席を譲らない人が多い事実や、給料が上昇しづらいという将来への期待が薄くなっている点、でも昔より時間に追われるようになったんじゃないだろうか?不器用な人間は損しやすく、弱い者に厳しい社会になりつつあるんじゃないだろうか?
日本が高品質のサービス、商品を提供しているのは世界でも知られているが、その高品質を提供する代わりに、人に優しくなれない、弱い者に厳しい、当たり前のことが出来ない人は異常扱いという人間性を失う社会になっているとしたら恐ろしい。人を認めて上昇していくものも、とどまるものもお互い称えあえる人間性のある競争社会はすばらしいけど、これが人を蹴り落として上昇していく汚い競争社会にどんどんなっているとしたら。
今の時代は昔より生きづらくなったんじゃないのかな。
この社会が生きづらいとすれば、解決策はあるのか?
これは非常に難しいが、僕はアメリカと日本とを比べて感じたことが一つの答えでもあると思う。それは
もっと自分の気持ちに素直になる。周りがどんな目でみるとか関係ない。したいやりたいことをやる。例えば、食べ方を指摘されても僕はこの食べ方で食べたいんだ。もちろんマナーも重要だけど、楽しむことも重要なんだ。
外でヘッドホンをつけて音楽を聴きながらノリノリでもいいじゃないかと思う。
それといろんな基準なんて当てにしないこと。
モテる男性、女性、稼ぎ人、30代、40代など求められる人物像とか他にいろいろ。そんなことはすべて当てにしない。その基準ばかり追いかけても自分のやりたいことではないかもしれない。素直になることが重要なんだと思う。
あと日本は知らない人と会話が少ないから、もっと会話していくといいよね。
そうすると相手にも変な敵意をもちづらくなるし、恥ずかしさも減るだろうし、人を助けやすくなるんじゃないかな。
アメリカで歩いていると近所でヘッドホンして踊っている黒人さんがいていつみても自由だなって思う。ジム行ってもおじいさんが重いものもって「うごぉぉおぉーーーー」って叫んだり、高校生くらいの女の子がジムで重いもの持って「うぉぉぉっぉーーーーーー」っていってたり、まぁ好き勝手だよ。アメリカにはアメリカの問題があるからなんでも自由がいいとは言わない。マナーがめちゃくちゃ、自分勝手、日本と比べて低サービスがあたりまえなのにチップを要求してくるとか。電車にのると結構な確率で知らない人と話すことが多い。横に座った人、目の前にいた人とか。話すとなぜか相手はちょっと不快なことしても許せるんだよね。例えばバックパックがあたったとか、でかくて汗っぽいくて嫌だなぁって思っても、話でいい人、面白い人とかだとなんか許せるんだよね。相手を少し知ることで気持ちが少し和らぐんだよ。
それとやっぱり働きすぎな人が日本では多いと思うから働かないようにすることかな。
働く時間や日数を減らすと取引先や顧客に迷惑がかかる、顧客離れになるとか思うかもしれないけど、みんな休み必要があるんだからしょうがないよ。お互い様。会社が休みでやってないのなら、「休みかしょうがないな」と思うほうが仕事を無理にする社会環境より健全だと思うよ。