アメリカの病院に行っておもったこと

アメリカの病院に行くのは初めてだったので不安がすごかった。
電話で予約するようなところもあるが、基本、緊急用の予約しなくてもいい窓口に行く必要があったと知った。

ただ僕はそのことを最初知らなかったので、どこの窓口に行けばいいのか迷ってた。
そしてCTスキャンなどが必要な場合は町の小さな病院ではなく大きな病院に最初からいくべきだった。

アメリカでは医療保険が必要で、医療保険でほぼ全額支払えることができる。
電話で予約しようとしたときも医療保険持ってますか?どこのを持っているのか?とか聞かれた。意外と日本の医療保険のことが知られていなくて、僕は不安になっていた。

最終的に行き着いてたのが大きな病院で緊急の窓口にあるところだった。
入り口に入ると、空港などである金属探知機を通らないと入れなかった。
そして医療に関しての英語に不安があったがセキュリティの人が受付で用紙に書くようにと教えてくれてなんとか最初は大丈夫だった。家を出てから病院に着くまで1時間はあれこれあってかかった。

最初名前が呼ばれるまで椅子に座って待っていたが、いろいろ面白いものをみた。
それはアメリカではマスクしてない人も多いので、病院内ではマスクをしていない人も多い。また受付では無料のマスクも置いてあって使っていいのだけど、使う人が少ないのにも驚いた。そしてそのマスクはしっかり口と鼻を覆うもので、日本では良く使うようなマスクではなかった。
そしてやっぱり日本ではみられない態度の人がいろいろいた。例えば足を椅子に上げてて寝る人、椅子を大量に占領して仰向けで寝ている人。あと生りんごにかじりついている人とか。

しばらくして、僕が呼ばれて受付の横の椅子に移動した。そして男性がいろいろ症状を聞いてきた。僕は彼がドクターなのかと思ったが、なんでみんないるところでいろいろ聞くんだろうと変に思って、あなたがドクターですか?と聞くと、僕はナースだよ。ドクターに会う前にある程度症状を確認しておくんだよ。と言っていた。

男性もナースと呼ばれて男性のナースも多かったのにも驚いた。しかもナースはガムを噛んでいる人が多かった。

しばらくして、ドクターに呼ばれて診察してもらった。ドクターに呼ばれるまで1時間ぐらいはかかった。待ちくたびれていた。
僕のドクターは髭が特徴的なおじいさんだった。そしてCTスキャンもするからウェイティングルームで待ってってと行って、ナースの人に指示をだして僕を案内してくれた。

待っている間、びっくりしたのが体が多き太めの黒人女性が車椅子に乗せられ通路を押されてきたのだけど、その女性はたぶん痛みがすごいんんだと思うんだけど、泣きながらいつ診察してくるの?みたいに叫んでた。
そして顔をしかめている人の多さ。日本では我慢している人も多いのかもしれないからかあまり顔をしかめている人をみないと思うけど、こちらでは多いと感じた。

そしてセキュリティの人の多さ。何人もセキュリティの人が通路を歩いていた。

アメリカ人はルーズな人が多いと思ってたけど、ナースを見ていると機敏に動いて忙しそうだった。でも中にはたまに鼻歌を歌いながら歩いているナースもいて面白かった。
それとナースは良く患者に声をかけてると思った。もうすぐ呼ばれるよとか、肩をポンと叩きながら言ったり、ちょこちょこ患者を肩あたりをさすったりいたわっているのがわかった。
アメリカ人は知らない人同士が話して仲良くなりやすい社会だと思ってたけど、病院でもアメリカ人ナースはフレンドリーだった。そしてイレズミしているナースとかも多いと思った。

20分後、僕の名前を呼ぶ男性ナースが別の部屋に案内してくれた。そこで血の検査をしたのだけど、僕は注射が嫌いで注射をしているときに嫌な顔をしてたら、セキュリティの人が僕のかをニコニコしながら見て、注射が終わった後大丈夫だったでしょ?虫の蚊ぐらいだよね。とか言ってきた。そんなにニコニコする人を注射するときに日本で見られたことがないから、どう対応していいか迷った 笑

すべての検査が一つ終わるたびにウェイティングルームに戻り、名前が呼ばれるまで待つを繰り返し、すべての検査が終わるのはドクターに診察してもらった2時間後ぐらいになった。

そして別の部屋を案内され待っていると、違うドクターが入ってきた。
そして真剣な顔で僕に症状を伝えた。僕の症状は一週間で治るものだったので問題はないが、
医学の用語でわからないので、困っていると受話器が二つ付いている電話を用意して翻訳者を通して会話しようということになった。これには驚いた。翻訳する会社がアメリカでは発展していると思っていたが、まさかここでも翻訳会社を通して会話するとは思ってもなかった。けっこう助かった。
でもそんな厳しそうなドクターだけど、やっぱりアメリカ人。自分の知っている日本語をちょこちょこ出して会話してくる。面白かった。

このあと支払いをしないといけないのだけど、僕は自分の保険が使えると不安だった。保険が使えるかどうかわからないまますべての検査をしたのだから保険が使えなかったらどうしようと思っていた。しかも何度も僕は自分の保険が使えるか知りたいと、診察する前から聞いていたのに、わからないしか受付の人は言ってくれなかった。

そして僕は椅子に座って待つように言われて待っていると、担当に人が保険について聞いてきた。日本の保険カードを見せると、これは使えるかわからないといわれて僕から離れてしばらくしてまた戻ってきた。だいたい30分ぐらいだったと思う。そして保険は無事使えていた。

処方箋をもらって近くのスーパーに言ってその中の薬局に行って薬を購入した。このときも保険カードあるか聞かれた。そして日本のカードは使えないといわれた。ここは現金で払ったが、後日レシートを日本の保険会社に郵送すれば返金してくれるとのこと。

翌日、ドクターから昼前ぐらいに携帯に電話があり、体調の具合など質問は無いかなどの確認があった。僕は日本でドクターから電話してくるなんてことなかったので驚いたし、すごいと思った。そして最後にGood byeと言われた後、日本語で サヨナラと付け加えて言って電話を切られた。僕もさよならといいたかったのに、切るの早いと思った 笑

まぁ日本の病院とは違うことが多いと思った。陽気な人が多くて患者には優しいから日本よりもいいとは思った。ただ、トイレの使い方が汚ないと思った。そこはやっぱりアメリカ。
あとボランティアで働いているナースのような人も何人もいて、しかも年齢がいかにも高いと思う人もボランティアで働いていた。すごい。

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