20代のうちに何をやるかどうやるか という2002年に出版された古い本を本屋で見つけてふと、読んでみた。
内容があたりまえのことを書いているなぁと思いながら意外と学べることがあった。
「向いている仕事とは遊びのようなもの」、ということである。
仕事は遊びではない、遊び感覚で仕事なんてするな!と思う人も多くいるだろう。
しかし僕はこの向いている仕事とは遊びのようなものというのに共感する。
仕事が楽しくなければ意味がないのだ、仕事でクリエイティブに働こうと思え嫌々働いていてはクリエイティブになれないだろう。
しかしこの本の共感できないことがいくつかある。それは
「20代はああなりたいというお手本を見つけよう」とあるが、出来れば10代のうちにああなりたいと思える人を見つけるほうがいい。多くの人は10代の頃からああなりたいと思える人がいない人が多いと思うからこそ、10代のうちにそのような人を見つけるほうがよい。
「20代のうちに基礎力をつける」ということも、10代のうちに基礎をつけるほうがいいだろう。例えば英語も10代のうちに基礎力つけたほうがいい。そして20代はさらにレベルアップするための新しい基礎力をつけたほうがいい。10代に英語ができるようになれば20代で第三言語も勉強できるだろう。
また20代今から備える出口戦略という2010年の本も読んでみたけど、コレ読んでて思ったのがわざわざ出口戦略の本がでていることは日本では出口を見つけるのは難しいといっているようなものだろうな。やはり年齢制限、給料上昇があまりないことや大きく成長見込みのないサラリーマンなど。でも日本以外でも働くことを考えるとも出口戦略の1つだと思うけど。
また30代で人生を逆転させる1日30分勉強法というのも読んでみたけど、つまらないとしかいいようがない。お金持ちの家庭でもなく、玉の輿でもなく宝くじがあたったわけでなければ勉強して資格をとったりスキルをつけて起業するか給料のいい転職するということである。
コレ読んでて追い込まれないと勉強しない人が多いんだろうーなーって思った。楽しく勉強できれば追い込まれなくても勉強するよ。
また30代にしておきたいこと17という2011年の本も読んでみたが読んでて30代はつまらない生き方をしている人が多いんだなって思った。30代は現実の自分に後悔している人が多い年齢だという。お腹がぼよぼよ。こんなんじゃなかったみたいな。20代の僕の友達は痩せてるけど、30代の友達は太っている人が多いのは事実。20代はお金がないからご飯をあんまり食べない人が多いんだと思う。しかもみんな運動をあまりしないから30代になってぶくぶく太るんだろうなぁ。しかも専門分野を確立するというのがあるけど、これ海外だと20代、学生中に専門分野を確立させないと仕事ないよ。それと運を味方をつける、とあるけど、ちょっと抽象的な話だったから分かりづらかった。アメリカの就職が運も必要だよっていうところから僕なりに説明すると、いいコネクション(人脈)があること意味ない人脈ではない。アメリカの人脈作りも自分が何を出来る人かはっきりしていないと、人によっては人脈作りの対象にならず相手にしてもらえなかったりする。でもしっかり自分が何をできるかスキルがある人だとそれなりの人脈も作りやすいだろうし、そもそも自分の専門分野で話が合う人が人脈になりやすいんじゃないだろうか。そうするとその人脈から運よく就職が決まったり、いいプロジェクトに参加できたりするんだと思う。
どの本もそうだけど日本で行きぬく方法を考えているが、なぜ海外が含まれていないのか疑問だ。不景気な日本でいい生活するための出口戦略を考えても、年齢によっては転職も難しくなるし勉強してもうまく給料のいい会社に転職できるかもわからない。それだったら海外に目を向けたほうがいいんじゃないかと思う。それもどこの国でも働きやすいようなスキルを身につけることのほうがいい会社で働ける可能性はずっと上がると思う。今であればプログラミング、ゲーム製作、映画、アート関連(CG、漫画)。語学も悪くないと思う。語学だと日本のホテルや海外のホテルでも働ける可能性がずっと高くなると思う。特に日本ではこれから海外からの観光客がどんどん増えるはずだから、英語が出来るホテルスタッフの需要はあがるだろう。しかも夜勤勤務だともっと需要が増すと思う。そして日本以外でも日本語と英語ができるホテルスタッフが欲しいところはあるはずだ。たぶん日本人観光客くていいホテルに宿泊する人が多いと思うシンガポールとかベトナム。ベトナムは給料が安そうだけどシンガポールは高そうだよね。アジア圏ではかなり日本人スタッフの需要があるんじゃないだろうか。逆に日本人が少ないところだと日本語を学びたいニッチな客をターゲットに先生とか簡単にできそうだけど。日本のアニメコンテンツはどの国でも今ものすごく力持ってるからね。意外と日本語に興味をもつ人もいるんだよ。
本では転職で給料アップできる人は200人に一人と書いてあったが、他国の先進諸国だと日本より一人当たりのGDPが高い国はたくさんあるし海外に転職したほうが給料上がりやすいんじゃないかと思う。