マンガ 「うつヌケ」を読んだ感想

色んなマンガを見ている中うつヌケというマンガが興味深かった。

このマンガはうつになった作者のうつ脱出体験と他の人のうつ脱出体験レポートをマンガにしたものだ。
このような話はあまり面白くはないのだけどマンガにすると読むことができた。僕はうつではないけど日本社会にうつが蔓延していると思うのでこのマンガはうつ脱出方法の参考になる本だと思う。日本で40代以上の引き込もりの増加、自殺者が相変わらず多い、ブラック企業問題など、うつと関係していると思う事柄がいくつもある。また僕の友達にもうつ症状に苦しんでいる人がいてこの本を薦めたいと思った。

またメンタルを保つためのノウハウなどは自己啓発本にも載っているがこの本はそれとはちょっと違う。自己啓発本のような説教じみた内容ではなく複数の体験談を紹介していて、あーなるほどね、と思うようなこともあった。

ざっくりいうとこの本で言っていることは

なぜうつになったのか

・理由1は特に大きな要因は自分を嫌いになったこと

・理由2、理由1ほど強い要因ではないけど理由になる激しい気温の差

うつの改善には人それぞれ方法がある

・方法1 好きな趣味を持つ

・方法2 気分転換で外出したりする

・方法3 人に相談する。

・方法4 解決しようとあまり悩まず好きなことをしてリフレッシュする

・方法5 悩みの元になっている人に率直に聞く(例えば、私のこと好きなの?)

日本人は責任感が強い人が多いと思う。うつヌケを読んで責任感が非常にうつと関係しているとあらためて分かった。
40代以上の引きこもりや若いニートも含めてクズ、とかバカとか逃げるな、大人として責任感はないのかとか言う人はいるけど、それは全く相手のことを理解していない分かっていない発言だと思うし、責任力を強く求められ、また日本人も責任感を強く持っているいる日本の労働環境は明らかにうつになりやすい環境だといえる。そのためうつになることが悪いこと、自己責任などではなく労働環境の構造から起こされる社会現象として考えてもいいと思う。

本の中でうつになっている人はなんでうつになっているのかわからない人が多いというのも僕の新しい発見だった。なぜなら天気が変われれば気分が変わるのは当然と思っていたし、嫌いなことばっかりしていては辛くなるのも当然だし、結果を残せない自分にムチ打ってそれでも結果がでないままいると自分嫌いになるのも当たり前だと思っていたところ、そういうことを当たり前と思っていない人が多いというのは勉強になった。

僕は気分良く起きられるときと起きられないときがあるのだけどそれは悩みが多いときは朝起きても悩みがつきまとって気分が悪く、好きな物や事をよく考えていると朝起きても頭の中に好きなことがでてきて気分良く起きられる。これは当たり前だと思っていのだけどうつの人はいつも気分が悪く朝起きてしまっているのだと思った。例えば、朝起きて「あー仕事が嫌だなぁ」「あー学校嫌だなぁ」というものである。それより朝起きて「あー○○かわいいなぁ」「昨日の○○ものすごく笑えたなぁ、まだ目をつむっているけど笑えてくる」とか考えていることが違うだけで幸せになる。

「うつは心のガン」「放っておくと死んでしまう。」「心の負荷を取り除かないと薬などでは根本的には解決しない。」「心の声を聞いてあげないといけない」このように本では言っていて僕もその通りだと思った。心の声に素直に従えなかったことがうつになったり、心の奥底に残る悩みになったりする。アメリカ人にもうつの人はいるけど多くの人が明るいのはやっぱり自分の本心が第一という考え方があるからだと思う。そしてアメリカの文化はローコンテキストカルチャーといって人のコミュニケーションはダイレクトであるということと日本のようなアジア圏ではハイコンテキストカルチャーなのでさまざまなことからメッセージを受け取ってそこから発言する(音、雰囲気、細かい見た目などなど)からどうしても自分の感情が第一というわけにはならない。どちらの文化は良い面もあるし悪い面もあるのでアメリカの自分の気持ちに素直になるというのはもうちょっと日本では見習ったらいいのかもしれない。

またアメリカでは先生が生徒を褒めることが多いのもうつが日本より少ないんじゃないかと思う要因だろう。そして自分を肯定してくれる人が身近にいなくても、好きなことをして達成感が得られればうつにはなりづらくなる。僕はアート関連を学んでいるんだけど、その分野は必ず人と比較されて評価される。そのため自分を下手だなぁとか思うこともあるけど、それは自分の練習度合いによって必ずスキルアップしているから些細なことでも達成感がある。またアートスキルは相手の作品を見て何故綺麗なんだろう、何故うまいんだろう、何故良く見えるんだろうと良い所の理由を考えることも多いので悪いことばっかり考えることに頭を使えない。同じように社会に出ても他の人と評価されることは多いと思うのだけど、些細なことで達成感があるとないとでは大きな違いがあると思し、リフレッシュするときは頭を切り替えてリフレッシュしないとハッピーな気持ちにはなれないんじゃないかと思う。

どうしてもこのよなことを考えると今話題の近藤麻理恵の片付けメソッド(こんまりメソッド)を思い出ししまうのだけど、あの人の片付けの仕方は幸せそうで、とても不快感を感じない。うつにならないということは幸せを感じる瞬間を多くもつことだと思うからこそ、片付けと幸せをリンクさせているこんまりメソッドは良い参考にもなるんじゃないかと思った。

こんまりメソッドのように毎日お片づけでときめいていれば悩みが頭をよぎる余地はないだろう 笑

でもこの悩みが頭をよぎらないぐらい幸せなことを考えるというのは大切なんじゃないかなと思う。悩みも重要だけど、悲観的に悩んで計画を立てて楽観的に実行するがいいんじゃないかなと。

友達にとても悲観的でひがみっぽくてよく他人批判する人がいるんだけど、僕と話すといつも話が合わなくて趣味が同じだから会っているのだけど、なんでこんなに他人の悪口ばかりいうんだろうっていつも思う。恐らく心の中は幸せではないのかもしれないし、他人とばっかり比べて卑屈になっているのかもしれない。食べるときにもイライラしているし、もっとハッピーになることを見つければいいと思うのに。まるでこんまりメソッドのときめきを感じるかどうかじゃないけどそれに似ている。40代以上の引きこもりの増加や自殺者、うつの増加など、そういう人はこんまりメソッドのときめきをとうつヌケを読むと解決するかも。

ときめきと同じ論法だけど、ワクワクドキドキすることを忘れている人ってうつ症状の人に多いんじゃないかなって思う。最近、曲を聴いたりして映画見たりしてドキドキしたりワクワクしたりぞわぞわしたことってあるだろうか?冒険、アドベンチャーじゃないけど子供のときにワクワクしたことドキドキしたことって忘れてちゃしけないんだと思う。ワクワクするドキドキする生き方をできればいいなと思う。

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