読書感想 日本人が成功すんなら、アジアなんじゃねぇの?

2011年に出版された日本人が成功すんなら、アジアなんじゃねぇの?という本。もうすぐ10年たとうとするが実際現状はどうだろうかということを考えてみる。

読んで思ったことは今もアジアは可能性を秘めているのは変わっていないということ。
経済成長はアジア諸国は今でもあり購買意欲も高いと思う。日本では購買意欲がない人が多いという著者の言うように、日本ではpaypayで100億円を除いて購買意欲は低い。購買意欲が低いため売るためには無理やり売ろうとしたり無理難題のブラック企業というものが増加してきたのが現在の状況だろう。
アジア圏の活気はアジア圏の友達の話を聞いても感じることが多い。購買意欲は高いしガツガツしている。そして日本と比べて女性は男性へのアプローチは積極的だと思う。
円安になってしまっているがそれでも生活コストが安いことからアジア圏でビジネスというのは有りな話だ。今でも著者は100万あればビジネスができる起業しやすい環境ということを述べているように、今も生活コストの安さから100万ぐらいで企業のしやすさは変わっていないのではないかと思う。
また2011年にLINEサービスが始まったように2019年は携帯への依存がものすごく進んできた時代だと思っている。この携帯への依存は発展途上国でも同じで携帯ゲームも人気になり、それらにお金を使う人も多く出てきていると感じている。例えば先進諸国ではリーグオブレジェンドは人気だけど発展途上国ではスマホで遊べるモバイルレジェンドが人気といったようなことだ。発展途上国の人達のITへの関わりは大きく10年近くで変わったと思われる。2011年前後からインターネットをつかったサービスは大きく発展してきたこととアジアの発展も大きく関係しているだろう。

それと今でもアジア圏の発展を感じるのはアジア圏から来たクラスメイトと話すと感じることがある。ベトナム人からきた子は中国人よりマジメだし英語もよく勉強しているように感じる。そのようなマジメさからベトナムの将来が良く思えてくる。行動力はタイ人も中国人も他のアジア圏から来ている人もみんなあるように思う。興味があることをどんどんしているように思う。このような意欲があるとこを見ると発展途上国はこれからも伸びると思う。

大まかに賛成なのだがちょっと違うなというところもあった。

現在、2011年は円高だったが今では円安ということと、日本国内の高齢者の増加によって高齢者を対象にしたビジネスは伸びているだろうと思うこと。まったく日本ではこ購買意欲が伸びていないわけでは現在はない。

また、アジア圏では労働者不足と語っているが僕はアジア圏の失業率は信じていいものかどうか疑わしいと思っている。発展途上国の人は怠けて働きたくない人も多いと思うし、ぶらぶらしている人もいるだろうから労働者不足でもお金の回り方が働いている一部の人間によって経済が回っていると思っている。またタイの失業率の低さはタイ企業が必要以上に多くに従業員を雇って安い給料を払うからというのも理由にあるだろうから失業率の高さが発展途上国の経済発展を物語っているかというとそうでもない。

それともうちょっと具体的なビジネスに関することを説明してもいいと思うが内容は薄いと思う。著者は日本にあってアジアにないものを売れるチャンスだと言っているのはわかるのだが、携帯とインターネットの予想以上の発展によって物以外の情報も売れる時代になってきていると思う。しかも日本人以上にアジア圏では英語に触れる人が多いと思うから、最新のIT関連情報にも英語でアクセスできる層も大きくなっているはずだから、情報に価値があればその情報を買いたいと思う人はいるだろう。特にゲーム関連は強い。不正はしてはいけないのだがゲームのチートはお金をだしてでもやりたい人も多いだろうし、やっていた人も知っているし、ゲームだけじゃなくて何かその国の人達の生活をチート?助ける?ようなものは売れてしまうだろう。どこかの記事であった中国では宿題を変わりにしてくれるロボットが売れてしまったように、道徳観が日本人とは違うから悪いことだからやめてしまおうという感覚があまりない。なのでお金を貸したらなかなか返ってこない。またチートじゃなくてもお金のない人の多い発展途上国だからこそ、その人たちが買えるように改造されたできるだけ高性能なゲームハード機、PC、コンピューター関連は売れるだろう。それか日本の中古製のPCとかになるだろうか。そしてお金のない人も少ないから偽者も多い。でもお金に余裕がある人なら本物が欲しいと思う人もいるし、ターゲットを間違えない金額設定なら本物志向の商品は売れるだろう。本物ってアジア圏でなかなか入手できなかったりして買いたい人も困ってたりするんだよね。そしてアジア圏での健康志向というのは日本ほどまだ成長していないと思う。お金をあまり稼げない世帯は子供がお菓子をたくさん食べていたりして太ったり、その食生活で病気になったりする。安くておいしいかつ健康的な食事があればたくさん売れる可能性もある。

そして日本でもまだまだ発展段階のロボット産業はアジア圏でも受け入れられる分野であり商品だろう。アジア圏ではインフラが整っていないことが多い。そのインフラを整えることを手助けできる機械は売れていると聞いたことがある。日本にあってアジアにないものが小さいものならば参入しやすいが、大きい機械のようなものが個人ではなかなか取り扱うことができないが、それらも高い需要があると思うのでものすごく高くてもアジアマーケットでは買われる可能性はあると思っている。アジアだから買えないだろうというわけではないことから予想以上の成長をアジアはしているのだろう。

それと起業は簡単かもしれないが従業員のマネージメントは大変だと思う。現在アジア圏でもテロからは逃れられないと思うし実際にフィリピンでもテロが最近あったり、タイでは日本人が襲われるということも増加していることから危険度は昔より増しているようにも感じる。10年前よりもっとリスクを考えて行動しないといけなくなっているのだろう。そして中国での起業でお金を取られたりするという話があるように起業のハードルは低いがリスクは高いと思ったほうがいい。しかし、現地で信頼できる知り合い、友達がいたりすると話は違ってくる。アジア圏で信頼できる人って何年もその人と交流があったりして友情を育んでいる人とか、何年もその人と仕事でも、学校でもなんでもいいから関わったとかしてその人のことを良く知っていないと、ちょっと知り合った日本語をしゃべることのできる現地人じゃ日本人感覚だと騙されるかもしれない。それと著者は100万ぐらいすぐ日本で稼げるから失敗すればまた日本で稼げばいいというが、実際に100万を簡単に貯められる人は実家暮らしか寮には入っている人か遠くに住んで住宅コストできるだけ下げている人じゃないと難しいだろう。誰でもが簡単に稼げるわけではない。

全体的に今でも通用する内容だとは思うしアジア圏の雰囲気を感じることのできる本だ。本で語られているアジア圏の発展と活気は現在でも衰えをあまり感じない。むしろ人口増加とともに購買意欲も昔より高まっているだろうしガツガツ感をアジア圏からは今も感じる。

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