留学中に辛いと感じたこと パート2【時間管理】

僕が英語以外で留学中につらいと思ったことは時間管理が大変すぎて、アメリカに慣れるまで生活が安定しなかったことだ。
例えば、クラスメイトと一緒にやる必要のなる宿題があったとき、時間を合わせてやらなければいけないのに、約束の時間にもクラスメイトは現れないということが何度もあって、僕の宿題をやる予定が何度も変わったというのがあった。
時間通りにはいかないとは思っていたけど、いかなすぎてイライラしていた。

その他に、クラスメイトに全く宿題ができていない人がいてその子とたまたま仲良かったため毎週わからないところを教えてあげるということをしていた。自分の宿題をする時間も確保しなくてはいけなかったので時間管理が大変だった。
クラスメイトだけじゃない、先生のレベルのそれぞれでまとめて宿題をわかりやすく毎週の宿題を出す人もいれば、あとで追加の宿題をメールで通知して出す人や、生徒に話した宿題の内容が他の生徒に伝えている内容と違っていたりして、適当すぎだろーっていう先生もいた。
あと欠席がなんか多いなーと思う先生もいた。欠席が多いのはもしかしたら病気だったのかもしれないが、そのせいで補講が何度かあり、僕のスケジュールが大きく変わることが多かった。

学校以外でも、電車が日本より運行時間が変わることが多かったり、Uberを呼んでもキャンセルされるということも何度かあり予定通りになにか勧めるということが最初の頃は難しかった。それとアメリカ留学が長い日本人の友達と約束してもなかなか時間通りに合えることが少なかった。とにかく時間通りが難しい生活が続いていた

Uberの運転手がなぜか日本人好きだったときに、僕は疲れていてあまりしゃべりたくなかったのに、ただ返答しているだけでちょっと仲良くなってしまってUberから降りてスーパーに行くだけだったのに、一緒にスーパーを回るという事態に2度ぐらいあった。僕が女だったらUberの運転手の男の人が日本好きだからと言ってついてきたらちょっと怖いと思うかもしれない。

時間管理でとくにイライラしたことは運転免許を取りにいったときのこと。
アメリカの運転免許をとるところはDMVということろで取得するのだけど、人がたくさん並んでいてなかなか進まない、なかなか名前を呼ばれない、従業員が昼飯を食べる時間はしっかり取りその間、ほとんど人が呼ばれない。運転免許の取得は一日中DMVにいることになり、かなり疲れたし、予想外だったため時間管理が難しかった。DMVは駅から離れていることが多くてそこまで行くのも大変だし、テストに落ちたらまたDMVまで行かないといけなかったので本当に大変だった。DMVでテストをパスしても運転免許をしばらく取得できずに、すぐ送られてくる予定だったのに数ヶ月送られておこないことがあった。なにかとストレスを与えてくるアメリカ社会だと思った。

宿題で忙しくて電話の中で宿題もしてると、声をかけてくる人がちらほらいて、話すのはいいんだけど忙しいときにのんびり話すのはしたくなかったので、予定通りに宿題を外でするのは難しいことが多かった。外で宿題というとカフェの外のテーブルで宿題をしていたときも、ホームレスが声をかけてきたり、無視しててもしつこくてなかなか離れてくれないこともあり外というのは予定通りにいかないことが多い。

そして先生に質問したメールの返信がものすごく遅くて、宿題の質問なのに宿題の提出一日前に返信がきてたり、質問したことがきちんと答えてもらえなかったり、意味がわからないことも多かった。

オンラインで注文した商品が別の人の部屋に届いていることが何度かあり、予定通りに商品を受け取ることも難しことが日本よりある。しかも受け取った商品が不良品だったことが明らかに日本より多かった。不良品を返品するのも時間がかかるので、すぐに必要だったものは返品せずに我慢して使うことがあった。

その次にストライキのせいで公共機関の利用ができなくなったり、歩道が歩けなくなったりして遠回りしないといけないとか、予定なんて組んでいたら突然の出来事のせいでめちゃめちゃになる。

僕はほんとにちょっとだけの期間、アメリカでシェアルームをしたことがあるが、洗濯が毎日できない部屋だった。決まった日にしか洗濯ができなかったので、ルームメイトが決まった日にいっぺんに洗濯してたので、洗濯する順番を待つのも時間管理ができないストレスの要因だった。すぐに引っ越したので今はいいが。

アメリカは突然の出来事が多いので学生生活を効率よくしようと思えば、先生に後から質問しない、、外で宿題しない、出来る限り公共の乗り物は利用しない、友達をきちんと選ぶようにしするということをしたほうがいいと思う。

こんなに時間管理を難しくする要因が多いアメリカだけど、日本と比較したときに日本は時間通りで素晴らしいね!という単純な話ではない。
時間通りのわりに仕事ぶりは残業も多く、ブラック企業という労働環境が多いのはけっして時間通りになんでもしているわけじゃないし、時間に変に束縛されまくっているようにも感じる。細かな時間通りじゃなくて、期限さえ守れればいいんじゃない?仕事ができればいいんじゃない?といった感覚がアメリカには少なからずある。自殺率の高い日本と日本の奇妙な時間意識がつながりがないとは思えない。
サービスの質はよくしようとしているのに給料は上がらない、一方アメリカでは日本よりサービスが悪いのに給料あげろ!とストライキ。自分達を無理に苦しめる生活が日本には少なからずあるのでそれが改善されれば、もっと生き易い社会になるのではないかと思う。
一分遅れたからって怒ることないし、ゴミがちょっと落ちているぐらいで怒ることもない。その極端な強い意識の割りに給料が低いのはいい様に雇われているだけじゃないか?というのもいえる。とくにブラック企業の場合はそうだろう。

僕が日本に帰省したときに、カフェに入ったときがある。そこでパソコンを使おうとおもったがお客さんが多くてテーブルのある席に通してもらえなかった。そこでテーブル席が空くと席を移動したいことを従業員に伝えて、従業員は快く受諾してくれたのに周りの人がこっちと静に見て「え、なんで移動するの?」「何この人?」のような目で数人が見ているのがわかった。アメリカだとこんなこと絶対にないのに、再度日本の変なところを実感したのだった。
このみんなと違うことはしないということが、質の高い商品、時間を守る強い意識も生んでいるとは思うが、もうちょっと違う考えを受け入れることを学んだほうがいいと思った。

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