原題はEl AngelでThe Angel, 天使だ。
映画では男性同士のロマンスを含みベイビーフェイスの主人公カルリートスのセクシーさが魅力的な作品だ。いわゆるBLというやつだと思う。映画では強盗殺人を繰り返しをするが、実際にはレイプ、誘拐, 殺した女性から生まれがばかりの赤ちゃんの殺害もしているらしい。またディレクターは赤ちゃんのシーンを撮影したそうだけどあまりにも怖くて除いたようだ。今回の映画は実話を元に作られているが多くのストーリーが事実と異なり、カルロス(犯罪者本人)も否定している。でも同姓での愛が生まれることはあったようだ。 引用:intomore
赤ちゃんまで殺してしまうなんて想像を超えたサイコパスだったようだ。死の天使、黒い天使と呼ばれるだけのやばい犯罪あって実際の写真を見るとベイビーフェイスである。そりゃ天使って言われるわけだ。
ベイビーフェイスとはいつの時代にも好む人がいるんだなとしみじみ思った。特に日本人男性は西洋男性と比べて若く幼く見られることがあり西洋女性から魅力的に思われないこともあるが好きな人には好きなのだと改めて思わされた。また日本人男性がアメリカではゲイと間違われやすいのもカルリートスが同姓と恋したりするのを見ていて、あー日本人男性って西洋だと女扱いみたいになるんだなぁと再度認識した映画だった。普通の日本人の友達がアメリカのゲイに声かけられ近寄ってこられるところを見ていて普通の女性と付き合うまでなかなかいかないという悩みを聞いているとカルリートスは女性付き合ってはいるもののたくさんの男に声をかけられ最後に男好きに落ちていったのではないかと思う。
いやー僕は女性好きだから男に恋をするなんてないと思うけど、アメリカのクラスメイトに今まででこの人なら結婚していいって思った男性は誰?と聞かれたときに考えがことないよ、と答えたときに周りのブーイング。そんなわけないだろ、生まれて今まで一人も同姓と結婚したいと思ったことない人なんているわけない、と文句を言われたのを思い出した。でもカルリートスを見ていると、彼の見た目だけでなく行いも女性に見えてくるから不思議だ。だから今ならクラスメイトに言えるかもしれない、カルリートスみたいな見た目ならいいかなって・・・なんちゃって 笑
よく映画でもあるベイビーフェイスの人は刑務所で同姓にレイプされるというにも本当に有りそうで世の中どうなってんだよって思った 笑
そういえば、筋肉留学したなかやまきんに君が日本に帰国したときにげっそりしていたのはアメリカでゲイやホモに狙われたからとかなんとか。本当かわからないけどありそうな話しだ 笑
映画のシーンで事実と近いと思うのがあるそれがカルリートスが捕まるところ。
顔もやっぱり似ているし服装も合わせている。顔だけ見れば重大な犯罪なんてしそうにないのに人は本当に見た目じゃわからない。
全体像を見ると足も細かったんだなぁと思うのと、よくそんなんで人殺せたなーって驚いた。
映画で笑ったシーンがあってカルリートスの犯罪のパートナーのラモン。ラモンの顔が風呂から出てくると心がどっかいっちゃっている顔していてベッドに倒れる。その後カルリートスにバスタオルをはがされ盗んだ宝石を股間にたくさん置かれる。そして股間に向けてタバコの煙を吹きかけられる。股間に光が落ちていて股間が目だっちゃっているから、なんかちょっと笑ったけどラモンもカルリートスに恋したということだろうか。
このラモン、途中から僕はゴルゴ13に見えてきてさらに笑ってしまった。
ゴルゴっぽいと思い出したらもうラモンがゴルゴにしか見えなくなってくる 笑
ラモンの父親がズボンはいていなくてパンツからいちもつが出ていたとき、それわざわざ撮影しなくてもいいのにーとか思った。そこモザイクなくてもいいのかな? 笑
僕はしらがまじりの毛を見せられちょっとショックだった 笑
親父のしらがまじりの毛もみたことないのに!(アムロ風) 笑
左からラモンの父親、ラモン、カルリートス、ラモンの母親。たぶん父親もカルリートスのことが好きだったんだろうなぁ、母親にも好まれるしカルリートスはモテモテだなぁ。そんなにベイビーフェイスの子ってモテるのかなー、アメリカの日本人のベイビーフェイスの友達はゲイにしか人気ないけど 笑
ラモンの母親もちょっと恋に落ちたか。
ラモンとお金持ちの家に侵入したときにカルリートスが住んでいるおじいさんに見つかって撃っちゃって、おじいさんが血を流しながら階段を上り見続けていた絵画がある。何の作品かわからないけど、これは僕の勝手な考えだけどこの絵画は今回の作品を物語っているように思う。三人の裸の女性は実際にレイプされた三人の女性を物語っているのではないかと思えてきたり、左下で悩んでいる人は心の中の葛藤もしくはラモンのようにも見える。左のおじいさんは映画で殺された人だったり、左上のおばあさんのように見えて髭が生えているのでおじいさんはたぶん実際に殺された人で、真ん中の顔の赤い人は生まれたばかりの赤ちゃんなんじゃないかと思う。右の男性は警察とか、下のモンスターのような集団は隠されたサイコパスの感情、右上の鶏はカルリートスが家でチキンのようなものを食べていてそれが大好物。実際に殺されたのは11人、三人の女性へレイプ、17つの強盗。三人の女性と右の男性二人を除くと人物は11人いる。そしてチキンを一つと数えてすべてを合計すると17つになり強盗事件の数とかぶる。
血を流しながら絵画を見つめるおじいさん↓
実家にもどって大好物のチキンっぽい(カツ?)食べ物を食べているシーン↓
盗んだものをお金持ちに売ろうとしてラモンとお金持ちが別の部屋で男の世界に入っちゃう。そのを除くカルリートスを見て、どんな気持ちだったんだろうって思った。僕がそんなところに遭遇したらショックだよ 笑
もう漫画ゴルゴがゲイにしか見えなくなってきた 笑
ラモンがテレビに出たときに踊るダンスがシュールで面白かった 笑
隣で踊っている夢をみるカルリートス。そんなにラモンのことが好きだったのか。
出典:IMDb
ラモンを事故で殺してしまって刑務所に入って脱獄して逃げているときに泣くんだけど、子供でありどうしたらいいか分からないんだろうなぁって思った。
あと奇妙なダンスはなんだったんだろうって思った。映画の最初でも最後でも踊ってのんきだなぁ。
出典:IMDb
セクシーさと残酷さを見せながら最後は漫画みたいな状態になる。警察や軍が大出動。やりすぎだろー笑
出典:IMDb
主人公の父親がはげているのを見てカルリートスも禿げるんだなぁとしみじみ思った。顔がちょっと童顔なのも優しそうな父親で良い感じ。
カルリートスのモデルになった犯罪者カルロス・エディアルド・ロブレド・プッチはおっさんになっている。本物もハゲていた。このことも想定して監督は禿た父親役を選んだのかも。
まとめ
映画はカルリートスの見た目に魅力を感じれば面白いと思うしそうじゃないと淡々としすぎて物足りないかもしれない。ヘンテコな踊りがまた妙に面白かったのも良かった。そもそも監督は忠実に事実を見せたいわけでもなく、スプラッターのような残虐シーンを見せたいわけでもなく、カルリートスの天使すぎる魅力を見せたいわけだから人物に魅力を感じなければつまらないと思う。映画は複雑な心理を描いているわけでもなくてただ同姓同士が露骨な恋愛でなく好きか好きじゃないかをはっきりさせなくとも、やっぱり好きなんだなって思わせてくる繊細さが含まれる恋愛であって、カルリートスの天使っぷりを見るエンターテイメントなんだと思う。僕はカルリートスをマリリンモンローって言われるぐらい見た目が女の子っぽい男の子が犯罪を犯した珍しい作品として見た。同姓でも見た目が幼いからかどうしても犯罪者に見えなくて、同姓でもやっぱり騙されるんだなって思った。
そしてカルリートス役のロレンソ・フェロはインスタグラムを見ると日本好きなのが分かってくる。
ピンタレスにも画像がアップロードされている
何を言っているかわからないけどインタビューとメイキングが見れる動画。