アメリカでジムに行ったとき、グループで運動することがたまにあってそのグループメンバー以外の人も含めて、決められて運動が他の人より遅れている人がいた場合に多くの人が声をその人にかけるて応援する。
You can do that. Come on! Come on!みたいな感じで。
さらにその人が最後までやりとげると拍手でその人をたたえることがよくある。
これは日本では本当になかった出来事なので最初戸惑った。
みんな僕が出来てない運動を最後まで声かけてくれて拍手までくれるんだから、ちょっと恥ずかしかったけど嬉しかった。学校のクラブなら応援することはあるかもしれないが、社会人たちが多くいる日本のジムで彼らを声をかけて、激励や応援するイメージがない。
いけ!いけ!いける!もうちょっと!とかいうイメージがまったくない。
ふと思ったのが、もしかして日本って人に厳しい?
そういえばアメリカでのクラス内の出来事でも同じようなことがあった。
きちんと宿題をしてきているだけなのに、Great! とかGood!、Excellentとか言われる。
当たり前のことをしているだけなのに評価されているのがとても嬉しい。
日本の学校で宿題をしてきてだけで、良く出来た!とか素晴らしい!とかあまり言われた覚えがない。さらに宿題してなければ注意をしっかりされる。
なぜだろうか、日本は人にとても厳しいのかもしれない。その厳しさに負けないようにみんな頑張っているからスーパーの食品も綺麗で、街も綺麗なんだろうけど、少し行きすぎなんじゃなかいかなと感じた。
そのあまりにも厳しいせいかどうかは分からないが、日本の精神患者や自殺者は増加していると聞く。もうちょっと肩の力を抜いたほうがいいんじゃないかと思う。