多くの人がインターネットには何でも答えがあると思っているかもしれない。情報は膨大になるのはたしかだけど実は日本語だけだと答えが出てこないことはたくさんある。
例えば宗教に関することや神話に関する話は日本語だけだと情報がどうしても不足してくる。アートに関しても同じことが言える。日本のアートだからと言って日本語だけで調べている海外でどう思われ散るかなどわからないことが多いため多角的な視点に欠けてくる。出来ることなら母国語と英語、それと他の言語の三つは組み合わせたほうがいい。
英語まではなんとか出来ても第三言語になると難しくなるかもしれないが今ではグーグル翻訳の精度がかなり上がっていて中国語でも韓国語でもそこそこ調べることができる。そこで調べたことをさらに中国語なら漢字から想定できるので翻訳が正しいか考えつつ、英語でも同じことが言われないないか検索してみる。そうすると意外と日本語では検索できなかったことや気づけなかったことが見えてくる。
フランス語でないと検索に出てこないアートの情報とか意外と言語を変えて検索しないと分からないことはたくさんある。
母国語以外で検索していくようにしないといけないというのはずっと前から言われているし、その傾向はどんどん高まっていると思う。なぜならインターネットはどんどん記事が増えてインターネットなどのテクノロジーの進化はとても速い。ネット環境が整っていき人がアクセスしやすいようになると指数関数的に情報が増えると思うので母国語だけでは足りないものが出てくる。それに母国語だけのニュース記事だとバイアスが働いている可能性があって正しい情報かどうか怪しいときもある。日本語で翻訳されて情報だって正しいかわからない。結局のところ自分で調べて考えないと正しい情報も見つけられないし間違った考えを持つ人になってしまう可能性もある。海外で起こっているニュース、事件は翻訳されるのを待つよりその言語で検索したり動画をチェックしたほうが情報にアクセスできる場合もある。日本のサイトだとどこからかの情報を使いまわしているようなのが多い気がするのと英語サイトだと独自記事、独自視点が多いように思う。これだけでも日本語だけだと損することになる。日本語では日本のコンテンツに関しては面白いものも多いけど海外コンテンツや珍しいことになると情報が偏っている気がする。エンタメなどでこの傾向があるからもしかしたら仕事でも同じ影響があるんじゃないかと思う。特にプログラミングの問題は英語でアクセスできたほうがいいだろうしIT系全般は日本語だけじゃ解決できないことが多いんじゃないかと思う。ゲームも同じでグローバルなゲームなら日本語だけで検索するより英語も調べたほうが面白いことが見つかったりする。バグ、クリアの方法、楽しみ方、トラブルの原因など。わかりやすい過去の実例としてはiPhoneの脱獄なんていうのは英語で検索しないと日本語だと情報が少なくてわからなかったわけで、今はセキュリティが改善されて脱獄する人がいるのか脱獄するメリットもあるのか知らないけど昔はしていた人はいたと思う。発展途上国の人でさえ脱獄していた人がいて全部英語から情報を得ていた。昔は脱獄の違法性についての議論もまだまだ発展段階だったのもあって脱獄することのメリットはチャレンジでもあって大きかったわけでそのやばさを知れるかどうかは当時日本語以外の言語で検索できて理解できたかどうかだと思う。僕は脱獄してないけど友達がしてた。漫画村なんて日本語だから問題になっているけど英語と中国語とか他の言語で探すと無料漫画サイトは見つかるわけで、漫画村で騒いでいるけどそこら中にあるわけ。日本語だけだと実は分からないことだらけということだ。ゲームの改造系などは日本語より英語だろうしゲームに関する公式でない外部ツールも日本語じゃわからない。漫画だって各国の漫画があって日本語だと検索に出てこないのはたくさんあるしそういったサブカルチャーは日本語だけだと世の中にある面白いものが見えてこない。ユーチューブも同じ。新しいアイデアはやっぱり海外から見つかることがあってそこから自分の考えを加えて新しくしたりすることもできるわけだ。
よく日本は母国語でなんでも学べる国だというけど正しいんだけど細かく見ると日本語だけでは学べないという結論になる。
そして違う言語は学ぶことは検索結果だけじゃなくて本人にも良い影響がある。
例えば多言語を学ぶ人のほうが誤解とか間違いを見つけて改善しやすいと思うこと。それはマルチタスクでいろいろ考えるということでもあるし母国語についても理解が進む。
それにアメリカ人は英語が世界共通語という認識だからか外国語を覚えようとする人があまりいないように思う。英語でしか検索せず英語圏にしか遊びにいかないという人は多いと思うから英語と日本語で検索するだけでアメリカ人より情報にアクセスできるようになる。技術が発達して自動翻訳ができるようになっても自分か検索しようとしない限りは狭い環境からでしか物事が見えないんだと思う。
第二言語ができる人は日本にもたくさんいるし友達にもいるんだけどあまり活躍できていないのは日本にこもっちゃっているからなんじゃないかなって思う。せっかく海外に行って大学も卒業した先輩もいても日本に戻ってさえない感じになったり、日本から出てくる人に出会って日本なんて最悪だからと言われることもあるし、日本はいいよーって話を聞きたいものだ。僕も日本に戻ったら同じになるのかなーって思うと日本以外で働きたいなぁって思ってしまう。日本の食べ物好きだし文化も好きだしアニメもサブカルチャーも好きなんだけどね。