話が薄くて面白くないと評判の映画だけあってやっぱりあまり面白くないと思った。コンセプトは好きだっただけにちょっと残念だ。スーパーマンは好きじゃないけどスーパーマンのような力を邪悪な少年が持ったらどうなるかという話は面白い設定だと思う。人を殺しても何も感じない悲しくもないクラスメイトの手を握ってつぶしてしまう。
スーパーヒーロー映画が多いのにスーパーヒーローを邪悪にしてしまうのは面白いアイデアだと思った。人類を救うためにやってきたスーパーヒーローでなく人類を破壊するために実は来たという設定は面白い。
人を好きじゃないのかと思ったら。好きと気持ちはあるようで手をつぶしてしまったクラスメイトの女の子のところに花を届ける。人を殺したいのか好きなのかどっちなのかわからないのがもやもやする。
それと少年好きはそこで楽しめる部分もあるのかもしれない。
結論から言って普通に見ても面白くなく、見方を変えてプロパガンダと見ると気持ち悪い映画なので見るだけお金がもったいないだろう。またプロパガンダととらえた場合、視聴者へ気づかれないように脅しのようなものを含む内容になる。何が脅しのようなものなのかというのは後で説明している。
この時代にまさか脅しのようなものが映画を通して存在していたとは・・・。そのようなものはどんな人にも見る必要はないけど特に子供は見るべきではない。
とりあえず普通に見た場合のネタバレと感想。
子供を産めない家庭に突然、宇宙の何処からか落ちてきたカプセルにいたのが主人公。
この中で発見されたのだ。怪しげなカプセル。
出典:IMDb
父親が悪夢にうなされて見る夢が子供を見つけた光景だと思うので宇宙人なんだと分かる。
ちなみに夢の中で出てきて血だらけになる
出典:IMDb
出典:IMDb
夢の中だけど赤ちゃん怖い 笑
出典:IMDb
気持ち悪いシーンは目にガラスが刺さってガラスを取るところと顎が崩壊して血だらけになった顎が外れるし警察はぐちゃぐちゃになる。
顎が崩壊してしまうのも僕には気持ちが悪いシーンだった。
いったい主人公は何をしたいのかというと主人公が描いた絵を見るとわかる。
主人公は人類を殲滅し地球を破壊したいのだ。
出典:IMDb
骨になっている人々が描かれていて人類が死ぬことを表わしている
さらに「世界を取れ」(Take the World )と地球を壊す絵がある。
不思議なのが世界を壊したいのなら絵のように光線で壊したら早いんじゃないかと思うんだけど遊んでいるんだろうか?
育ててくれた親を最後は殺してしまい飛行機を壊してしまい救いの無い話で終わるのは面白くなかった。母親は空に連れられていって落とされてしまう。
出典:IMDb
怖いかというとあまり怖くはなくてスーパーマンが悪いことしたら変態スーパーマンになるんだなと思った。
人の家にしのびこんで隠れているのは変態だ 笑
映画には一応ドラマ要素もあって母親が息子は人を殺したりしないと思い続けていて子供を思う気持ちは素晴らしいと思わされつつも、裏切られ最後は子供のスキをついて殺そうとするという悲しい話もあるのだけど、スーパーマンの前ではどんな武器も役に立たない。殺されるのはすべて大人である点は興味深い。手をつぶされるクラスメイトの女の子や飛行機が墜落してもしかしたら子供もいたかもしれないけどそこはわからないので殺される描写はすべて大人だけとなっている。恐らくアメリカの映画なのでキリスト系の話が含まれていると思う。そのせいかどうしても物語がシンプルでどこか古い映画エクソシストのような話にも感じる。舞台がアメリカの田舎のカンザスでありキリスト教が多い地域である。言ってしまえば神を信じる大人の世界にキリストという救世主メシアが現れるはずがサタンが現れ燃えやすい服を着ている神々が殺されていくという神への反逆、大人の世界への反逆。救世主メシアは現れるはずが現れたのは邪悪なメシアだったのだ。恐ろしい。もしキリストが邪悪だったらとも考えられそうでとんでもない話だ 笑
それと時代背景が2006年のようだけど映画は1970年代後半から80年代のような感じだと個人的なイメージで感じる。80年代のこの当時に思い出がありスーパーマンに思い出でがある人は子供の頃に見たと思われるヒーローがもしも悪だったらという設定は面白いんじゃないかと想像する。
母親が来ているTシャツは1974年に結成されたロックバンド、ラモーンズのシャツ。田舎で何も面白いことがないところに刺激のあるロックバンドを求めている。これは平和な田舎でもしかしたら危ないことでも起こるんじゃないかという期待というかどこかドキドキ、ハラハラしたものが当事の子供たちにはあったんだと思う。グーニーズが身近な世界に異世界と繋がるものがあるように身近な世界にある恐怖。「もしも身近なスーパーマンが悪だったら」が面白いとアメリカのこの世代の人たちは思うに違いない。
なので僕はピンとこない。
ラモーンズのシャツ↓
エンタメとして悪魔の力を手に入れた子供が大人を殺していくという設定はそういうゲームもあるし他に映画もあるから嫌いじゃないコンセプトだ。
悪魔の子オーメンもコンセプトは同じような感じだ
エンタメとしていうと映画ブライトバーンは悪魔の子ではないので悪魔祓いをする神父も現れないし露骨にキリスト教徒と悪魔の関係を見せるわけでもないので奥深さがなかなか見出せない。悪魔祓いで対処でもできれば邪悪なスーパーヒーローの力をもったエクソシストみたいな話として面白かったのかもしれないし、キリストでなくただヒーローが邪悪だったら誰が邪悪ヒーローを止めるのか。誰も止められない 笑
オーメンはスーパーヒーローのような絶対的な力があるわけじゃないから楽しめるし、サイレントヒルだって絶対的な力で戦えないわけでないから面白いと思うんだけど。
せっかく家族愛のようなものを描いているのだからエクソシストのように最後まで諦めずに子供を救おうとすればもっと楽しかったのかなーと思ったりもする。そのほうがもっと家族愛があるし養母であっても息子を殺してしまおうとするのは愛に欠けるように思える。スーパーマンじゃなくて日本のアニメの主人公が邪悪な設定だったら面白いと思うし。ナウシカが邪悪な心を持ったらオームと虫たちを味方につけて人類を殲滅されそうと、なにか面白そうな感じに思える。そいう面白そうというのがブライトバーンを見た感じではあまり感じなかった。
映画がマンオブスティールのパロディだというけどパロディというほど面白いものではない。
そしてカンザスと言えばドナルドトランプを支持する、共和党支持の保守派がものすごく多い地域である。良きアメリカが大好きな人たちが多いところに良い思いでのスーパーマンが邪悪だったらというのをぶっこんできたのは面白い部分だ。それを踏まえると伝統、昔の思い出なんてクソくらえと言わんばかりの大人が殺されていくようにも見えてくる。そもそもヒーロー映画はアメリカを守る、アメリカ大好きという考えが含まれているのでアメリカのヒーローが悪だったらというのは斬新だ。保守的なカンザスをぶっ壊す異性人(エイリアン)はまるで外国人のことをエイリアンというように外国人が保守的な現代のトランプのアメリカを変えるといっているようにもとれる。
まぁ僕はトランプのことを嫌いであり賛成するところもありすべてを嫌うわけではないので伝統や昔ながらの良い部分は残してもいいのではと思うのだけど。
ココから下は中国プロパガンダかもしれないという考察
そんなことを考えながらふと思ったことがあった、今回のプロデューサーはたくさんいてその中でも一番の責任者と思われるガーディアンオブ・ギャラクシーの監督ジェームズ・ガンと中国人だと思われるKenneth Huang(ケネス・ファン)がいる。今回この二人はプロデューサーという同じ立場だ。日本の公式ホームページにはKenneth Huangについては触れていないがIMDbによると正式に公開されている名前に含まれている。ガーディアンオブギャラクシーは監督のインタビューだと香港映画を参考にしているのと今回の映画はKenneth Huangが関わっているためブライドバーンは中国よりの映画なのではないかと思うこともできる。Kenneth Huangについて言っている人は英語でも日本語の記事でいっていないのが不思議だ。これはもしかしたら中国思想を隠した中国プロパガンダ映画なのか?と思ったのでそれについてちょっとずつ考えてみようと思う。またもしプロパガンダ映画だとしたら知ってて監督が作っている場合はハリウッド映画は中国のお金に頭があがらなくなっている可能性があると想像する。そのため英語の記事でお金をもらって書いている人はたぶん中国批判をしないんじゃないかなと思ったり思わなかったり。
そして今回の映画に愛がないように感じる理由がそこにはあるように思う。
疑問に思うのがジェームズ・ガンもケネス・ファンもライターや監督ではない。監督やライターでなくても内容については関わることができる。
この内容については色んなところで言われているが一応Quoraを引用すると映画の重要なところを変更するのは監督でないことはわかる。特にプロデューサーは資金調達に関わるポジションらしいので監督も変更をプロデューサーに言われたら断れないことがあるんじゃないかなと思う。それにこの映画の監督がプロデューサーやライターと並べたときにジェームズガンのほうが存在感があると思うので監督はジェームズガンの意見をかなり聞いたんじゃないかなと思えてくる。
Kenneth Huang(中国名:黄建華)の写真らしい↓
出典:FilmBeat
そしてこの人の兄弟か親戚かもしれないと思う苗字が一緒の人もexecutive producerでいる。Kent Huangだ。
中国人が二人プロデューサー枠で採用されるというのは少ないんじゃないかと思う。ちなみにブライトバーンの中国語タイトルは靈異乍現と灵异乍现だ。
現在ドナルドトランプがしていることの一つに中国排除が含まれている。カンザス州はトランプ支持者の多い地域であり、排除すべきエイリアンとは外国人の中国人ということと考えると中国人が共和党に染まっているアメリカを変えるというメッセージがもしかしたらあるのかもしれない。そもそも映画のポスターは真っ赤であり様々な部分も赤が使われている。ちなみに公開されているだけの興行収益によると中国では台湾と香港で公開されているがあまり人気がないようだ。中国の人たちも中国よりの映画と思ってみている人はいないのかもしれないしもしかした中国寄りの映画だから見ないと思っている人がいたのかもしれない。ちなみに現在までに中国本土では公開されているのかわからないけど。
まぁ中国よりだったとしても中国よりに作られているとは分かりづらい映画ではあると思う。分かりやすい権力者も出てこないしただ中国人プロデューサーに作られ中国排除のトランプを支持するカンザス州がめちゃくちゃにされ赤い色がたくさん使われているというだけだから、まぁ一応ホラーだから赤が使われていもおかしくないから中国とはなかなか発想にでてこない分かりづらい部分もある。
現在中国よりの映画はアメリカでは政治の影響で作りづらくなっていると思うので分かりやすい中国よりのメッセージは含められなかったとも考えられる。それでもなんとか中国のメッセージを含めようとしたと僕が勝手に思うだけだけどなかなか中国人は戦略的だなぁと思わされる。
次に思ったのがブライドバーンはカンザス州にある小さい町の名前らしくBrightburnでありbrightは明るいburnは燃やすという意味でわけることもできる。実は中国語で明かるいを「光」として燃やすを「火」にすると中国の方言で光火はwebの辞書によると「腹を立てる」という意味になる。とすると中国人はトランプに怒っているんだと隠したメッセージを入れたんじゃないかとも思えたり。
スーパーマンがカンザス州で育った設定らしいのでスーパーマンがグレたらこうなる、という映画とも見て取れて興味深いのだけど、どこか中国プロパガンダ映画くさい。
ちなみに主人公の名前はBrandon BreyerでBrightburnと主人公の名前にはBが2つ含まれている。これは主人公が殺した後に残していくマークを意味している。Bを背中合わせでくっつけるとBBで主人公のマークになる。ちなみにスーパーマンを演じたクラーク・ケントはClark KentでCKとなるためBBとの関係はなさそうだ。でもマーベルにはイニシャルが同じ人がたくさんいるのでマーベルの名前の特長と中国の考えがうまく融合していると思う。
出典:IMDb
そして青と赤の色の意味は二つの存在を意味していると思う。最初ノートに描いているときは青、後で青と赤が交わり赤だけになっていく。これは青はまだ邪悪に染まっていないけどだんだんと赤になるにつれて邪悪になっていくという意味があるんじゃないかと思う。もし中国映画なら赤を邪悪とするのはおかしいと思うけど青い中国化されていないカンザス州のアメリカが中国化して赤くなっていくと考えるとなかなか面白い。変な話でアメリカの共和党は赤色でカンザスはトランプ支持なので赤色としてわけることができるけど彼らは中国批判しているから赤だけど中国の意味の赤ではない。だから中国からするとカンザス州は青色なんじゃないかなということだ。
そしてBBとはネットによると広東語で「赤ちゃん」の意味があったり中国のどこの言語かわからないけど「黙らせる」という意味があったり「おしゃべり」という意味もあるようだ。プロデューサーのKenneth Huangはwikipediaによると広州出身で広東語の地域となる。「赤ちゃん」と「黙らせる」は主人公が赤ん坊のころに拾われているのと黙らせるほどの強さを持つことからも意味があう。そしてやっぱり中国よりの映画と考えると赤ちゃんトランプを黙らせるという意味もなくもないかもしれない。赤ちゃんトランプは有名でアメリカでも風船で使われたり赤ちゃんの写真とトランプの顔を比較したりしてトランプ批判で使われる。BBから赤ちゃんトランプの連想はたまたまだろうか?それとBBには中国語の幼儿用语で「うんち」の意味がある。
そしてジェームズガンは実際にトランプが嫌いだ。
最後の飛行機がぶつかろうとするシーンも少し不思議だった。なぜなら因果関係がある父親母親を殺すというところまでは物語としてわかるけど飛行機が突然やってくる。そして飛行機がバラバラのシーンで映画は終わるのだ。考えすぎかもしれないがアメリカの多発テロを連想することもできる。もしそうなら中国によりアメリカ批判としてもとらえることもできる。そもそも飛行機がバラバラになるなんていう描写を組み込んでくるのはブラックジョークとしてはあまり好ましいものではない。それだけアメリカで起こった大惨事と世界で起こる謎の墜落事故が連想できるからだ。やはりここには中華思想の意図があるのか?ジェームズガンはアメリカの映画業界を嫌っている部分があると思うのでアメリカ嫌いだったとしても不思議じゃない。
おまけに主人公が世界中で問題を起こしているニュースが最後に流れるけど、そのシーンの分かりやすい部分に中国の地図が出ている。そしてニュースでは中国の船が転覆と報道されているしマグカップにはTruth、真実と書かれている。しかも転覆したところがSouth China Sea(南シナ海)とありそれは中国がフィリピンとベトナムとマレーシアでもめている領海なのだ。アメリカの映画だからSouth China Seaの呼び名は問題ないだろうけどフィリピン、ベトナム、マレーシアでは認めていないと思う。しかしわざわざSouth China Seaのニュースを取り上げることを考えると、ちょっと不自然すぎる。この点からも中国寄りの映画だと言える。
なぜアメリカのニュースでなく中国の地図を分かりやすいところに出して「真実」なのか?
そして映画とは関係ないが2014年にマレーシアの航空機が墜落した事件は嘘か本当かマレーシア首相が中国の公言している領海South China Seaを否定したからという話もあり映画の飛行機が墜落するのとSouth China Seaと報道される部分はつながりがあるように思えてくる。
ちなみにジェームズガンの視点で言えば映画で説明される船を転覆させるクリーチャーとはアクアマンととらえてもいいじゃかなと思う。
中国とアメリカの合作映画アボミナブルでは中国の南シナ海が描かれておりマレーシアなどでは上映禁止になっている。一方、ブライトバーンも南シナ海が表示されているのにフィリピンとマレーシアで上映されている。この意味はフィリピンとマレーシア政府に気づかれなかったということだろう。気づかれていたら公開禁止になるはずだからだ。それと同じくトランプ批判が映画に含まれていても誰も気づかないから英語でも日本語でもそのようなことを書いている人はいないのだと思う。アボミナブルとブライトバーンでは見ている人の数が大きく違うからブライトバーンで明らかにフィリピンやマレーシア、ベトナムが認めていない名前の領海が映画で言われていても気づかないのだと思う。
変なシンボルの意味は?とNXCという放送局から報道されている。NXCのNはニュースもしくはNew、North(北)Cはチャンネル、Chinaと読み取ることができるかもしれない。North Chinaとは北京などのエリアであり華北と呼ばれる地域である。古い中国とアジアな雰囲気が南側よりも強い地域だと思われる。中国は北京の天安門前で軍事パレードをして世界への中華思想の宣伝活動をしているため、華北近辺では外国人向けの中華思想を広める活動が行われやすいんじゃないかと僕は勝手に思っている。北京は中国の首都であり中央政府があるところだ。映画は伝統中国思想を重要視している習近平に寄り添う部分があるのではないかと深読みしてしまう。文字のバックが赤帯なのも中国っぽい。
プロデューサーのKenneth Huangは孫文大学(中山大学)を卒業しておりこの大学はwikipediaによると中国共産党の副部級の大学らしい。つまり中国共産党にベッタリのプロデューサーの可能性がある。そしてこの大学は恐らくスパイを生んでいる大学だと思われる。中山大学は他の記事によると過去に中山大学の教授がスパイで捕まっている。
Wikipediaは信頼性が薄いがもしこの情報が正しければブライトバーンは中国スパイに作られたといっても間違っていないかもしれない。中国の記事でも孫文大学に入って日本語学科を専攻と書かれているので孫文大学でたぶん間違いではないだろう。
ちなみにNXCのXは難しいんだけど、ネットスラングではキス、キリストでは十字架だろうけど中国寄りにもっと考えるとネットによると漢字の「父」はXから連想するそうだ。中国のの父とは誰か、それは中国革命の父であり中国国家の父であり初代大統領の孫文だろう。現在の習近平政権は毛沢東や孫文に近づけようとしている部分があるので習近平寄りの映画を作ったと思うとかなり筋が通る。
さらにXは習近平の英語名を表わしているかもしれない。英語名ではXi Jinping(シー・ジンピン)。
それとKeneeth Haungはかなりの金持ちで中国共産党からも本人の事業に資金提供されていることが中国の記事で言われている。かなりの金持ちということからブライトバーンの資金はKeneeth Haungから多くが出されたのではないかと推測する。
さらにニュースでは魔女がでてロープで人々を絞め殺しているらしいけどまた偶然なのかアメリカの魔女コミュニティがトランプに不幸がふりそそぐように呪文を唱えているというニュースがある。
いろんなことが偶然にもアメリカのトランプ批判と合い、中国が目立つような構成が映画では見られる。ちなみにこのロープをもった魔女をジャームズガンの視点で言えばワンダーウーマンだろう。
他には映画ではいくつか不気味なアート作品が出てきた。ここで3つについて考えてみる。その一つがカラスだ。カラスは頭の良さを表わす良い意味もあるのだけど中国ではカラスは不吉な象徴である。キリスト教でははっきりとはカラスについて言及はされていないものの、どのようなシンボルの意味があるかというと不吉な意味があるという人が多いと思う。それとカンザス州の田舎にはカラスがいるだろうけどCrow Coffeeというカンザス州にあるカラスのシンボルのコーヒーショップがあるがそのことからすると悪いこととしてカラスをとらえないキリスト教徒もいるんだカンザスにはいるんだと思うことができる。そのため映画ではキリスト教より中国がはっきり言及している中国のカラスの不吉の意味としてとらえるとホラー映画として意味はわかりやすい。そうするとここでも中国思想が含まれているといえる。
そしてこの黒い意味は香港のデモを意味している可能性もある。現在の香港デモは2019年に始まっているが映画が製作されるより前から香港では今ほど大規模ではないがデモがあった。カラスは香港のデモの黒いシンボルに対して共産党が睨みをきかせているということかもしれない。
次が絵文字のスマイリーフェイスを怖くしたようなアートがある。
中国人は笑顔の絵文字は使うけど一般的なスマイルマークは避ける傾向があると思う。笑顔の絵文字は使うけど下記の画像のスマイルを使うことは少ないと思う。中国での絵文字の使われ方について書いている英語記事がある。表面は映画だけど裏の意味は軽蔑ということがあるらしい。中国人の接客を知っている人がいるならわかると思うが笑顔を誰にでもする人はほとんどいない。笑顔をする西洋の人は偽善者という人だっている。西洋に慣れている人は笑顔をマナーとしてする人はいるものの一般的な人はしないと僕は経験から思う。中国では笑顔はときによっては軽蔑というダークサイドの意味があるということだ。それを露骨に示しているのが下記の気味が悪い笑顔のアートではないだろうか。わざわざカメラの構図の真ん中に設置してこれから不吉なことが起きるというメッセージとともに、子供が服を着ていなくておかしなことになっているのに笑顔は少ないもののなんとか表情を作って迎え入れようとする親に気味の悪い笑顔のアートはどこか西洋文化をあざ笑っているかのようだ。
次のアートは右側にヒマワリの絵が飾られている。ひまわりとは悪い意味でとらえない人は多いと思うのと黄色で明るい印象がある。
しかしこのひまわりにはいくつか中国の意味がある。一つは2014年にひまわり学生運動が台湾であったがこれは非暴力による反中の学生の抵抗運動だ。これだけなら悪い意味はない。だけど今回のひまわりには毛沢東の意味も込められていると思う。毛沢東とひまわりは関係は深い。中国のアートで「ひまわりと太陽」がかかれている絵を見たことがあるだろうか?
ひまわりと太陽とは問答無用で政治的記号として使われていたのが毛沢東時代だといわれている。太陽は毛沢東でひまわりのように太陽に向かってそびえたち太陽に忠誠を誓う人達、人民解放軍なのだ。それは人によっては恐怖を意味し中国共産党批判することは危ないことを意味する。
映画に話を戻しひまわりの絵とガラスにBBのマークがある。この意味はわかりやすく言うと共産党員に逆らったらあぶないぞ!ということの表れだろう。
現代に過去の共産党政権の恐怖を蘇らせようとするブライトバーンはかなりあぶない映画だと僕は感じた。
とても巧妙に中国寄りの意味が込められている。
中国の教育は反日教育、愛国教育というのは聞いたことがあったりそうだろうなぁと思う人も多いだろう。しかし、反日や愛国では不十分なんじゃないかなと思うぐらいの共産党の教育がされているといわれている。子供が武器をもって戦うことを教えて、人を殺すことを教えるという教育である。ブライトバーンはエンタメとしてはいいんだけどこれがプロパガンダとした場合は、少年が殺しまくることなど中国がしてもらいたい、することを見せているようにも見える。少年が戦うアニメなんて多いけどプロパガンダの場合は意味合いがそういうものとは大きくことなるのだ。
出典:IMDb
またこのレストランの女性店員はガラスが割れてその欠片が目に入り目を損傷してしまう。そして損傷した後が目がくりぬかれたようにも見えなくも無い。
目の損傷とは中国では目をくりぬかれた少年などがいる。記事。
この少年は角膜を狙われた犯行の可能性があるらしく、今回の映画のガラスが目の角膜あたりに刺さっているのも関係性がないとはいいきれない。
そして主人公は人間の内臓に興味を持っている。
ベッドの下に男の子が隠していものはエロいものかと思えばモロに内蔵が出ているイラストと写真だった。家族はそれを見てビックリする。
最後あたりに主人公がの乗ってきたカプセルのある部屋の壁にお腹をぱっくりあけられた裸の人が壁にはりつけられるというおぞましいシーンがある。
たまたまなのか中国では誘拐され殺され内蔵を取られるという事件が起こっている。もしこの映画がプロパガンダなら共産党がたぶん人を雇って誘拐させて内臓を取っていると言っていることになるんじゃないかと思えてくる。
そしてお腹をぱっくりあけて壁に貼り付けられている様子はまるで中国の人体標本展のために殺された人達が飾られているかのようにも見える。人体の標本展は2017年頃から問題になっていた展示会である。一応、模型には血はないけどブライトバーンはホラー映画なのに血が出ている。ただその構図がネットに有名になった未だに真実かどうかわからないけど23歳で誘拐されてお腹を開けられ模型にされた中国人を連想してしまった。映画のシーンでお腹の開いて壁に貼り付けられている女性のお腹は内臓を取るために手術で開けた様に左右対称に開いたように見えるところからも手術を連想してしまう。ここではその画像は悪いけど気持ち悪いけど一応いくつかるサイトの一つのリンクを張っておく。
しかし共産党員が実際に起こした誘拐、内臓を取り除くものを共産党員と思われる人が作っていると考えると脅しのようなものだ。コワ。
出典:IMDb
なぜ主人公は顔は覆うけど体は出ているのか?スーパーヒーローは顔だけ覆うなんていうのは珍しいと感じため何かあるんじゃないかと思っていたら中国のフェイスキニではないかと思った。フェイスキニは日焼け防止のために作られたらしく顔だけを覆い体が出ているのだ、そしてヒーロー物の柄もある。フェイスキニはかっこ悪いと世界で言われているから中国側としてはコンプレックスがたぶんあるんじゃないかと思うのと、映画でフェイスキニのようなものをつけてかっこいいと思われることでみんなが言っているかっこ悪いというのは間違いなんだというメッセージもあるかもしれない。共産党員の奥さんがフェイスキニをしててかっこ悪いなんていわれているといい気持ちはしないだろう。これが中国のかっこいいヒーローなんだと言っているようにも見えてくる。
出典:IMDb
さらに英語のフェイスブックのブライトバーンのページには下記のイラストがアップロードされている。そしてアメリカのメモリアルデイ(戦没将兵追悼記念日)に映画館で公開とある。公式ページのロゴが真っ赤で中国国旗に見えたり見えなかったり。
中国が真ん中に描かれていて世界中がBBのマーク。あえてメモリアルデイを選んでいるところはやはりアメリカへの批判ではないかと思える。あとこれは予想だけど大きなBBのマークは重要な中国人たちがいるか重要な都市、重要な会社などがある場所ではないかと思う。もし中国アートで一般のアートでなく共産党の関わるアートならまず意味がないわけがないと思うから何かあるだろう。世界中に中国共産党員が散らばっていると思うと怖い。
さらになぜ主人公が宇宙から地球を見ているかに疑問を覚えないだろうか?
マーヴェルシリーズの話が宇宙に広がっているからそれに似せているとも見えるが、それだけではないだろう。
中国では宇宙軍事開発も行われており宇宙から世界を監視しようとする考えが裏にはある可能性があるというのは有名な話だ。そのため下のアートは中国の未来を見せているのだろう。そして必要があれば衛星からレーザーで国を攻撃できるというまるでSFのようなことをしかねない考えがあるんじゃないかと思う。これは大げさな話ではなく陰謀論でもない。CNNのニュースによるとロシアと中国でレーザー兵器の開発はされていて将来的には衛星を軍事化し宇宙からレーザーによる攻撃ができる可能性があることを想像できる。また中国も宇宙開発につインターネットには中国の軍事力についてのレポートがPDF出ていて宇宙を軍事戦略に含めているのは明らかである。つまり主人公は中国が考える宇宙軍の一人か攻撃できる衛星か。
目からレーザーを出すスーパーマンをパクリつつも中国のプロパガンダを気づかれないように入れてくるのはうまくつくったなぁと思わされた。このあたりはジェームズ・ガンの才能があるからだと思う。
また戦没将兵追悼記念日を選んだことと映画の内容にはこれからの中国に将来を見せていると思うことから、考えすぎかもしれないけど大量虐殺だって今後するかもしれないというメッセージに見えたり。天安門事件ような話だ。実際、現在いつ香港で大量虐殺が起きるかわからない状態なわけだし。
ちなみにジェームズガンは2019年にディズニーと和解したような話がある。なので和解する前の怒りが込めらた作品というふうにも見えるだろう。
出典:フェイスブックのページ
そしてBBの形はひし形が二つ重なったように見え、ひし形がたくさんある光景から僕は中国のシンボルの意味があるんじゃないかと思う。
福があるということはつまり共産党に幸あれということではないかということだ。
愛国心がすごいとかいうのを越えて怖い。僕は最近アート絡みで中国のことを勉強していることもあって中国の怖い愛国心を感じる。愛国心は大切なのは当然だけど一般的に言われる愛国心と中国の愛国心は違うと思う。それは中国の過去の歴史を見ればわかる。ちなみに映画に関係ないけど愛国心は各国違う。
出典:壁紙のサイト
ブライトバーンには最後のニュースでジェームズガンの別の作品「スーパー!」にでてきたクリムゾンボルトがでてくる。これはジョークかそれともスーパーマンの世界とクリムゾンボルトの世界が混ざりあう話になるのかと思いつつも、これは皮肉を込めているんだと思う。クリムゾンボルトには昔からあるヒーローへの皮肉もあったと思うからブライトバーンがアメリカ自体を批判し中国寄りに作ることでジェームズガンを降ろしたヒーロー関係者への皮肉った笑いを入れたんじゃないかと思う。
ヒーローファンに新しいヒーロー映画を提供したと見せかけてファンさえも馬鹿にしているような映画の作りになっているように見える。その理由にヒーローファンからもジェームズ・ガンは批判を受けていたと思うからそれも関係しているんじゃないかと思う。
またクリムゾンボルトの格好が赤いのもたまたまかもしれないが中国の色と被る。
様々なことが中国と関係しアメリカを批判し世界を陥れる内容は中国のプロデューサーだけでなくジェームズ・ガンの考えが色濃く入っていると思う。なぜならジェームズ・ガンは昔にとんでもないことを言って映画業界からはのけ者になったりしたことがあるのだ。いくつかある記事のうち日本語の記事を選び抜粋するとによるとジェームズはツイッターで「笑いは最高の薬。だから僕はAIDS患者を笑うのだ」や他にはレイプについての独自の視点で語っている。ジョークのようだけど言っていいことと悪いことはやはりある。後からであればジョークというのは出来るため、本心は違うんじゃないかなと思ったりもする。かなり批判されて映画業界でも肩身の狭い思いをしていただろうと推測する。このキッカケでたぶんアメリカを嫌いになっている部分はあるんじゃないかと思ったりもする。彼はトランプとその支持者をも激しく叩いてきたのも中国寄りでアメリカ嫌いの考えになりやすいと思える。中国人と中国とビジネスしている企業がトランプを叩く傾向にあるからだ。ちなみに僕はトランプの差別的な考えは嫌いだけど今の中国排除の動きは悪くないと思う。
アメリカ嫌い、ダブルスタンダードが嫌い、レイプ発言のような過激なことも言えない環境が嫌でたぶんジェームズ・ガンはわかってアメリカの映画業界とアメリカへの仕返しのようなものを込めて中国プロパガンダを作ったんだと思う。好きなマンオブスティールを使って降ろされたヒーロー映画への仕返し。そこにトランプ批判を込めてカンザス州とスーパーマンをかけあわせ今のアメリカが嫌いだからアメリカが批判している中国をがっつりと映画にねじこんでいる。
そしてライトバーンはPG12指定だけどPG12に見えないほどグロテスクな映像からPG12指定になったのが不自然すぎることと、プロパガンダは年齢が低い人に見せたいものと思うのでPG12になるような何かされたんじゃないかなと思ったりする。それほど不自然で不可思議なグロテクスさ。
さらになぜ家族の崩壊をブライトバーンは描くのか?ここは僕は疑いを持っているんだけど共産主義のやりたいことの一つに中国に敵対する国の家族、思想の分断、崩壊をしたいんじゃないかなと映画を見ていて思った。そうすることで国が弱まり中国がコントロールしやすい国になるんじゃないかな?と思う。カンザス州は反中、トランプ支持エリアである。
僕は別の記事に香港デモのスローガンと言われている酸欠少女の歌について何がスローガンに聞えるのかを考えてみた記事を書いたけど、記事を書きながら考えていると中国はやばいなぁ、キリスト教はやっぱり世界で力がすごいなぁと思わされてくる。
ここまで考えていて僕は「ぎょぎょぎょ、わわわ、気持ち悪い」って思ってこれやっぱり中国の危ないほうのプロパガンダじゃないかって思えてきた。いろんなことが中国に見えてくる 笑
でも面白いのが世界中の人は中国共産党がやっているかどうかわからないことをもしこの映画がプロパガンダであれば世の中の謎の事件は共産党が行っているということを大声をだして言っているような話になる。この映画を見れば中国のダークサイドが分かるということだ。隠していることを普通の人は気づかないと思い公言しているとは笑えてくる。
主人公は「世界を侵略」することを使命かのごとく行っていく。それはまるで中国思想に近いところも中国よりの映画っぽいと思えてくる。
お金が中国から出ているかがわからないからはっきりしないけど、おそらく中国からのお金がでているだろう。そのためかもしれないけど中国人のプロデューサーが起用されているんじゃないかと思う。もし中国プロパガンダ映画なら不快感でしかない。別に中国が南シナ海を主張していても日本やアメリカには関係ないしシンボルのBBがトランプ批判だろうかなかろうが僕には関係ない。でももし中国プロパガンダなら中国思想に誘導している要素を含めていることになると思うので、映画を見て間接的に中国有利の考えに加担してしまうのは今の中国を見ていると僕には喜べることではない。
でも見てしまったではないかと思うかもしれない、映画館でないからまだいいんじゃないかなと思う。レンタルより安くない映画館にプロパガンダ映画を見にわざわざ高いお金を払っていくのは馬鹿らしいとしか思わないからだ。普通はプロパガンダ映画という何か脅威が含まれているものをお金を出してみるなんていうのは考えられないくらいおかしな話だ。
中国プロパガンダだから何がいけないのか?というと中華思想には世界統一、中国が中心という考えがあり、国の重要な部分を壊して分断して中国マネーで取り込んでいくことがあげられる。問題なのは自分たちが正しいと思っていたことも破壊されて歴史を変えられてしまうということがある。些細な中国の反米プロパガンダだったとしてもその些細なことが積み重なることで国はまとまらなくなっていくと思う。それはあまり良くないことだし頭で考えてプロパガンダなのかどうか気づけない人になっていくのだと思う。いくらトランプが嫌いでも赤ちゃんトランプを表わしているかもしれないBBのシンボルと保守派のカンザス州の人を殺していくのはドナルドトランプの生首アートより露骨じゃないけど遠まわしにやりすぎなんじゃないかと思える。映画はエンタメでブラックジョーク、キャッキャできる軽いホラーですむし、ダークサイドが世界征服しても面白けどプロパガンダであればブラックジョークではすまないんじゃないかなって思う。法律は分からないんだけどプロパガンダ色の強い映画は禁止されているんじゃなだろうか?
誰も気づかないからプロパガンダ色は薄いから問題ないんじゃないと思う人もいるかもしれない、でもわからないように作るのが本当のプロパガンダだと思う。今までは露骨にプロパガンダと作っても気づかれないぐらい気にしない人が多かったから良かったんだけど現状変わりつつある。それに意味がわかれば色は薄くないと思えてくるんじゃないだろうか。戦争体験のない僕らにはわかりづらいけど戦争体験がありプロパガンダと戦争が露骨に密接した時代を生きた人ならプロパガンダ映画というだけにかなりの不快感があるんじゃないかと思う。それだけ些細なプロパガンダ映画でも問題があるということだ。日本では表現の不自由展の作品がプロパガンダアートとして問題にもなっていると思う。中には些細なプロパガンダアートもあったかもしれないけどプロパガンダであれば問題だ。
映画ブライトバーンはいけないという話ではない。スーパーマンの大ファンなら楽しめると思うからだ。しかしこの作品をプロパガンダと取れるかエンタメとして取るべきかで変わってくる。僕は色の濃いプロパガンダ映画だと思うから不快感を感じるし、邪悪なスーパーマンという面白そうに聞える設定が僕らをコントロールしようとする思想統制の道具であるプロパガンダだったら気持ちが悪くてしょうがない。それに僕はあまりスーパーマンのことを知らないしエンタメとしても微妙だった。
誰も気づかない気づきづらいプロパガンダはなぜ分かりやすくプロパガンダとして作らなかったのかというのはおそらく4つの理由があると思う。
一つは、中国排除が強まるアメリカでは中国のプロパガンダについては監視している可能性があり分かりやすく作ると捕まる、公開ができない可能性がある。
二つ目は映画のターゲットは一般の人だけでなくアメリカにいる中国人を主に対象にしているのではないかと思うこと。なぜなら中国の文化や言葉がわからなければわからない暗号のようなものでアメリカの中国人に対して共産党が訴えかけているんじゃないかと思うのだ。悪くいえば監視をしている。中国人同士は監視し合うと思うし特に共産党員の子は共産党員の子でない学生より強い立場にあると思う。
ブライトバーンはwikipediaによると2017年12月に脚本が作られ2018年3月から撮影が始まっている。2018年11月30日に公開される予定だったのが2019年5月24日に公開されていて映画の見せているのはこの製作より前に起こった中国の出来事が含まれていると思う。
共産党嫌いの台湾や香港人にドナルトトランプは否定しろ、じゃないとブライトバーンのようにボコボコになる可能性だってあるかならな、といわんばかりのメッセージ。あくまで可能性の話。しかしこの話はなかなか否定できない。中国国内について少しでもしっている人ならやりかねないと思うんじゃないかと思う。香港では謎の死が続出し、マレーシアでは謎の飛行機墜落事故、中国国内では行方不明の子が多くいたりと謎の恐ろしいことが起こっているのは事実だからだ。最近では中国に行く外国人がスパイ容疑で捕まることが多くなっていることから中国共産党が警戒しているんじゃないかと思えてくる。その結果、中国国内だけでなく世界にいる中国人に対しても警戒感を高めているんじゃないかな?と思ってしまう。香港や台湾人がビクビクしているかもしれないと思うとかわいそうだ。
3つめの理由が中国に殺されている法輪功への脅し。これは有名な話なので説明はしなくてもいいかもしれないけど人体模型にされた人達は法輪功の人達が多いといわれている。
4つめはジェームズガンの仕返し
仕返しを気づかれないように作ったことで映画は公開されるように仕組んだんだと思える。仕返し映画なんていったら映画業界からもハブられているジェームズガンは公開できない可能性だってあるわけだ。ハリウッドがのけ者にしてきたことを後悔させてやる!って言わんばかりのめちゃくちゃぶり。アメリカの象徴と言ってもいいスーパーマンをちゃかしたようなブライトバーンはジェームズガンの視点からみれは皮肉をたっぷりいれた映画だ。でもただの皮肉ではなく中国によってアメリカは飲み込まれるから見ておけ、とジェームズガンをのけ者にした古い習慣のディズニーや古い監督達にも向けられていそうだ。それは全く嘘には聞えない、なぜならすでにアメリカの映画業界はどっぷり中国を頼っている部分があるからだ。
でも面白いのがハブられていても業界にいることができなんとか映画も作ることができたことはすごい。それはジェームズガン達がのけ者にするなら自分でやるだけだと、自分で出来る少なからずお金があるからだろう。中国プロパガンダに触れなくてもファンを馬鹿にしているようにも見えるちゃかした仕返し映画はあまり良いものではない。
ブライトバーンは表面的なことだけを見るとアンチ移民映画にも見えるのだけど、上で説明してきたことを考慮するとアンチ移民映画というのは本当の意味ではないだろう。
この映画は中国賞賛映画でなく中国による反中に対する恐怖心をうえつけることを目的としたもののようにとらえることは出来る。映画のタイトルはBrightburnだけだけど日本の題名には恐怖の拡散者とついている。これもたまたまなのか恐怖を拡散というタイトルと、今回の中国のプロパガンダの目的が一致してしまう。
そう思うとブライトバーンのポスターは気持ち悪く怖くなってくる。なぜなら赤く輝く目は中国共産党の監視を意味していることになるからだ。ブラックジョークでなく本物の恐怖でしかない。中国共産党の監視の意味がわからない人はいろいろ自分で調べてるといいだろう。
映画アスだって思想統制のような要素はあった。しかしあれは現在のアメリカの問題を見せ解決しようとしても今まで出来てこなかったアメリカを皮肉っているぐらいだし、黒人問題と貧困に目を向けさせる教育的な要素があった。政治的な誘導というものではなく国民の問題を考えるということに気づかせるものだった。
映画アスのように今までのアメリカの政権批判をするということは今まで中国寄りだったアメリカを批判することにもなる。中国資金がアメリカの大学、政治にも大量に投入されてアメリカは中国寄りに今までなってきたのは事実だ。アメリカが中国のようになりつつあるということを説明する本も日本では発売されたり、また中国のように過度の競争を取り入れてきたのも今のアメリカなのだ。
映画アスでも貧困問題があった中国寄りに政権がなりつつあるあたりから福祉は削減され黒人差別は改善されていなくなるという感じだ。ハウスジャックビルドではジャックが中国共産党の考えに感化されているように見せて最後は死んでしまう。そしてソ連、中国などの共産党の考えを危ない人のように見せてモラルの無い気持悪いことをしていく。中国はダメなんだって言っているようものだ。ハウスジャックビルドは退出者が出るほどだったのに拍手をする人もいる映画だった。この意味は中国批判をここまでしてくれてすごいという意味ももしかしたらあったのかもしれない。でもこのあたりは陰謀論に近いところもあるが全く否定はできない。なぜなら映画に関わっている偉い人たちは中国マネーが映画にどれだけ影響されているか知っているはずだからだ。
マーヴェル作品は映画じゃないとスコセッシ監督がいったという記事がある。そのコメントに批判する人もたくさんいるしいろんな形の映画があってもいいというのは多様性という点から考えておかしな話ではない。しかしもしハリウッド映画が中国マネーに染まっているとしたら、見えないところに実はプロパガンダを含ませているマーヴェルを使ったプロパガンダの可能性だって否定はできない。もしそうであればテーマパークであり心理的な部分を伝えようとあまりしないマーヴェルに批判するのは筋が通っている。なぜなら中国が嫌うのが心理的に影響を与えてまとまらない社会にすることだと思うため中国で大人気のマーヴェルが中国に気を使って心理描写を避けていると考えることもできるからだ。
そして僕の考えだけどスコセッシ監督はテーマパークのようだといいつつも実は中国寄りの映画なんて面白くないと言いたいんじゃないかな、と思ってしまう。はっきり言わないのは中国批判を映画業界ではなかなかできないからじゃないかな?と思うからだ。それは中国マネーがハリウッドにたくさん入っていると考えると自然と想像できる。映画だけじゃなくて露骨に中国人の不正を証拠はないけどみんなわかっていることを批判した大学教授だってクビになったり、露骨に中国に関することを批判することはリベラルの中では難しいんだと思う。現代の多くの映画はリベラルなものが多いというのも関係していると思うし。移民自体がリベラルに含まれる考えだし僕みたいな留学生もリベラルが受け入れやすいものだろう。だから僕は中国批判をするトランプを支持しても全面的には支持できないというジレンマがある。
ブライトバーンも心理描写を浅くでしか見せてこない。何も伝わってこないのは中国映画にあよくある、あるあるだと思う。それに1,2回ならわかるのだけど何度も中国に関係した話が見える。偶然にしては色々なことが合い過ぎている。そのため限りなくプロパガンダに近い映画だといえると思う。
僕は映画館に行ってまでみるべきものではないと思う。それはもしプロパガンダなら日本人のことを慕ってくれる人が多い香港、台湾人に恐怖を感じさせ、中国のことをわからずのんきに映画を見ている人の多さに絶望を感じ恐怖を増幅させてしまうじゃないかと思うからだ。
現在中国アメリカの貿易戦争が起こっているといわれつつ、実はそれだけじゃなくて中国アメリカの映画プロパガンダ戦争が起こっているんじゃないかなって思ったり思わなかったり。
ちなみにKenneth Huangの過去に関わった映画には中国がユダヤ人をナチスから救った素晴らしい国として見せているA Children’s Songという映画がある。つまりこれもプロパガンダだ。プロパガンダの種類の中に真実を隠す目的で作られるものもある。それが下記の映画のようなものだと思う。ホロコーストから救ったのは中国だといわんばかりのイメージ戦略は中国がホロコーストのような誘拐し殺戮することを繰り返してるのを隠したいという目的があるんじゃないかと思う。
キリスト教の思想より中華思想。キリスト教主体のアメリカの古くからあるホラー映画ならどんなに子供が悪魔になっても見捨てたりはなかなかしないと思う。なぜならキリスト教がどんなに困っていてもどんあなに不明の病気があっても近寄って助けてきたという精神があるからなんじゃないかなと僕は思っている。そういうものに欠けて最後は拾った子だとしても一応に自分の子だったわけで殺そうとするしさまざまな人が死んで不幸でしかない終わりになっている。ドラマ性はあるもののドラマなんてないととらえるぐらいの薄いドラマである。話が薄いところも中国っぽい。脚本家は中国人ではないけど恐らく中国よりに脚本を描かれたのだと思う。
スーパーマンに思い出がなければ、何がしたいのか何が言いたいのかわからないし多くの人が面白くないといっているこの映画はスーパーマンを使った反米映画と考えると目的がわかってハッキリする。スーパーマンを反米に使われたかもしれないと思えばアメリカ人達は怒ってもいいはずなのに怒らないのは全く考えていないからだろう。マンオブスティールを馬鹿にしているような作品になっている。僕がもしスーパーマンの放送時に子供の頃で思い出が強くあるなら怒りを覚えると思う。もしドラゴンボールが、ワンピースが、ガンダムが中国プロパガンダに使われたとしったら日本人は怒るだろう、たぶん。
この考察については学校の中国人には相談できないけど、今回考えたことで僕らが気づかないところで多くの台湾人と香港人、または反中の中国人たちはビクビクしているかもしれないと思うことができて勉強になった。僕なら怖くてどうしようもない。世界の誰も気づいてくれない、声に出すと香港で謎の行方不明、自殺のようにみせかけられ殺されるかもしれないと思うと怖すぎるからだ。ただの中国賞賛映画を越えて危険さえ感じる。
中国が嫌いで中国から出てくる中国人がいるのもうなづける。
あなたはそれでもこの映画を映画館で見ようと思うだろうか?それでも日本企業はこの映画に広告を出そうとするのだろうか?
考えすぎだろうか?
僕は陰謀論と簡単に片付けるのは好きじゃない。現在、中国とアメリカでも明らかに陰謀がありいろんな方法で目的を達成させようとしているのは知っている人にはわかる話である。
ブライトバーンの配給会社はRakuten Distribution株式会社となっている。その合弁会社のThe H CollectiveはワールドウォーZで中国政府批判になる部分を削除したことがあり映画好きならその話は有名である。またこの会社は中国ストリーミング会社iQIYIと契約したこともあり中国寄りの会社だといってもいい。
なぜ僕はThe H Collectiveが日本の楽天と合弁会社になったのかというのを考えているとアメリカ国内で中国寄りの企業を排除する流れがあるはずなのでアメリカで資金を集めづらくなったから日本を目をつけたんじゃないかなと思う。この考えは実際にアメリカが中国企業によるアメリカの一部の技術を買収することを禁止したら日本の企業を狙いだすという流れがあってそれにちょっと似ている。会社の買収を中国寄りだから悪くは言いたくないけど今の中国は非常にアメリカから敵視されていて中国寄りは今後日本にとってもアメリカの意向と違うことをすることになりよくないことになるんじゃないかと思う。
もし楽天はこれらすべてのことを知っててやってたら倫理にかなり欠けた会社と疑がってしまう。なぜなら日本のニュースではあまり取り上げられないのかもしれないが、ただの中国賞賛映画でなく、世界で現代のホロコーストの疑いのある中国が映画に関わってしかも臓器狩りを思わせる映像を含んだ映画になりホロコーストをエンタメにしてそれを楽しんでしまうという構図になるからだ。
ちなみにこの考えだと日本メディアや国家の責任にも話が拡大してくる大きな話になる。
追記:すでに公開が終わっているゲンダイの記事(リンクはキャッシュ)によるとケネス氏はThe H Collectiveのオーナーらしい。ということは実質的には共産党のアメリカ会社ということになるかもしれない。仮にケネスが社長だった場合アメリカでその会社は存続が難しくなるはずだろうから、社長でなくオーナーとしていることでアメリカで存続はできているのだろうけど先々が不安があるから日本進出を考えたのかもしれない。これは他にもいくつか事例があり最近で似た事例は日本経済新聞によると中国のスマホ事業が中米貿易戦争の影響によりアメリカから離れ日本に進出という話だ。記事で紹介されているシャミオはアメリカから制裁はないかもしれないが中国企業ということで警戒され購入者が少なくなる可能性がありアメリカだけでなく保険も考えて日本進出したんじゃないかと思う。これと同じでことがThe H Collectiveにも言えるんじゃないかと思う。しかし中国企業は共産党員を置かなければいけないはずなのでいずれアメリカの制裁対象になる可能性もあるのだ。スマホは中国企業だから使いたくないという人は多いと思うが映画も同じように考えてみる必要があるだろう。
The H Collectiveの場合、ハリウッドの中でもかなり中国よりの企業なんじゃないかと思う。プロパガンダをやりすぎて制裁対象になる可能性もあるだろうから、もし制裁対象になったら共同経営の日本にある楽天はどうするのか、日本はどう判断するべきなのかを考えないといけないリスクもあるだろう。僕からしたら今回のブライトバーンはやりすぎだと思うし、僕が説明したことを例えばアメリカの議員の人が信じた場合、怒るだろうなぁと思う。だってアメリカのメモリアルデイに公開されたこの映画にアメリカの象徴のスーパーマンをおちょくった映画で共産党に逆らったら殺されるかもしれないという脅しととらえられる要素を隠していれちゃってるように見えるから。アメリカの左派も右派もアメリカ大好きだからアメリカを陥れる「プロパガンダ」を入れちゃったというのは問題があると思うからだ。まぁでも信じられることは薄いだろう。アメリカでは他の人もブライトバーンはプロパガンダというけど信じていない人が多いし、中米貿易戦争について一般の人、映画のファンはあまり考えていない人も多いからだ。ブライトバーンが人気が出なかったから誰も気にしていないだけで、人気になっていたら問題にする人はもっと多くいたと思う。
でもここまで考えるとやっぱりブライトバーンは黒に限りなく近い。もう一回言うけどこれが黒ならかなり危ないプロパガンダ映画だと思う。なぜなら映画で見せる背筋がゾッとすることが本当に共産党政権によりやられているかもしれないと言っても言いすぎじゃないと思うからだ。上でも述べたように共産党にものすごく近いもしく共産党員の可能性のあるプロデューサーを通して中国政府ががっつりかかわった映画だと言え、それは脅迫のようなことをされる気持ちになる。僕は色々なプロパガンダアート、映画を学校の授業の中で見ることはあるけどその中でもブライトバーンの隠れたメッセージは他の多くのプロパガンダアートより露骨に怖いと感じる。娯楽の顔をした共産主義型極右映画と言えるのだろうか。一般的にプロパガンダ映画って娯楽として恐怖はあっても隠れたメッセージさえプロパガンダとして恐怖を与えないように見せていると思うけど、ブライトバーンはがっつり共産党のやる怖いことを見せているように思える。まぁホラー映画だからだと思うけど。隠れたメッセージも理解されれば隠れたものにならないから脅しだよ。
脅迫を感じるとか考えすぎじゃ?と思うかもしれない。
共産党員についてはいろいろ調べてもらえばわかるが数々ひどいことをしている。内蔵を取り除くだけでなく殺人もあり今の香港を見ていればそれもわかってくると思う。そんな共産党がかかわったと思うブライトバーンで内臓がでて壁に貼り付けられている映像は脅迫に近いことをしていると言ってもおかしくはない。ケネスがそんなことをやったとか言っている話ではないし共産党が関わっているから問題だということではなく、The H Collectiveが将来制裁の対象になるのかどうかなんていう話も余り気にしない。僕はプロパガンダ映画でも面白くみれた映画はある。でも今回はやりすぎでしょって思う。それなのに映画として盛り上げてしまっている状況はまるで人体模型展でみんな盛り上げて後で確証はないけど違法に殺された人たちが飾られているかもということで中止になった事例と似ている。
さらに思ったのがこの映画はたちの悪いステルスマーケティングが使われているということである。ステルスマーケティングはすべてが悪いわけではないと僕は思っている。でも中にやりすぎだろ、と思うものもあるのだ。ステルスマーケティングを別の言い方でいうとサクラ、ヤラセというものである。トレーラーを見て面白そうだと思わせておいて映画を見ると多くの人が面白くなかったと感じた場合はひどいステルスマーケティングだということだ。映画のトレーラーは少なくとも興味をひきつけるために作っていると思うので少なからずステルスマーケティングが含まれているとは思うが、ブライトバーンは僕にとってはとんでもなく面白くなかった。ヤラセとサクラが過度にあれば詐欺事件になる例はたくさんある。映画を見る消費者でありファンを騙すようなことを企業も製作側もしてしまっていることになる。
僕にとっては中国プロパガンダでもあったわけだから騙された、プロパガンダなんてないと思わせてといてのプロパガンダは捏造。僕は色んなステルスマーケティングに騙されてきて、今まではそんなことも映画だしあるよな、まぁしょうがないって思っていたけど、今回はひどいと思う。お金の問題は僕は気にするほどの金額じゃないから問題にしないけどファンを分からないように巧妙に裏切るような視聴者を騙すようなことはダメだと思う。
プロデューサーが共産党員かどうかわからないんじゃないの?と言っても、共産党員の可能性は十分にある。本当に孫文大学を出て入ればほぼ共産党員だといってもいいし中国共産党本部に寄っている共産党員と言っていいんじゃないかと思う。さらにアメリカでは留学生でさえ共産党員の人がいるので誰が共産党員かどうかはわからないし、一般の人と思う人でさえアメリカでは共産党員だからプロデューサーの立場で過去のもプロパガンダ映画を作っているなら共産党員の可能性のほうが大きいと思う。さらにThe H Collectiveのオーナーということと日本市場の展開という流れから十分に共産党員の可能性がある。
多くの人は映画だからそんなにあぶないものじゃないよ、と思うかもしれない。僕はその考えはアートを軽視しすぎなんじゃないかと思う。
まぁそんなことを言っても断定できる重要なインタービューもないしお金の流れも断定できないから黒にはならなくて黒かもしれないとしかいえないのだけど。でも黒に限りなく近い黒は黒と言えるという考えもある。なのでここまでいろんなことが偶然にも合う内容はもう黒と言ってもいいのかもしれない。僕はデマを広げたくもないし映画を悪く言いたくないけど悪いと思うものには悪いといいたいだけなのだ。
隠れて中国政府が脅しているかもしれない映画なんて日本では放映していいの?それは表現の自由なの?脅しかもしれないのに?
まぁそうはいってもエンタメ映画として審査も受けて公開されているのだろうから、気にしないで見て楽しむのもありだし幸いにも映画は面白くない。それに日本だけでなく他国で放映されてるし、しかも面白くないから他国でも評価が低くて見るだけ時間が無駄という人が多い。脅かしだったとしても見る人が少なければ気づかないし気にしないし気づいても黙っているんだろうなぁとは思う、企業や国としてはやっちゃいけないことだし、実際に行われている問題をエンタメにして楽しませるなんていうのは問題だと思うけど。
コメント
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