安斉かれんの歌を聞いて思ったこと ブレイドランナーだ

安斉かれん、という謎の歌手をユーチューブで見つけた。
そのMVがブレイドランナーのようで面白かったのだ。
個人的には歌はうまくない、かわいい雰囲気なだけでかわいくない、たぶんMVのコンセプトなんだろうけどロボットみたいな笑顔もなくそこもかわいくない、なんで今80年代初期の雰囲気の映画をMVにしたんだろうと興味を持ってみていた。

安斉かれん / 世界の全て敵に感じて孤独さえ愛していた (Prod.by ats-)

ガンダムSEEDのエンディングテーマにもなんか似ている 笑
ガンダムのアニメっぽい 笑
ダンスしているからかな、安斉かれんよりMVも見ごたえがあるように思う。安斉かれんのMVの世界観は嫌いじゃないけど。

Nami Tamaki Reason (Gundam Seed Destiny ED1) with Subtitle

ゲームのテイルズオブシンフォニア感もある。

PS3 テイルズオブシンフォニア OP

今の映画は80年代から90年代回帰のようなところはあるし、曲も80年代の曲が再度流行ったりもするけど、80年代の曲の今の流行はその当事に流行った曲をまた聴くのがよくてその当事に流行ったような曲を作ってもなにか違う感がでてくる。

むしろ新しいブレードランナーだったら面白そうなんだけど、歌がなぁ平凡というか何がいいんだろうー?っていう感じなのだ。
ブレイドランナーっぽい世界って嫌いじゃないけど新鮮味がもうないしなにより安斉かれんにブレイドランナーの世界観で歌っているという気持ちを感じず歌わされているように見えるところがダサく見えてくるのだ。歌はガチで歌っている人に気持ちが入って世界観に入っていないと気持ちは伝わってこない。例えていえば演技をする人が本気でなりきらなければ嘘がバレて説得力がなく魅力がなくなるのと一緒だ。
これをリバイバルで浜崎あゆみの再来というんだったら浜崎はクソだろうなぁと思ってユーチューブで確認したくて聞いてみた。するとなかなか気持ちを混めて歌っているではないか!気持ちを混めていなくても気持ちを混めていると思われることが重要なのだ。その点から安斉かれんの歌い方は本人のせいでなくても魅力的に見えない。どんな気持ちでこの作品つくったんだろう?謎過ぎる。
そもそも僕は浜崎あゆみのような髪型や雰囲気は好きではないけど 笑

浜崎あゆみ / M

歌でこの熱意の無さだから映像もどこか熱意を感じてこない。例えていうなら映画ソニックはアメリカ製作サイドがわかって無さ過ぎて一般の人たちに文句を言われて作り直したということがあった。それと似ていて製作サイドに意図がなくともブレイドランナーっぽく明らかに見えるのを作っているけどなんか違う感がある。
違うなら違うでいい、例えば攻殻機動隊のハリウッド映画ゴーストインザシェルではハリウッド感のはっきりでている変だけど嫌いじゃない感のある映画だった。そのようなものでMVも嫌いじゃないけど変だぁって思うのだった。
たぶん変だなぁと思ったのはどこかで見たことがあるシーンを面白みもなく見せている感があって、その面白みのなさは結局何がしたいのかわからないという点から来るんだと思う。
例えばホラーであれば恐怖、コメディであれば笑い、SFなら見たことがないサイバー世界で惹き付ける。SFにはある種の見たことが無い憧れがあって未来にワクワクしたり、荒廃した世界に驚きワクワクするのだ。MVからは一瞬ワクワク感がありながら結局何がしたいのかわからなかった。ストーリーが無いというべきだろうか、ストーリーが無い場合もモーショングラフィックスで面白さを出しているものもあるだろうけど、面白いと思えるからいいんだけどそんな気持ちにもあまりならなかったのが今回のMVなのだ。

平凡という言葉が合うのか、のっぺりしている、心ここにあらず。心の無い音楽が聴き手の心を掴むのだろうか?とても疑問である。

ありがちな映像過ぎるのかもしれないけど「うーん・・・」という感じだった。どこかで見たような景色だ。これでガンダムみたいな話だったら悪くないんだろうけど。

ガンダムXとかガンダムSEEDかなー 笑
ガンダムXのオープニングの最後のシーン↓

FF7のミッドがルドかな?なんか80年90年代って色々と似たようなのがありすぎて新鮮さに欠けているように感じる。でもB旧映画とかなら嫌いじゃない 笑

攻殻機動隊とかにも似た様なシーンがあって嫌いじゃないけどなんか違う。

ブライドランナーのキャラにも雰囲気が似ている。

街並みも攻殻機動隊とかブライドランナーっぽい。うーん、もう飽きてきたちょっと飽きた世界だなぁ。世界も日本もまだ香港のような世界を未来世界と思っていると思うとちょっと物足りない。

しかも最後のあたりのシーンが全く世界観が変わって意味がわからなかった。

アニメは嫌いじゃないけどなんか違う観がある 笑

敵と対峙するみたいな、魔法少女かな? 笑

なんでも詰め込んだ感じがして微妙な印象を与えるのかもしれない。

個人的にだけど音楽が昔の日本っぽいからもっと西洋感のある音のほうが好きだし、まだ近い世界観でいいなぁと思うのはアニメサイコパスの世界とか。
香港を未来の世界と描いたブレイドランナーや攻殻機動隊はディストピアの世界でもあるので今より荒れた80年や90年台であればたぶん香港みたいな世界になるんじゃないかと考えさせられ共感したかもしれないが今はちょっと違うかなぁと思う。
ブレイドランナーとかのディストピア感にたくさんノイズをつけて手抜きしたような感じがしてちょっと好きになれないなぁ。手抜き感と言えば上でも言ったように歌い方とか誰でも良さそうな感じがするし途中から意味不明の世界になるのも適当感を感じさせちゃうんじゃないかなー。サクッとお金かけて昔っぽく作れば売れるんじゃないのって思って作った感がある 笑

でも新しいガンダムならもうちょっと早いテンポのほうがいいかも。
もし安斉かれんが今回の曲で売れたら日本ってそんなに80、90年代の曲が好きな人が多いんだって発見になって面白いけど、僕は微妙だなぁと思った。

Psycho Pass ED / Ending

あと安斉かれんの顔はどことなく韓国人っぽい。友達の韓国と日本人のハーフの女の子に似た顔の人がいる。かわいいと全く思わないけど 笑

関連コンテンツ



スポンサーリンク
レスポンシブ 広告
レスポンシブ 広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする