僕の周りには中国人の留学生がとても多い。
道を歩けば中国人にあたるといってもいいぐらい。ここはアメリカなのに中国か!と思ってしまう。
なんでこんなに中国人が多いんだろう、と考えていた。
その答えに近いものが「値段から世界が見える!日本よりこんなに安い国、高い国」という本に記載されていた。
一部抜粋して簡単にまとめると、
・中国の富裕層の中で18歳から44歳の割合は80%
・よくも悪くも若くして独立しようとする意思が強い
・日本が石橋を叩いて渡っている間、中国はプラスチックの橋を何個も作る
(本によると日本は19%。富裕層1000人を対象にしたデータらしい。データ元がわからなかったので詳しくはわからない。)
面白そうと思う
中国人クラスメイト3人に「なんで留学しようと思ったのか?を聞いて見たところ、
3人とも面白そうだからと答えた。
さらにそのうち一人の友達は日本人は同じ中国人より面白いから友達になりたいと、言っていた。
面白そうだからというのが選択の理由なのだ!
中国人が簡単に独立に挑戦するように、友達作りもその当たって砕けろ精神が反映されている。彼らの多くが留学も当たって砕けろなのだと思う。あって砕けてしまうとメガンテなんだろうけど、その気軽さは砕けることをしらない、砕けることなどないように見える。
砕けない何度も使えるメガンテなんかあったら最強だろうなぁ。
チャイニーズドリーム
ある中国人クラスメイト4人に「学校を卒業後、中国に戻りたいか、どうか?」と質問した。
そうすると、戻る予定と答えた人が3人もいた!
なぜ戻るのか?中国より先進諸国の方がお金がいいのではないのか?と思い聞いてみた。
理由は、
・中国は大きい、それだけビジネスチャンスがものすごい。
・中国は留学先のアメリカよりネットワークがあり、ビジネスできる可能性がある。
だった。
僕は中国人のクラスメイトは富裕層になるというチャイニーズドリームを追いかけているように見えた。彼ら彼女らにとってアメリカンドリームよりチャイニーズドリームなのだ。
僕の想像だが、中国からの留学生は富裕層が多いように見える。他の人よりお洒落にお金を投資しているクラスメイトや家賃の高いエリアで一人暮らしをしているクラスメイトなど。
経済格差の大きい中国では富裕層の子はますます得るチャンスが多いと思う。
英語を使え、アメリカで学んだことを活かし中国で仕事のチャンスを広げようと考えている人がたくさんいるのだと思う。
僕は中国人のクラスメイトからものすごいエネルギーを感じた。
中国人が世界に多いのも頷ける。
しかも意外と謙虚な中国人友達が多く、自分のことは怠け者だといいながら宿題をものすごくしてくる。人にもよるが、勢いもあり努力もするとなると怖いもの無しである。
日本人の存在がものすごく薄く、駅では韓国語、中国語、英語、その他の言語での案内板しか見つけられない。でもこれはある意味チャンスなのだ。友達になりたい、話したいと注目を浴びやすく仲良くなりやすい。日本人が留学することは他の留学生や学校にとっても貴重、面白い、興味深い存在なんだと思う。だからこんな時代だからこそ留学することに意味があると思う。
ちなみに僕はメガンテは好きではない。ゲームでもメガンテはほとんど使わなかったし、留学も自分なりにリサーチした結果だ。
当たって砕けろとは思わないが、中国人の勢いは学びたい。