意外と日本人の多くは芸術家に向いてると思う

日本ではアートって言えば絵描くこと?とかアートって遊びでしょとか、いろいろ芸術に対して考えが遅れているようなことが聞かれるが、それでも僕は日本人の多くは意外と芸術家、アーティストに向いていると思っている。

アートの分野って音楽も含めてものすごく努力しないといけない。自己管理ができないと怠けて練習もしないだろうし、成長が止まるのだ。でも日本人の多くは他国の人より相対的に自分に厳しく自己管理をしている人が多いんじゃないかと感じる。日本の環境がみんなと合わせることを意識させるから、それは自己管理ができないといつも合わせられない。時間通りに来る日本人、一分遅れて怒る人など、まぁ自己管理に対して厳しい社会だと思う。
優れたアーティストはやっぱり努力家だし厳しい自己管理で規則正しく毎日練習していると思う。遊んでダラダラとアート作品を作っているわけではない。アメリカでもいろんなアーティストがいるが、すごい努力家だなと思うアーティストの一人フランク・ステラはおじいさんだけど、新しいテクノロジーを学び自分のアート作品に使いたいとものすごい勉強家だと思う。

そしてもう一つ重要なのが自分のやってるアートが好きかどうかという気持ち。好きじゃないと続かないし、好きだからこそものすごい努力が出来る。でも日本人の仕事ぶりは好きじゃなくても頑張る人が多いと思うし、そのまま頑張ってれば次第に好きになったりすると思う。少なからず熱意があると思う。

アーティストが努力家というが作家は努力家じゃない人もいると思う。作家などの中には毎日書き続けてもネタがなくなるし、アイデアもないのに考え込むのが苦痛と思う人もいるかもしれない。そういう職業の人は、努力、努力じゃなくて気ままに仕事をするのがいいと思うが、そもそもそのようなスランプに陥るアーティストは人生楽しめてないんじゃないかと思う。いい発想は自分の気持ちも重要。気持ちが前向きならいいアイデアも浮かびやすいと思う。

会社でただ雇われて働くだけでは、日本の芸術の発展する可能性は少ないと思う。会社内だと成長、昇給も限界があるだろうから、成長しなくなる人も多いんじゃないだろうか?

そもそもアートということが何かというと、これは創作活動といってもいい。小説を書いたりも、ゲームを作ったりも、ビデオを編集したり、多くの創作活動はアートだと思う。
芸術家って日本だと画家とかいうイメージがあるかもしれないが、そんなことない。
プログラミングだってロボットだって創作活動なのだから実はアートになりえると思う。
プログラミングでアートってなんだろうって思うかもしれない。例えば、コンピューターが自動でコンピューターの中で絵を描くプログラミングを作ったとして、その絵が人の発想を刺激したとしたらもうアートだ。人を感動させ、驚かせることになるだろう。絵じゃなくてもいい。自動で3Dモデリングをするプログラミングがあったとして、それが見たことも無い別の世界を作ってしまったらアートになりえる。人の発想を超えた、プログラミングによる社会に影響を与えるアートだといえる。それを3Dプリンターで印刷したらまた面白いことになるだろう。

日本がプログラミングとか技術の進歩というのにフォーカスしているのはわかるけど、それらの進歩の先にその技術を使って面白いことが出来る人が、アイデアが重要になり、それらがお金を作るから、アーティストが経済発展に貢献する時代が来てもおかしくない。それにはもっとアートに対する興味をいろんな人が持つ土台は必要だけど。

とりあえず、アートって社会の問題も引き出すし、人の発想を変えてしまう力さえあるから、日本がアートに力入れたらもの世界にものすごいい刺激を与えてしまうんじゃないかと思った。

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