夢をえさにしてすすめるのは罪深くないかと思うこと

好きなことのために勉強すれば好きなことをしながら生活できる、といいながらいつまでたっても好きなことで生活できるようにならない。
かっこいい人と結婚したい、めちゃめちゃかわいい人と結婚したでもいつまでたっても求める人と付き合えない、結婚出来ない。

留学して働きたいでも働ける人は少ない。好きな分野を海外で学んでもその分野で働けない人なんてたくさんいる。そうかと思ってひょこっと出てきてたまたま働けるようになる人もいる。不平等な世の中だ。

好きなことばかりしているように見えるヒッピーがいるけど、彼ら彼女はお金のある過程の人達も多く、ヒッピーに感化かれたお金のない人達はけっこう大変な思いをすると思う。
好きなゲームばかりして生活していて働いてない、収入も無い。親がお金あるから。

僕が思う好きなことで生きていくための要素は4つある。

お金とスキルと行動力とタイミングという運みたいなもの。

スキルがなければ意味が無いのはわかる。そのスキルが社会が求めるレベルなのかどうか、そこまでレベルを上げるためにかなり努力しなければいけない。
スキルをあげるだけではなく運を掴むために、意味ある友達を増やしたり発信したりたくさんアプローチもしなければいけない。

就職ができていない間の生活ができるお金も必要。またスキルアップするのにお金も必要かもしれない。

そもそも好きなことで生きられている人は、思うのに相当好きかもしくはそれが人生というぐらいその好きじゃなくても得意なことで人生を賭けているように人がいると思う。

ちなみにお金はかかる場所では相当かかるけど、かからない場所であればかなり節約しながらスキルっプできるとは思っている。
日本の地方でものすごく安い家賃で生活しながら結婚相手が英語がしゃべられるから英語を教えつつ畑をたがやしたり、それでも好きなことを追いかけ続けてうまくいった人もいる。それも成功と言えるレベルになるまで相当時間がかかっている。時間かけても大丈夫なお金をなんとか作り続けたということだ。とにかく生きるために動いてきていた人だから行動力がないとまず好きなことで生きることは難しい。ゲームも楽しいけどゲームばかりしていては人生ゲームだけで終わってしまうのだ。

もしくはお金があるなら発展途上国で安く生活しながらスキルアップもできなくもない。
とくに今はIT系はオンラインで勉強できることが多い。それでもタイやフィリピンなどだと月10万ぐらいないと日本人がまともに生活できないのではないかとは思っている。そう考えると日本の田舎のほうがもっと安くすむかもしれない。

とにかく研究してるしぽけーとはしてないと思う。ニートが集まる地方の場所があるらしいが、彼らは好きなことがあるわけじゃないと思うし、ぽけーとゲームばかりしていては好きなことでは生きられないのだ。

行動力があって好きなことがある人がいるとして、残酷にもお金のある家庭と無い家庭ではまったくチャンスが違う。学べることも違うしメンタルも違う。とくにお金のない家庭で育ってくると人に対してひがみやすくなると思うし、性格が悪くなりやすくなると思う。それを不器用とも言えるがそういうもんだと思っている。

アメリカンドリームなどほとんどない。チャンスを掴むためにスキルアップと行動力とタイミングと自分の生活にあってやりたいことのできるお金のある人だけがうまくいっているのではないかと思う。
もし好きなことがあって好きなことで生きていきたいと思うなら、その好きなことは自分で周りを引っ張っていくほどの力があるのか、他の人より一回り上の知識を持っているのか、誰しもが○○さんと言えば○○だよね(好きなこと)って思ってもらえるか、というのが重要だと思う。それはけっこう大変だし、仕事をしながら仕事とは別に好きなことを追うというのもかなり大変だと思う。これは学校で勉強しながら別の好きなことを追うというのはけっこう難しいから同じだろう。

好きなことで生きよう!っていう響きは素晴らしいけど、中途半端な気持ちではそれはけっこう難しいと思ったほうがいい。

お金がないと好きなことを目指せないの?と思うかもしれない。残念ながらそれは現実だ。
生活費を下げた少ないお金だったとしてもお金も必要なのだ。お金は重要だけど生活と精神を豊かにするためにお金が絶対という拝金主義にはならないほうがいい。そうなってしまったら韓国と中国と同じだ。お金は重要でもスキルも努力も重要なのだ。

かわいいこ子と結婚したいといっても黙っていては結婚はできない。マジでかっこよくないと無理だし見た目に魅力がなければさらに黙っていては何もはじまらないのだ。自分の性格を変えて自分を見つめなおして自分の魅力を理解して魅力を伸ばす。さらに新しい魅力を身に付けられればさらにいい。そのためにはかなり努力は必要だしセールスに似た力も必要になるだろう。好きなことをしていきたいとはまさにこのように考えて研究して努力しなければいけないし自分を常に変えていかなければいけないという、みんなが嫌がる大変なことなのだ。
そんなこと言うと、「わかってるわ!そんなことできれば苦労しねぇわ!ふざけんな!」っていう声もあるかもしれない。でもそれが現実なのだ。かっこいいアニメの男の子ばかり追いかけてかわいいアニメの美少女ばかり追いかけるのもいいけど、もっと自分を見たほうがいい。
どこにかわいい子やかっこいい子がいるの?海外を見ろ。日本が駄目なら海外を見ろといいたい。日本を尊敬している、日本が大好き、日本の親日国というのはどこだろう?タイ、フィリピン、台湾この三つは鉄板だ。他にもあると思うが、親日国だと日本人の価値はなぜか上がるというのはちょっとそれらの国の人に悪いけど、やっぱりあがった感じを受けるのだ。そうなると出会いも増えるはずだからかわいい子、かっこいい子には出会える可能性はあがる。
英語は駄目だから日本人がいい、じゃ努力しかない。それか妥協しかない。努力することはかなり大変で鬱にもなる人はいるから、無駄に努力するのではなく妥協して生き方を変えたほうがいいとも言える。

アニメーターや漫画家になろうとする人はいるけど、収入もなかなか無いし収入が無くても生きられる親がいたり他の仕事を掛け持ちしたりして生活しなければいけない泥臭いそして大変なことだと思う。バイトが終わってもスキルアップはかかせないし休みと言える休みはなかなかないんじゃないかな。僕の知り合いの漫画家になりたい人はバイトを掛け持ちしてさらにセドリしながら生活している。自分の漫画を描く時間より生活のためにお金を稼がないといけない時間のほうが多くなるからなかなか漫画が描けていない。それだけ好きなことで生きていくとは時間管理と自己管理が大変なのだ。そしてここでも親にお金があれば漫画に集中できるので明らかにデビューできるチャンスは上がるということだ。留学も同じだ。お金がなければ違法でもバイトするなりして生きる人はたくさんいる。ビザが切れれば日本にもどらなければならない。お金があればさらに学校に行き、ビザを獲得しさらにアメリカでチャンスを追うことさえできる。このように好きなことをして生きるとはお金があるかないかでスキルアップやデビューや仕事を得るチャンスが全く違うのだ。

ではお金のない人はどうすればいいのか?
バイトをしてお金を貯めて生活コストを下げた田舎でスキルアップしながらチャンスを狙うか、営業力をつけるのがいいのではと思う。結局スキルがあっても自分を売る力がなければ誰も取り合ってくれないし、都合のいいように利用してやろうと思う人に使われたりすると思う。スキルがないときから自分が何をしたいか発信していくことで同じような友達もできるかもしれない。コミュニティは重要だから行動して良い仲間を作っていくしかないのではないかと思う。世の中やりたくもない仕事に満足して好きなことなんて無いし追わなくていいかなって人はたくさんいると思うから、なので好きなことを本当に追っている人には応援しようって人もいるんじゃないかなと思うけど、どうだろう、なぜなら少ないと思われる好きなことを本当に追いかけている人には価値があると思うから。

いろいろ考えてきたが、結局のところ親にお金があったり何かしらお金を手に入れてしまった人は無理に働かなくてもいいとも思う。誰が就職しなければいけないと決めたのか?彼女のヒモだという人もそれで生活できるならそれでいい。親も子供が幸せで生活送れることは幸せなことだと思う。
東京で正社員になかなかなれずに苦労する家庭もあると思うが、なぜ無理に東京で住もうとするのか、収入がすくなければ生活コストを下げた生き方にしたほうがいいと思わないのか?田舎にいくとか。それに親から離れて生活を無理にしなくても親の近くに住めばもっと楽できるのではないかとさえ思うのに、何年もパート、契約社員などで給料も上がらず苦労しているという人の話を聞く。
それと同じように、僕はアメリカで就職したいとは思っているけど無理に就職したいとも思ってない。駄目なら駄目で別にいい。就職したいのは日本より面白そうだからだ。世界中にはたくさん働くところがあるのだからアメリカに無理に拘ることもない。それでもアメリカに残りたいものがあればお金がもっともっとかかるけど残るかもしれないけど。

でも夢に本当に向かっている人はいいと思う。企業だってみんな同じような人ばかり採用して妥協して採用したりすると思う中、やりたいことがあって成長している人のほうが幸せかもしれないからだ。妥協されて採用されるより妥協されることなく求められるぐらいの人になったほうがかっこいい。そんなに能力の高い人はわざわざ仕事を探さなくても企業からそもそも声がかかるかもしれないし、採用前提で面接に来て欲しいとさえ思うわれるかもしれないけど。アメリカでも日本でも。市場で求められない場合は場所を変えるか成長するしかないと思う。
成長はすぐにできないから場所を変えると市場価値は高くなる可能性はある。でもこの場所を変えられずにずっと日本の大都市でしか考えてないと選択肢は狭まるんじゃないかと思うんだけどどうだろう。

じゃ市場価値が高まる場所はどこか、仕事があるのに人が少ない場所。それは日本で言えば田舎か海外でいい。今の僕の考えだとアメリカを除くとカナダかアジア圏はいいと思っている。カナダがいいのはアメリカほど競争社会じゃないと思うことと、働くためのビザ関連がアメリカより取りやすそうということ、アジアは活気があるし生活コストがアメリカに比べて格段に安いからなんでもできちゃいそうってところ。中国人のクラスメイトには中国いいよーって言われるけど、本当にいいのかよーと思いもあるし中国は危険だろうし、中国より台湾のほうがまだいいんじゃないのかなーと思うこともある。

関連コンテンツ



スポンサーリンク
レスポンシブ 広告
レスポンシブ 広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする