意外と気づかなかったアメリカの隠れホームレス

アメリカでホームレスは増加しているという。

隠れホームレスについての映画は「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」英語名「The Florida Project」というのがある。これはぎりぎりモーテルで暮している人の話だけど、僕はこのモーテル暮らしとは違う留学生を見ていて隠れホームレス留学生がいるんじゃないかと思った。

アメリカ人の多くが留学生の事情を良くわかってないのではないだろうか?例えば留学生は基本働いてはいけないとか、インターンシップも学校の許可、単位を一定数取らないとできないとか、わかってないと思う。なのでアメリカで定義されているホームレスの中に留学生の隠れホームレスがいることをわかってないのではないかと思った。

留学生の隠れホームレスの一例で、学校の寮の中には寮としては扱ってはいけない建物を寮にしている学校があり、そんな寮に住んでいる学生達はいつ出されるかわからない状況にいるので隠れホームレスだと言えるだろう。なかなか追い出されることはないけど、いつ追い出されるわからない怖さがある。

また留学生で引越しをするときにお金を節約するために家に何日か住めないかもしれないのに引越しをするケースもあると思う。引越し先に何月何日に行きますと伝えているけど、実際にその日に入居できるかどうか怪しかったり、誰かまだ入居していて住めない場合、レンタカーで数日住んだり、何とか友達の家に住ましてもらったり。その状況は安心して住める家に住んでないのでホームレスと言えるだろう。

またアメリカのホームレスの中には部屋はあるけど、ものすごい狭い部屋で住んでいてそんな家に住んでいる人はホームレスとも言われたりする。留学生の中にはお金を節約するためにもの数人で家。部屋を借りて一人あたりのスペースがすごく狭い状況で住むケースもある。例えば一畳くらいの狭いスペースとか。ホームレスのテント生活の広さと変わらないぐらいの広さで生活している。それはホーレスと言ってもいいのではないだろうか。まともな生活が出来ない状況は隠れホームレスと言ってもいいと思う。

みんなシェアルームしてるよ、シェアハウスしてるよっていうけど、そのシェアが健全なのかどうかが隠れホームレスかどうかの違いがあると思う。健全とは一人当たりのスペースも十分あり、お互いプライバシーの確保もでき、違法性のない家に住めているということ。

違法なことがあれば退去しなければいけなくなる可能性はある。なかなか家を借りられないから借りられる人だけで契約して、借りた後になかなか借りられない人も住ませるとか、人間として健全に生きられる部屋の広さ、環境というのがあると思うのにそれらを全く無視した環境で生活しているとか。家賃を払って倉庫で住んでるとか。

また学校が長期休みの間、寮から学生が出されたりするケースもある。こうなると友達の家を転々とする人もでてくる。その状況は隠れホームレスだと思う。

留学生の多くは一応お金の用意があるのでアメリカのホームレスのようにお金を路上でもらう行為をしてないと思うけど、信用がなかったり言葉の問題があったりして家をいい条件で借りられない人も多いと思った。僕も部屋を借りたときも不利な条件だったと思う。

ルームメイトを募集して住んでいるケースでは意外と簡単に部屋を借りられるかもしれないが、どんな人と住むのかもわからないし、もしかしたらお金をはらわずバックレるやつかもしれないし、物を盗まれるかもしれないというリスクと一緒に住むことになると、盗まれたりバックられて一か月分自分でお金をばっくれられた人分も払うと考えるとルームシェア貧乏だと思う。それはホームレスにもなりかねないと思うので隠れホームレスだと思う。

しかも新しく入居してきたルームメイトがあぶない麻薬やってるとか、住んで気づいたあぶない匂いがする人だったとかあると思う。そんな人と仲良くなると無理やり麻薬をすすめてきたりするかもしれない。友達の一人にルームメイトじゃないけど仲良かったアメリカ人が麻薬やっててしつこくすすめられたって人がいたけど、それがルームメイトだとなかなか逃げずらいと思う。そんな状況の人はいつ人生めいちゃくちゃになるかわからないのでホームレス予備軍だと思う。

そしてアメリカ人とかメキシコ人とか言い訳をあーだこーだ言う人が多いと思う。自分の悪いことをなかなか認めない。何度言っても約束を守らないとかだと生活に問題が出てくる。そんなことでケンカしたり話しあたりする時間ばっかり取らされて勉強もなかなか進まないとかなったり隠れホームレスじゃないけど隠れ貧困者だと思う。ホームレスを貧困者だとすると隠れ貧困者は隠れホームレスになりかもしれない人ともいえるんじゃないだろうか。こんなとこ住みたくない!っておもって出て行っても家もすぐ見つからない、友達の家に泊まらせてもらってるとか。隠れホームレスだ。
また一緒に住むルームエイトが汚いやつ臭い人だったとかだともうー最悪。それが嫌でまた引越し、また引越しで出費がかさむとなるとそれは引越し貧乏、隠れホームレスなんだと思う。外国でのシェアルームは日本人にとって疲れるストレスになることが多いと感じる。

アメリカの不動産というのはいい加減なところがありすぎると思った。

個人間で部屋の貸し借りをすることはアメリカでは当たり前にある。でもそれは問題にもなりえるので目利きのない人や信用の出来るルームメイトがいないとか問題があってもへっちゃら、騙されたって大丈夫っていうタフな精神のない人は個人間で部屋を借りるより不動産会社を通したほうがいいんじゃないかなと思う。友達が不動産仲介会社を通して借りたけど、家賃の交渉は難しいけど家もある程度、希望に沿うように探してくれたらしいし、不利なめちゃくちゃ契約をさせられることも少ないんじゃないかと思う。例えば1、2年分先に家賃を払わないと貸さないとか。仲介会社なので仲介料がかかるけど、めんどくささとか一人で部屋を探す不安も少ないんじゃないかなと思う。

とまぁアメリカの留学生隠れホームレスについていろいろ考えたけど、お金があって学校に来れてても隠れホームレスになりえるのがアメリカの留学生なんだと思う。日本では考えられない罠があるのがアメリカの不動産事情なんだと思う。出来るのなら一人で住むことをお勧めする。女の子は一人で住むのはやめたほうがいいとはいうけど、そこは強く生きれれば一人でもいいんじゃないかなと思う。とくに未成年じゃなければ。それに一人で家を借りるのがやっぱり不安なら高いだろうけど寮の一人部屋を借りればまだ安心なんじゃないかな。完全にプライベートな部屋の寮。トイレもキッチンも全部自分だけ。とにかくアメリカではお金が安くなればなるほどいろんなリスクが来るんだと僕は思った。お金お金ってほんと嫌だなぁ。でもお金がめちゃくちゃ重要なのがアメリカ社会。

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