僕の周りにいる留学が失敗している学生を紹介する。
日本人だけでなく他国の留学生の例も取り上げてどうすればいいのかを考えてみようと思う。
一般的に留学の失敗例は目的がなく、遊びになってしまっている、お金がなくなって何も身に着かず日本に帰国、お金のために勉強より違法バイトばかりしはじめるといったような話はどこのサイトにも書いていると思う。このような内容と似ている例もあるが具体例をシェアしようと思う。
僕の周りの大学を去っていった人達の一人目は中国人。
あまり考えもせずに留学ができるときいて留学してきたが学費が思った異常に高くて、継続して学習ができなきなって、学校を転校していった。違法バイトはしたくない学業に集中したでもお金が高すぎるという、まったく調べもしなかった人がこのような事態になっていると思う。サンフランシスコでは家賃が異常に高くて学費以上に生活コストも高い。お金にかかわることは出来るだけ調べておくようにしたほうが絶対にいい。そしてこのお金がなくて転校を選ぶという中国人が数名いた。日本人より無鉄砲な人が多いのか?適当すぎなのか?もうちょっと調べたほうがいいと思う人が多い。この例は転校という例で、まだかわいいものだ。
次の人はセクハラ疑惑で強制帰国。
セクハラなんてしてないのに強制帰国をさせられた韓国人。その人は英語があまりうまくなかったのだが何かケンカのようなことになったようで、そのケンカの相手が女の子だった。言葉もよくわからない韓国人が仲介に入った、えらい人に質問されてもうまく説明ができなかったようでセクハラ疑惑に発展し、仲介に入った人も巻き込みケンカっぽくなり、結果、強制帰国となった。ずかずかした積極性はいいことだけど、セクハラ疑惑にまで発展させるその度胸はある意味すごい。
次の例は日本人のマリファナ問題
マリファナだったか別の物だったか忘れたが、クラスメイトのシェアルームメイトが悪いやつでマリファナを勧めてくるようなやつだったらしい。断ることもできたようだが、気の小さいやつと思われたくないという考えから、その物を手にしてしまった。その人は結果何日も学校に来なくなって出席が足らずに単位を落とすということになった。落とした後に僕はなんで学校に来てなかったの?と聞いたらマリファナと教えてくれた。毎回ルームメイトに勧められていて、なかなか断れなくてやっていたらしい。ルームメイトを選ぶのは大切。本当に学生生活がめちゃめちゃになるので気をつけたほうがいい。
次の例は命の危険にさらされて被害を受けた人達
アメリカのサンフランシスコでの話しだけど、サンフランシスコにはテンダーロインという危険地域がある。昼間は人通りも多く危険かどうか気にすることもない場所だけど、夜になると人通りも少なくなりホームレスもおり、危険な空気が漂うエリアになる。そこに興味本位で近づく学生がちらほらいるのだ。数人でいればまだましだろうけど、一人でテンダーロインを夜な夜な探索した人は危険。ホームレスに追いかけられ、ナイフを突きつけられお金を取られた人、ナイフならまだしも銃という話もきいたことがある。少ないお金ならまだしも、パスポートの入っている全財産が入っている財布、授業に提出しないといけない成績に大きく影響する宿題も入ったバッグを盗まれた人もいて、クラスをパスできなかった人もいた。幸いにも親がお金のサポートをして新たに生活費をもらえてなんとかなったらしいが、クレジットカード、パスポートの盗難はめんどくさくなるので気をつけたほうがいい。僕も近づいて歩いたことがあるけど、いる人達の様子が変、目が怖い、何か狙っているような目線を感じたことがあった。アメリカでは盗難、詐欺が多いので日本とは違う行動が求められる。
刑務所にぶちこまれた人
アメリカで学生が問題を起こした場合、強制帰国になる人と刑務所にぶちこまれる人がいる。
刑務所にぶち込まれるということは大きな事件があったということだ。幸いにも僕の友達は事件首謀者でなく被害者側だったが、被害者と見られる刑務所にぶちこまれ、刑務所の中は苦しかったと教えてくれた。具体的には刑務所ないで起こったこと、事件内容は本人の特定がされる可能性があるのでかかないが、詐欺に見えないような詐欺を普通の営業マン?にされて、それを信じて失敗した人がいる。専門知識のいる内容で相手は豊富な知識を利用して、ばれなければいいと思ったのだろうが、詐欺な行動を僕の友達に勧めてきたらしい。友達は専門的すぎてそれが詐欺かどうかもわからなかった。自分は騙されただけと言っても信用してもらえず、また警察も難しい英語を使うので自分が誤解されていることを説明できず、結果刑務所にぶちこまれるという事件。これは氷山の一角といってもいいと思う。僕の感覚だけど、アメリカでの道徳意識は日本の人とは大きく違い、本人が被害者なのか犯罪者なのかはあまり重要視されないように思う。あぶないと思われれば正当防衛が簡単に認められる社会のためグレーであれば刑務所にもぶちこみ学生生活をめいちゃくちゃすることになんとも思わないのがアメリカ社会だと思う。他にもたぶん似たような事件に巻き込まれている人はいるだろう。
OPT中の出国で入国できず働けなくなった人
学校を卒業するとOPTを利用してアメリカで仕事をすることができる。卒業したときにビザの有効期間がきれていて出国するとアメリカで仕事をするために入国しようとしても入国できないことがある。入国するために雇用されていることを証明しなければいけない。
この証明できるものがたまたま無くて帰国させられた人がいる。朝早くに入国しようとしたためか、会社の人にも連絡がとれず、また本人は日本人でもないアジア人だったからかものすごい疑いを持って接せられたらしい。働こうとおもって学生生活を頑張ってきていたはずなのに、雇用されているのに別室で罵倒されて帰国させられるはめになるとは思ってもみなかっただろう。彼はすぐに必要なプロジェクトで出社することができなかったため雇用は破棄となった。アメリカでは不法入国する人が多いので、入国審査は思った以上にシリアスに考えている。僕は入国審査で怖い思いもしてないし、わきあいあいと会話することが多いが疑われるような事態になったら怖い思いをするものだと思った。
ゲームばっかりして授業に出てこなくなった中国人
一人暮らしを初めてしだすと自己管理がもとめられうようになる。好きなだけゲームをすることもできるし、好きなだけしたいことだけすることもできる。でも学校に出席して宿題も提出してテストもパスできる点数を取っていかないと最終的には退学処分になる可能性がある。でもこれは学校によっては退学処分をさせずに在籍させる学校の判断もあるのだ。
彼は退学にはなってないものの、ゲームがすきすぎて勉強をあまりせずに読書の多い同じ英語のクラスを2年間受け続けている。英語に特化していクラスは読書も、調査も多かったりしてけっこう頑張らないとパスできないことが多い。彼は何年で卒業するつもりなのだろう。7年?8年?もっとかもしれない。お金がある家庭なのだろうが、ゲームは中毒にもなりやすいので気をつけたほうがいい。ちなみにそんな怠慢な引きこもりゲーマーの彼でも彼女がいる。
遊ばれる女の子達
日本人女子は外国でナンパされやすいという話があるが、日本人女子でなくても実はよくナンパされている。僕がちらほら目撃するのが基本的にアジア人女子がナンパされているということ。ナンパされて嬉しいとか言って女子は本当に好きな人がいない女子なのではないかと思うが、勉強そっちのけで恋愛に走るとアメリカの授業ではついていくのが難しくなりがち。実際にナンパされて付き合いだした女子のクラスメイトは授業が大変そうだった。読み物もあまり読めてなかったり、宿題が中途半端になっていたり。学生生活の失敗とまでいかないが、良い成績は取れていなかった。アメリカではGPAが重要なので悪い成績をとるとそれは失敗と言えるだろう。
ナンパしてくるやつも貢いでもらおうと考えていたり、やりたいできのやつがいるから女子は振り回されないように気をつけたほうがいい。ちなみに男子も逆ナンされることが時々、希にあるので、相手がどんな人がきちんと知ってからじゃないと仲良くならないほうがいい。僕が逆ナンされたのはアジア人からだが、同じクラスメイトの中国人女子が日本が大好きで、そのこの母国中国を嫌っていた子だった。一緒にデートしたり遊んだりしていたが、僕に興味があるというより日本に興味があるだけのやつだった。日本人とどうしても付き合いたい、それだけだったのだ。その子は積極的すぎたので僕は振り回されることが多かった。やはりナンパで来る子より自分主導で引っ張っていけるほうが生活をコントロールしやすいと思う。女子に対するナンパもたぶん同じで、その女の子に興味があるじゃなくて、ただやりたい、金持ってそう、声をかけると彼女になりそう、というのを見極めて声をかけていると思うので付き合うと振り回されることは多いと思う。
シェアルームのトラブルで勉強に集中できなかった人達
よくありがちなのが、寮からでて友達とシェアルームをしだしたら彼女、彼氏を毎日呼んで、毎日セ○クスする人が多いということ。この話はよく聞く。アメリカの住宅は古い建物が多くて壁も薄い、音なんてつつぬけだ。学校で勉強できればいいが、寮でなく学校から少し遠くに住んでいれば勉強は家でやろうと思う人もでてくる。この騒音問題はたくさんある。隣の部屋の人がパーティばかりして勉強どころじゃなくなる。下の部屋から騒音がすごい。4人で住んでいるはずなのに、彼らの友達が頻繁に遊びにして泊まっていき、気づいたら8人ぐらいで狭い部屋の中何日も住んでいたとか。人数が多ければトレイも風呂も、キッチンも使えないことが多くなるし、冷蔵庫のものが勝手に食べられるなんてこともでてくる。ケンカになる可能性もある。お金の問題も関わっているのでシェアルームをしてケンカをしないと言う人は意外と少ないんじゃないかと思う。朝のアラームがうるさいとか。ケンカなんてしていたら精神的にまともに勉強できなくなる。僕の友達はアメリカ嫌いになって日本に帰国した。
と、このようにいろいろなことがアメリカの学生生活では問題を抱えている。アメリカでは日本の普通が通じないので、何も考えないでアメリカに来るよりきちんと細かく考えてプランを作るほうがいいと思う。ここでは触れなかったがアメリカには差別もあるので、思い通りにことが運ばないことがある。アメリカの学生生活は山あり谷ありでそこに疲れて嫌気がさすとこんなはずじゃなかったと大金を払った留学をやめる人や、ちょっといいかげんな性格からか違法なことも騙す、騙される人がいる。一番いいのが、寮で生活、でもその寮があまりよくなければ、一人暮らし、お金に問題があれば信頼できる人とシェアルームがよいだろう。知らない人についていかない、危ないエリアに近づかない、お金があるような目だった格好をしない、目的を持たないと遊びことに気持ちが向きがちなので学生生活をする意味を忘れない、ということが大切だろう。