【感想・ネタバレ】フッド: ザ・ビギニング 今までにみたことない新しいロビンフッドの話

主役ロビンをタロンが演じるということで面白くなりそうだと思ってみた。
感想としては面白い部分と面白くなかった部分がある。

面白かった部分は新しいロビンフッドという点で、中世なのに現代風な雰囲気がある世界観という新しい設定に黒人と一緒に戦うのはまるでアメリカ問題を含んだ話に見えてくる。
最近アメリカ問題を見せる映画は多いなぁと思いながら見ていた。
ロビンが権力者達と戦うために必死になって体を鍛えるのだけ、わざわざ体を鍛えているところを見せてくるところが筋トレ好きで筋肉ムキムキ好きのアメリカっぽいってちょっと笑った

ロビンの弓使いがすごくてあっという間に敵を倒していくのはなかなかすごかった。マリアンとの恋愛話なのもまぁよかったけど、弓が胸にささっているロビンだけどマリアンとロビンが突然キスしてしまうところは、なんで?笑 って思ってしまった。
胸に刺さった弓は痛そうなのに。

アクションもよかったけどもっとアクションがあってもいいんじゃないかと思った。アクションは見せたいもののアクションよりアメリカの民主主義への訴え見せているようでアクションを見たかった僕としては物足りなかった。

世界観はどこかゲームっぽいし面白い雰囲気があるけど、中身はキリスト教と権力への反感を色濃く描いていてそこはあまり好きじゃなかった。なんで宗教戦争みたいなことさせたいのか現代情勢を含めた映画を作るのであればイスラムとキリストが戦わなくてもいいのではなとちょっと思ったりもした。

映画の最初のシーンも中世なのにどこか現代風の衣装。防弾ベストを着ているようにも見える。

出典:IMDb

マリアンと付き合うのだけど戦場から戻ってきたロビンはマリアンが別の男性と付き合っているのを知り落胆する。

出典:IMDb

マリアンはロビンは死んだと気かされていた。そして黒人のヤキヤ・ジョンと仲間になり権力者に戦うことにする。

ロビンたちは権力者からお金を盗み貧乏な人たちへお金をばらまいて市民から人気を得る。

キリスト教の指導者の一人ノッティンガム州の長官がお金を盗むロビンを捕まえることにするがこの人が信頼している人がロビンだった。ロビンが彼らのお金を盗んでいることをしばらく気づかない。この長官の衣装とか中世っぽくない。また長官は両手でクシをつかって紙を整えるようでなかなか器用な人だ 笑
両手で紙を整えている人って映画で見たことない気がする 笑

市民はロビンに心が傾き壁にロビンを現すフードを貼り付けていく。ロビンがものすごく人気になっているのがわかる。

ロビンは戦いでかなり追い込められ黒人の仲間がおとりにになってロビンたちを逃す。

黒人が奴隷のようなとらわれの身になるのはまるでアメリカの話みたいだ。

市民が一致団結して話し合っているところにロビンが現れ顔を見せ一緒に戦うことを訴える。まるでアメリカだ。このあたりあまり面白くなかった。なんでキリストとイスラムと市民が戦う構図にするのか。

アメリカのSWATのようなテンプル騎士団を率いる権力者とみんな戦う。

出典:IMDb

戦う中でマリアンの彼氏がロビンとマリアンがキスをしているところを見て怒りだす。この恋愛感が薄っぺらいというか戦いの中でキスしているのも変だけど、このきっかけで実はこの人が権力者側にまわり次のボスになる。

出典:IMDb

戦場で自分の正体を見せて戦いを抑えようとする。こんなことで戦いが終わるのが面白くなかった。

出典:IMDb

ロビンは捕まるけど実はテンプル騎士団の中に紛れ込んだヤキヤ・ジョンが殺されそうになるロビンを助けて長官は首吊りになっちゃう。

キリストの指導者に長官に任命された元マリアンの恋人。

次回あるのかな?

嫌いじゃないけど対立の仕方が好きじゃない。お金にがめつくなったアメリカのキリスト教というのは現実にある話なのでわかるんだけど、これではまるでキリストの信仰心を否定しているようで反キリスト的な映画でキリスト教は悪いイメージが増えそうであまりよくないと思う。映画ではイスラムとキリストの対立を見せているけど、イスラムもキリストもできれば対立しないほうがいい。グローバリズム、多様性というのは徐々に排除していこうとする世界の流れはあるがすべてを排除することではなく違う信仰している人にもいい人はいるの一方的に違う考えを排除するのはおかしいとは思う。
この映画はアンチファシズム(ANTIFA)と言われることを極端に見せていて今のアメリカの資本主義によってお金を巻き上げられ貧乏になる国民が社会主義に向けて戦う構図そのもの。
社会主義思考はアメリカに必要なことだと思うのでいいのだけどキリスト教と社会主義はバランスのいい考え方があると思うのにキリスト教批判はあまり良くないと感じる。なぜならキリスト教の信仰は人を助ける、どんなに苦しくどんなに危険があっても人を救うという考えが根本的にある。そこは困っている人を助け合う、政府が貧困を助ける社会主義と考えが合うのだ。それなのに今アメリカで盛り上がりつつある社会主義思想だけどその思想の中にキリスト批判があるとすればかなり的違いな考えを持っている人が多いのだと思う。資本主義とキリスト教が合わなかったのだと思うからお金にがめついキリスト教が出来たのだと思う。もともとのロビンは熱心なキリスト教徒であると思うので人のこと考えるなくなった信仰心を忘れた聖職者に怒りをもって戦うのがロビンフッドの話だと思う。キリスト批判をしているわけではないのだ。そのあたりを見せていなくてアメリカの国民が団結してただ権力を覆そうとする話はちょっと面白くなかった。

この映画を楽しめなかった人は問題を抱えていると思う人はアメリカに色々な感想を見るといて、アメリカの問題に気づけない人はこの映画を面白くないと思うかもしれないと考えるのだろう。しかし僕はそれは少し違うと思う。アメリカではトランプ大統領がなんでもかんでも排除しようとするけど悪い部分を排除するのいは良いとしても極端すぎないかと思いながらも、銃問題という大きな部分はなかなか排除できない。一面しか見ていない意見だと今のアメリカを覆す考えに共感するだろうけど、そんな単純な話ではないのだ。僕もアメリカのトランプは嫌いだけど、トランプの言い分もわかる部分はある特に中国排除の流れはトランプ嫌いの僕でもトランプに賛同する部分ではある。もしクリントンであったらこの流れは出てこなかっただろうし、中国と中国人が好き勝手にやっているのは僕は納得がいかない。学校でも中国人が不正をすることで退学する話は色々な学校であるとニュースなどを見て分かってくる。僕の周りでも隠れて答えを見ている中国人がいたり文句を言えばなんとかなると思って数の力で中国人の意見を学校に通そうとすることさえあった。めちゃくちゃなことをするのに就職先に中国のネットワークがあるおかげで就職がしやすくかったり、それをネットワークも実力の内だというのだ。中国人を取り込んでいる企業で中国人をトップに構えている場合など中国人が雇われやすくなるのを見て、中国人がいうネットワークとは中国語がでてき、共産党関係者かどうかお金があるかどうかなどを見ているように見えてきて、ネットワークとして使えない人(中国語ができない、お金がない、中国共産党関係者じゃない、利用する価値がない)場合は雇われるのが難しいのではないかと思えてくるのだ。なんで自分は利用する価値があると思われるようにネットワークを構築しないといけないのか疑問があって本当は実力やスキルの部分で雇用は考えないといけないんじゃないかと思っていた。それを見ていない人がネットワークも実力の内と賛同する人も多いがそんなずるいバカな話はおかしい、どこが多様性だよと思っていた中、トランプの中国排除。簡単にトランプを批判するのは難しいのが今のアメリカだ。中国人がいうネットワークとアメリカ人がいうネットワークは違うと思う。

こんなことを考えながら映画はフット:ザビギニングは世界観は好きだしタロンも良しマリアン役のイヴ・ヒューソンはかわいいし、現代におこっている人々を抑圧する政府に対して誰かが立ち向かうことを見せるロビンフッドも良い、だけど偏ったアンチファシズム映画はしっくりこない。

立ち上がって発言し真実を主張することを大切に思うアメリカだけど、僕があまり好きじゃないのはなんでも立ち上がって主張すればいいと思っていることで自己中心的な人がアメリカにいるということだ。だからこの映画はどこか自己中心的な民主主義アメリカを見せているようで、それに賛同する観客が多いこともやっぱり自己中心的な人が多いと思ってしまうのだ。民主主義がうまく機能しているようにアメリカは見えて、実はただ分断を生んでいるだけなんじゃないかと思ったりもする。

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