Youtubeは面白くなくなるかもという長いつぶやきの記事である。
なんでYoutubeの終わりが近いのかと思えるのは芸能人や有名人の参入が目立つからである。
ブログが終わりといわれるのは最近言われだしたことではないと思うのも、ブログが一般個人の発信の場だったときから有名ブロガーが企業のプロモーションに関わり、収入が見込めると思われると芸能人の参入が増えくだらないつまらない情報が溢れてきたことからまずブログの終わりは始まっているんじゃないかと僕は思っている。だから今のブログのオワコンはお金が稼ぎづらくなっているからオワコンという話で、面白いブログが見れなくてオワコンということではない。面白いブログが見れなくてオワコンはとっくの昔から思われているんだと思う。
そしてたくさんのテレビ好きのある意味おバカさんがブログに参入してバカでも面白ければいいのに誹謗中傷からつまらない自慢のコメントや記事が増えてブログは雑音が増える。
大量に人が増えたことでどうでもいい「今日のランチは○○」とかいう情報が増えつまらない記事が溢れ面白い記事にアクセスできない世界になるのである。
ツイッターも同じでツイッターにも芸能人が参入してくることでつまらないものがたくさん増えたんじゃないかと思う。人が多くなってくると運営側からルールも変わり監視もひどくなったようでアカウントの凍結が多発しだし面白くない世界になっていく。お金稼ぎの人ばかりになり面白さや興味深い話は見えなくなっていく。ツイッターをやめる人の中にはツイッターが悪口や気分の悪い自慢やらで溢れているのも要因だ。価値ある情報もあるけどそれを捨ててでもツイッターを使わないことのほうが価値があると判断する人がツイッターをやめるのである。どうでもいいつぶやきや、子供みたいな「○○がリツイートするのに○○はしない」とか、小学生のような大人が多いのも気分悪い。
これはユーザー、アカウントが増減しているという話ではなくツイッターのアカウントが増加していてもつまらない人が多くなっているんじゃないかという想像なのだ。ある種のディストピアである。
Youtubeも同じで人が少なかったときはまだ自由があったと思うのに今ではアカウントがバンされたり監視がひどくなっている。芸能人の参入でYoutubeのアカウント凍結は加速していくかもしれない。違法がいいという話ではなく、ちょっと心苦しい環境になりつつあるんじゃないかと思うのだ。
芸能人の参入でYoutubeを使う人が増えるとは思うけど、マナーがない頭がおかしい人が今よりも多く入ってくるだろう。人の集まるところは監視されルールが変わり凍結が起きやすくつまらなくなっていくのは人が集まるネットには悪口を言う人が増えるから仕方がないかもしれない。でもツイッターやブログが歩んできたつまらない人だけが残り面白かった人たちがどんどんやめたり拒否していることに僕はYoutubeも同じ運命なんだろうなぁと思うのだ。少なくとも僕の周りではツイッターをやめる人、Youtubeに飽きる人が出てきている。
そうなるとネットはどうなるか、「ググれカス」ということが「ググっても真実も面白いものもないんだよ、カス」になる。ググれカスという背景にはネットにはなんでもあると思っていると思うけど、つまらない人が残りだしているネットにググってもまともな情報があると思うのは間違いである。
それに誰が決めたのか名前が分かる実名のほうが信用があると言い出す人が多くなったり、ビジネスに関わる実名アカウントを持っている人がたくさん出てくるのを見て、なんで実名が信用があるんだろうと僕はいつも思う。実名であれば発言に自由がなくなり真実を言えない人が多くなるはずなのに、実名のほうが信用があると思っている人が多いのだ。匿名でバカなコメントが多いからだと思うが、それは匿名のせいではなく芸能人が多くなっておバカの人が増えたせいだ。有名人が増えると面白くなくなるのはおバカな匿名発言の面白く無さを見ても分かってくる。
ネットは民主主義が成熟していれば面白いものになりえると思うのはアメリカと日本のネットの違いを見て思う。フェイスブックでも日本では自慢ばかりアメリカは価値ある情報をシェアしていたり自慢で使う人は少ないんじゃないかと思うのと、アメリカでは炎上が日本より少ないのも反論があってもある程度健全な会話ができていると思うのだ。日本のYoutubeもアメリカのYoutubeも違いがあり急上昇を見ると日本は子供染みたものが多いしアメリカにもテキトウなものはあるけどきちんと作っているものが多いように思う。例えば気のせいかアメリカだと急上昇にはドキュメンタリーが多いと思うし、その意味はアメリカのほうが目が肥えている人が多いんじゃないかと思う。ただアメリカジョークは日本人としては面白くないと思うので雰囲気で言えば日本のつまらない動画でも好きではあるんだけど、面白さはアメリカのほうが上だろう。
ただお金だけを考えている人が参入してきた日本のブログとツイッターとYoutubeとは違い、お金だけを考えているわけでなく民意を考えた政治発言、価値のある動画に投資してきた海外のネットの使い方は面白くなるわけないのである。勝ち負けで考えるのは嫌いだけど負けるわけない戦いというのはある。日本の金太郎飴の土壌はつまらなくなる(負ける)のは見え見えなのだ。だから今でも海外のブログの発言力がありツイッターにも力があって、逆に日本はくだらない、つまらないと思う人が増えているのは匿名でも実名でも健全な話ができない人が多いと非民主的な世界になりただ荒れるんだと思う。
それに日本は金太郎飴みたいな考えの人が多いので時間がたてばたつほど似たようなものが増えて面白くなくなるのは想像できると思う。
芸能人が参入しても素人のモノマネをしているのを見て、やっぱり日本のYoutubeはつまらない思考の集まりなんじゃないかと、もう病気みたいなものでオワコンになりつつあるんだと感じてしまうのだ。
モラルが欠けていても面白かったネットが炎上目的でモラルが欠けすぎているものが出てきたり明らかにお金を狙った動画が出てきたり、同じような絵面ばかり増えているのは成熟した民主主義じゃないからこうなっているんじゃないかと思えてくる。僕は今までの民主主義はアメリカを見てもすべて正しいとは思わないが、日本の場合は民主主義に必要なさまざまな発言、考え、アイデアをつぶしていくように見えてこんなんなじゃ社会だけじゃなくてネットもつまらなくなるんだと思う。
考えれば分かるけど、意見も言えない、みんなと同じ、ツッコミどころを面白く思えない、モラルに非常に厳しい環境なんてつまらない。
さらに実名が当たり前になったら日本だと意見を言えない人が多くなるだろう。ますますつまらなくなるのである。
ブログと同じでYoutubeの規約が更新され続けあるとき、今まで通りのやり方で稼げなくなるときYoutube離れは急激に起きるんじゃないかと思ったりもする。
不自由だと思う日本でも、ネットの匿名では自由になりすぎている。自由になりすぎていることは悪い方向に社会を分断する可能性さえあると思うのでそれを解決するには言いすぎかもしれないが何かしらの規制は必要なんじゃないかと思う。
勝手に思っていることだけど、日本のすごいところは戦争中に様々規制されて圧力を抱えながら生きてきた人が戦後、そのストレスから解放されそれを起爆剤にして復興してきたんじゃないかと思うことだ。アメリカがなんで民主主義が日本より成熟しているのか、それは自由を失う危険と圧に敏感だからなんじゃないかと思う。圧を感じない危険を感じない平和な日本で面白いコンテンツが生まれるには、少なくとも何か圧が必要なんじゃないかとちょっと危険かもしれないが思うのだ。
古代ローマが滅んだのも簡単に言えば平和ボケしてしまったからであり、日本と似ていると言われる古代の貿易都市であるカルタゴが滅んだのも戦うことを避け、忠誠心の無い雇われ兵士を大量に雇用し戦ったから。もちろんそれだけが理由ではないが。
平和ボケでは滅ぶんだ、ということは歴史が証明しているのである。
日本のYoutube環境は平和ボケになりすぎている。危険なことをするという意味ではなく個性がないということである。
またデフレもコロナ後に加速していくかもしれないと思うと投資もチャレンジも出来なくなるだろうから面白くないコンテンツが残っていくのかなぁと思う。
だから将来の日本のYoutubeはつまらなくなるだろうと思うのだ。