アメリカで吐きそうになった食べ物

個人的にアメリカでまずいと思った食べ物がある。
まずいと言っても味だけでなく人体に起こる症状も含めて最悪なのである。

それはアメリカ産の加工肉とアメリカ産牛肉だ。
悪い経験を少し漫画にした。

人にもよるし、全部のアメリカ産加工肉や牛肉がダメなわけでもないしアメリカ人は普通に食べているけど多くのアメリカ産牛肉を僕はどうしても食べられない。他の日本人にも食べられない人もいたので食べられないのは特別ではなさそうだ。
ちなみに不思議なアメリカのマクドナルドの牛肉は問題なく食べられる。たぶん加工肉の作り方が違うのだと思う。マクドナルドの肉は脂っこくないのも関係があるかもしれない。

赤身の牛肉

うまそうな肉なのに量にもよるが牛肉を食べると、めまいや頭痛が起き、さらに吐き気まで出てくる。
頭はクラクラして意識が薄れそうで下手すると倒れて怪我、もしくは脱力し頭を打って死ぬかもしれないのだ。
食べられない人には普通の食べ物を装った殺人兵器みたいなものだ。

同じような症状は酸化した油を食べたときも起きる。吐き気やめまい、頭痛が起きるし中毒症状でも吐き気や頭痛、熱も出るのでアメリカ産牛肉を食べることはもしかしたら食中毒みたいなものが出ているかもしれない。ゲームで言えば全部の状態異常をかけられたようなものだ。そんな敵が出てくるのはラストダンジョンのザコ敵でレベル99でも全滅しかねない敵だ。あぶないあぶない。

ためしに日本産の牛肉が売りのお店で食べると吐き気など全くしないしおいしく食べることができる。やはりアメリカ産で油っぽい肉があぶない気がする。アメリカの肉は赤身が多くて日本産より脂肪が少ないはずじゃ?と思うかもしれない。
たしかにそうなのだが、赤身からも油は出てくるしその油がよくないのだと個人的に思っている。病院に行ってもみんな食べているものだしたまたま食べられない体質かもみたいな話で終わった。
そしてアメリカ産加工肉であるソーセージなども鶏肉、豚肉でも吐き気が出ることがある。

加工肉の例

写真はおいしおうだけど、写真に騙されてはいけない、においをかいで問題なさそうか食べてみて何も症状がでないか確認しないといけない。

仮に食中毒だとすると毒なのでもう食べ物ではない。死ぬ事だってあるのが食中毒。酸化した油も食中毒を引き起こす可能性があるようで、食中毒を完全否定することは難しいだろう。
アメリカの牛肉だけでなく加工肉に脂肪分を添加するようで、おそらくだけでそれが酸化したのか、脂肪分の種類もいろいろあるようであまりよくないものを含めると人よっては食べられないんだと思う。
ちなみに加工肉には塩酸ラクトパミンという成長ホルモンが使われているらしく、これは肉の赤身増量の添加物。これはめまいや吐き気、手の震えや他にもさまざまな症状を引き起こすと言われている。まさに僕が体験した症状にそっくり。塩酸ラクトパミンは国によっては禁止にされておりあぶないとされているけどアメリカでは普通に使われているとしたら、かなりあぶないんじゃないかと思う。

毎年アメリカではサンクスギビングでターキーを食べるんだけど、牛肉でダシをとったりしていて、おいしく楽しむサンクスギビングがめまいと体の震えと吐き気の地獄のサンクスギビングに変わるのだ。近所の人がサンクスギビングで自宅に招待してくれても吐きそうになって食べるのをやめなくてはいけないのが残念。
サンクスギビングで肉を食べられなかったことをアメリカ人に伝えたら、ターキーなどの肉を寿司にして食べている家庭もあるから君は日本人だから寿司のほうがよかったかもね。とか言われた。
そのターキーとか牛肉自体がまずいんじゃないのかなー?って思って寿司だからうまいわけじゃないだろうなぁと思った。
アメリカ人は食材に問題がある発想がないそうである。

不思議なことにアメリカで育ってきた人は問題なく食べているので体が慣れちゃっているのかもしれない。慣れても健康に良いわけではなくあまり気にならなくなるぐらいなんじゃないかと思う。例えば僕はアメリカのものすごくしょっぱいポテトチップスを食べると頭痛やめまいがするけど、アメリカ人はそうでもない。昔から血糖値をいっきに上昇させるほどのしょっぱいものを食べていると気にならなくなるもんだと思う。毎日ヘルシーな食事をしていたらアメリカで多いものすごく甘い、ものすごくしょっぱいものを食べると体が驚いて拒否反応が出るのかなと思う。
これはアメリカ人がヘルシーな食べ物を食べていない割合が多いとすると、アメリカ人が「おいし」「問題ない」という意見は間違いということもありえるのだ。なぜなら慣れちゃっている人の意見は参考にならず普通の状態がわからない意見とも言えるかもしれない。
例えばお酒を飲まない人がお酒を飲むと酔いやすいけど、普段から飲み慣れている人は内臓が活発でアルコールの分解を促進するがそれは内臓に普段から負担をかけているということだと思う。アメリカの肉も慣れるとなんともなく食べたり飲んだりできるけどそれはもしかしたら体に負担をかけているかもしれないということなのだ。

普通の基準をアメリカに置くことがおかしく、普通の基準を日本ベースにしておくほうが健康的だと思う。それだけアメリカは甘すぎるものしょっぱすぎるもの、体に悪そうなものがあり、そこを普通の基準にするのはおかしい。そもそもアメリカは寿命も短いし、日本ほど食べ物に健康志向を持ち込んでいる人が多いわけでもない。なのでアメリカ人でアメリカの食事はおいしいと言っていたら疑ったほうがいい。
日本で育ってきた人とアメリカで育ってきた人では日本で育ってきた人のほうが味に細かくなりおいしさに敏感になる人が多いと思うので、日本人の味覚とアメリカ人の味覚どちらが信頼おけるかというと日本人の味覚だろう。
それでもアメリカ産の赤身肉が最高においしいと思っている日本人もいるだろうけど、安全性は疑わしいのでどんなに安全と言われても日本産と比べると安全性は劣るんじゃないかと思う。塩酸ラクトパミンの残留値の基準は科学的に問題ないとしてもその基準が誰にでも当てはまるわけではない。そしておいしいと言っている人は鈍感なのか、不健康な食べ物に慣れちゃっているんじゃないかとも疑ってしまう。不健康な生活をしていたら鈍感になる可能性だってある。

そんなまずい肉たちをどうにか食べようと考えた解決策が、油をできるだけ取り除くという方法。すこしは食べられると僕は感じている。

方法1は湯通しをする。

沸騰したお湯をさっと肉にかけて、そのあとキッチンペーパーなどで表面に残った水分と油分をふき取る。
この場合、味を損なわないようにさっとお湯をかけているが、残留添加物などが気になるのと肉の内側まで染み渡っている脂にも体に悪いものが残っている可能性がある。

そこで方法2
味は捨ててがっつり肉だけをまず茹でる。
そうすると味と脂が浮いてくる。肉にもよるがにおいが日本産より臭いケースが多い気がするのと茹でていても臭みがでているのがわかる。
塩酸ラクトパミンのせいなのか、それともアメリカのおいしくない脂のせいなのか茹でているときにでてくる水蒸気を香っただけで少し気持ちが悪くなる。

とりあえず5分ほど茹でて、お湯は全部捨ててから肉を別の料理に使うと少しは食べられる気がする。おいしくないけど。
さらに、水(硬水)で何度か洗い臭いが減少していくのを確認する。硬水だとミネラルが豊富なのでミネラルがさまざまなものを取り除いてくれると思う。しかも硬水は肌が荒れやすかったりするので除去能力が軟水より高いと思う。そして最後は硬水で洗うとおいしくないので軟水で洗いキッチンペーパーで余分な油と水をふき取る。お皿に広げたキッチンペーパーの上に肉を並べてしばらくさらに余分な油を取る。
こうすることで少しは食べられるようになった。これはソーセージのような加工肉で試していないので、ソーセージなどは油がもっと出てくる可能性もあるのでもっと手間がかかりそう。同じ工程をもう少し繰り返すかもしれない。
それとまだ試していないが、肉を牛肉やヨーグルトに漬けて臭いを取る方法だ。乳製品の酵素でお肉自体も柔らかくなるそうで、柔らかくなれば油もでていきやすいかもと思い今度試してみたい。

これらの方法を思いついたのはメキシコのカルニタスという豚肉料理があり、それは沸騰したお湯に豚肉を入れてじっくり煮込むの料理なのだが、煮込む前に一度、豚肉を焼いてその後にキッチンペーパーのようなもので油を取り除くき、煮込んでも油が出ていくためカルニタスは油っこくない豚肉料理なのだ。たぶん松屋や吉野家の牛肉の調理にも煮込むという点は似ているかもしれない。脂肪分と残留している塩酸ラクトパミンも若干取り除かれているんじゃないかと思う。その証拠になぜか食べることができるのだ。メキシコは塩酸ラクトパミンが使われているらしいのでメキシコ産の肉だったとしても塩酸ラクトパミンは残留している可能性がありそのまま食べると最悪な症状になるかもしれない。写真は、味付けのソースがかかっているので脂っこくも見えるが、カルニタス自体は焼いて煮込んで油が落ちるので脂っこくないのだ。じゃっかんパサパサした肉になるのでじっくり煮込む角煮とは違うが、味をつけているため普通においしい。しかも焼いて、煮込んでと手間がかかっているため臭みも落ちているのもいい。

カルニタス

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