本を通してのアメリカと日本の比較

日本の本で古い本だけど
なぜ、勉強しても出世できないのか?
今、求められる「脱スキル」の仕事術

というのがある。

たまたま読んでたら、なんかアメリカとの違いを感じたから本と一部を比較しながら記載する。
とくに面白かったのが
本にあった「脱スキル」で幸せ職業人生を作る28の仕事術だ。
たぶん日本では有効なのかもしれないけど、日本から離れると有効とは思えないことがあった。

仕事術1地方を目指す、僕の考え海外を目指す

地方目指しても仕事が少ないし、給料も少ない。
地方目指す限り将来性が高いという考えより、海外目指したほうが将来性高いと思う。
海外を含めて場所さえ選ばなければ自分を必要としてくれる場所は高い。
アメリカに留学している人とたくさん話していると自分の国でも働きたいけど、他国でもいいという人も多くいた。それにアジアでもヨーロッパでも国をまたいで仕事に行く人は多い。
自国に仕事で満足しなければ国を超えてみるのもありだ。

仕事術2 仕事を選ばない、僕は仕事を選ぶ

日本では頼まれた仕事はどんなに小さくてもやるのと思うが、
アメリカで自分の学んだこと以外のことをやることは労働外のサービスだと思う。
サイエンティストになる人がパシリやティッシュ配りなんかしない。
ゲームクリエーターなのに営業やらされたりとかない。
会計を学んだ学生が会計で就職してるのに営業させられることはない。
というより出来ないのかもしれない。アメリカの場合いろんな英語レベルの人もいるから営業に使えるようなレベルじゃない人もいると思う。なので自分の得意な分野をはっきり決めて、その仕事をするのが当たり前。日本だとやることがものすごく多そうだ。

仕事術3 勉強に逃げない 僕は勉強はどんどんすべきだと思う

勉強やってるから会社の飲み会に参加しなくて社内の人間の信用を失うとか、たぶんアメリカではない。
というより、たぶん勉強は歓迎されるだろうし、個人の自由だから信用を失うとかないと思う。それに日本より学歴社会だと思うし、勉強はアメリカでは勉強はお金がかかる。
お金を払ってそのリターンを得るために自分の知識に活用できるかどうかのリスクがある。
でも学歴社会だからさらに勉強して就職するときは給料がいいと思う。リスクばかりでもだめだけど、リスクをカバーするものもアメリカでは大きいと思う。

仕事6 転職に逃げない 僕は転職はするべきだと思う

日本だと転職すると今まで積み上げてきたことが帳消しになる!とか思うのかもしれないけど、アメリカだと転職で給料上がっていくと思う。
リスクをとる必要があるのに終身雇用にしがみついてたら自分の成長が遅れると思う。
自分で働ける力のほうが重要だと思う。外資は不調なときだろうが期待された成果を出す必要があるというが、職種によるんじゃないかと思う。営業とかなら年齢や体力も必要だろうし、デザイナーなら若者のトレンドに敏感じゃないといけないだろう。でも特定な仕事ならそこまでプレッシャーなことじゃないんじゃないかな。特にコンピューター関連の仕事はスキルに依存するだろうから、スキルがあればプレッシャーなんてないと思う。そもそもスキルないと雇ってもらえないだろうし。それに一度決めたことはコロコロかえるべきじゃないと思うかもしれないけど、嫌なら変えればいい。
嫌なことをずっと続けることは時間の無駄だ。
好きな分野の中に不得意なことが混ざっているのはいいが、全く興味の無いことをやり続けることは意味がない。

仕事術14 特定の人とだけつるまない、僕は特定の人とつるむ

アメリカには変な人もいるし、自分と話が合うような人ももちろんいる。
考え方が違う人はある意味楽しい一面もあるが、笑いのツボも違えば、食べてるものも習慣も違う。あまりにも考え方が違うと疲れる。
いろんな人とあって視野を広げようとする考え方は、時間の無駄だと感じた。
結局すべての人と物理的に時間的に合うことも友達になれない。
時間の節約と自分のストレスのためにも同じような人とつるむのがいい。
同じような考え方の人の友達を増やせばいいのだ。
広く浅く学ぶより狭く深く学んだほうが認めてもらいやすい。
それに僕は同じような趣味を持ってなかったり同じような目的を持ってない人とつるむのが苦手。
自分と考えが合う人は楽しいのだ。人生楽しいんだほうがいいと思った。

仕事術16 時間を守る、僕は時間は守らなくてもいいときはたくさんあると言いたい

宿題をやるために約束して、約束どおりに来ることがない。
また約束もキャンセルされることもある。
日本感覚で時間や約束をきちんと守ってたらイライラするし、
友達とも仲良く出来ない。
一分遅刻したぐらいで怒る日本人はいるけど、そんなことは日本以外で通じないって学んだ。
仕事では時間は守るべきだけど、日本ほどキチキチしてないと思う。
学校の先生が遅刻しても多少の遅いぐらいその、その先生を雇っているえらい人も文句いわない。

仕事術18 目立とうとしない、僕は多少目立つぐらいがいい

勉強が出来る人は、目立つしクラスメイトからも助けをもとめられやすい。
静かに勉強をこなしているより、発言したり自分が出来るということを発信したほうが認められやすい。日本と違って見た目も多少目立つぐらいが、自分があっていいと思う。
特に自分が何人なのか、というのを表現するのにもみんなとアメリカスタイルのファッションもいいが、日本人っぽいというものに拘ることで日本人と分かってもらいやすい。これが中国と思われるのと日本人と思われるのでは相手の対応も違う。ただ目立ちすぎると犯罪にも巻き込まれるかもしれないからバランスが大切。
それと、日本において主張するというこは目立ちやすいことだし、あまり良しとされてないと思う。でもアメリカでは自分の思ったことを言わないと、成績だって納得いくものじゃなかったり、お金だって不当に取られたりする。日本で言えば目立つぐらいじゃないと損をする。
日本では出る杭は打たれるのかもしれないが、アメリカでは逆。

仕事術19 自分の意見をひけらかさず、自分語りをしない。僕は意見はきちんと言うべきだと思う。

自慢ばかりされるのはあまりいい気持ちじゃないけど、言いたいことが無い人は自分が無い人に見られる。しゃべるとバカがばれるというが、バカぐらいが魅力的だと思う。
アメリカの討論番組を見ると、片方がしゃべっているのにもう片方が話をかぶせてくるということが良くある。日本だと相手がしゃべっているのに話をかぶせるなって言われるかもしれない。僕はこの日本の感覚はいいと思うけど、相手のことをあまり考えてないアメリカ人は多いから、こっちがしゃべりたいタイミングなんて待ってたらしゃべれない。意見をいいたいことがあればすぐ言うのだ。

仕事術27 自分をブランド化しない、僕は自分をブランド化すべき。

ブランドは個性のようなものだから、アメリカのような社会では必要だと感じる。
例えば日本人、中国人、アメリカ人の多くの特徴が違うことが多い。日本人は真面目だというものいい点だ。自分に得意分野がありそのスキルがあるなら、それこそブランディングするべきだ。自分というのを知ってもらわないと仕事につけないと思う。自分をごまかすようなブランディングはするべきじゃないと思うけど、個人主義のアメリカではブランド化するほうが魅力的だと思う。

比較していると、この本のようなことを実践してる日本人はアメリカでは生活しづらいと思うんじゃないだろうかと思った。

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