表紙がかわいくてなんとなく見てみたくて開いた最初にページがかわいくて面白すぎて爆笑させてもらった。全くトイプードルに関係ない絵だけど面白い!それから中身をもっと見たくていっきに見てしまった。
ひよこがぴよぴよなるだけだけどなんかおかしくって笑えてくる 笑
そしてトイプードルのクーさんがかわいすぎてわくわくしながら全ページ見ることが出来た。
クーさんの顔!もかわいい!
全体的な絵もゆるーい感じなのもくーさん他のキャラクターよりかわいく見えてくるのもよかった。
読んで勉強になったことが特定のモテる犬がいるということ。ペットにも他の犬たちからモテる犬っているんだ!ってビックリした!
他の動物エッセイと違うところは作者が犬は好きじゃなかったし動物全般が苦手ということ。でも最終的にくーさんと仲良くなるために行動し作者が犬好きになっていて作者にとってくーさんはとても大切な家族になったことにただの動物ギャクエッセイじゃないと感じた。感動させられた。
僕がこの本を読んで楽しめたのと感動したのにはいくつか個人的な理由がある。
1つは僕も動物全般が苦手ということ。
2つ目は動物全般が苦手でも犬や猫を買いたいという気持ちがあること。
3つ目は苦手だしでも飼いたいけど、飼う事ができない家庭の問題があること。
動物エッセイは僕にとって動物が苦手だけどすでに飼っている人の話を見てちょっとでも苦手感情を克服したいという教育的要素があるのと飼いたくても飼えないので他の人の話を聞いて僕の飼いたい欲求がちょっとでも満たされることがある。
特に作者が動物が苦手でくーさんと仲良くなるために作者の葛藤と発見をするのだけど、僕はそれらに自信を重ねて見てしまい作者とくーさんとの間のドラマに惹き付けられ、くーさんの笑顔がペットを飼えない僕の気持ちを癒したのだと思う。
くーさんが小さい頃は泣き止まず、抱っこも拒否、触れるのも拒否されるという難しい時期があった。
作者は里親を探そうとしていた頃、母親からある話を聞く。母親は犬小屋(檻)に入っているくーさんを触りながら
「生まれてきてすぐ母親と引き離されて寂しいんだね」と
引き取ったときは母親とぴったりくっつい甘えていたくーさんを思い出し、人間嫌いにもなるのは当然ていたかわいそうだということと、責任を持って幸せにしてあげたい!という思いを作者に話す。
僕は作者の母親にとても共感して胸が痛くなる感じがあった。僕は小さい頃ペットを飼っていたのだけどまだまだ完全に仲良くなれていないけど仲良くなっているのはわかっていた。いつまでも一緒にいたいと思っていて楽しかった生活だったけど、ある日のこと事故でペットを亡くしたことがある。仲良くなりつつあった僕とペットの関係が瞬でなくなったのだ。散歩をしていたとき突然、車に巻き込まれ車に引きづられ、小さい僕は走る車を必死に走って追いかけた。そして道路に倒れている姿を発見した。車はもうどこかに行ってしまっていて小さい僕には追いかけることは出来ないしそれより助けたい!という気持ちが強かった。
必死に抱きかかえて家に戻り、僕の母親になんとか助けたいとお願いしたんだけどその日小学校に初めて登校する日で家族で学校訪問しないといけない日だった。学校に行かなくてはいけない時間がせまっていたときのこと、突然の僕のお願いに母親は困りしかも綺麗に着替えていた僕の服はぐちゃぐちゃ。それでも僕は目の前で死ぬそうになりながら息を「ハァ・・・ハァ・・」と苦しそうに息をしている姿をして、「なんとかしてもらえないなら学校なんて行きたくない!」って言ってなんとか病院に行ったんだけど結局助からなかった。
僕は幸せになるはずだった僕の友達でもあったペットを幸せにさせることができなかった。そいう経験があるからこそ、作者の母親の「幸せにしてあげたい」という気持ちが胸にぐっとくるのだ。
それと作者は犬嫌いだけどちょっとずつ仲良くなるためにいろんなことを試していくということは僕が出来なかったしたかったことをしているので自分のことのように楽しく読めた。僕は犬も猫も好きだけど実際には作者のように苦手なところがある。最初はなかったのに途中から家族に動物のアレルギーの人がでて動物を飼えることはできなくなったため長い間ペットを飼っていなくて、そういうのもあって苦手意識があるのかもしれない。もう一度慣れないといけないんだと思う。それとちょっと他人のペットとすれ違うと僕はビクつくときが昔からあったから多少苦手意識はあるのかも 笑
僕はアメリカにいるんだけど、アメリカですれ違う犬と日本の犬はなんか違うと思っている。それについてちょっと書いた記事もあるけど、大きく違うと思うのはアメリカの犬は日本の犬よりとても人間社会に慣れているように思う。日本のペット社会がもっと向上してもらえることを願いたい。
「うちのトイプーがアイドルすぎる」はなんとなく最初見た本だったけど、くーさんの表情や行動、感情にファンになった。かわいすぎる!!幸せすぎる 笑
そして作者とその家族の動物思いなこともくーさんは恵まれた家庭に育てられて本当に良かったと思い嬉しくなるのだ。
動物好きや動物エッセイ好きは楽しめる本だからお勧めするよ!