中国人留学生は海外でよく見るが、なぜ彼らは留学を選ぶ人が日本より多いのか?
これにはいくつか理由があり、僕なりに友達に聞いたりして考えてまとめてみた。
みんな中国国内の大学に行けるわけではない
日本では各地域に大学があり、大学経営のためにも学生を獲得したいという意思もありほとんどの人は大学に行けると思う。中国は違う。大きな国土の中国に各地域に大学があるわけではない。多くの人は限られた大学にものすごい倍率競争に勝ち入ることが許される。その入学の難しさのおかげで中国の大学に行けないと思った学生は、入学しやすい海外を選ぶのだ。
大卒がどうしてもほしい
中国で仕事を得ようと思うと最低でも大卒が必要だという。これは日本で考えるよりシリアスに考えられているように思う。なので中国国内の大学の入学が難しいというのは受験前から分かっている人も多いので、最初から留学を考える人が多いのだとか。ただ、大卒がほしいというのが一番の目的な人もいるので、中国人クラスメイトは海外の大学卒業後に中国にもどるという人が何人もいたのは納得がいく。
また海外留学後に中国に戻ると一定の価値を持って見てくれる人もいるようで就職に繋がることがあるらしい。この点は日本企業より評価が進んでいる企業が多いのかもしれない。
面白そうだからと簡単に留学を選ぶ
彼らの行動には時々驚かされる。深く考えることなく行動するときがあるからだ。欲しいから高い車を買ったり、一人が怒り出すと考えもせず同調して怒り出したり、ゴミを適当に捨てたり。このような行動はすべての人に当てはまるわけではないが多く見つけることができる。
中国人クラスメイトにどうして留学を選んだの?と聞くと、面白そうだから!という人が多かった。このフットワークの軽さは悪さでもあるが良さでもある。この理由も留学に影響しているだろう。
留学だけなく中国の経済成長は彼ら彼女らのフットワークの軽さが影響していると思われる。
会社を起業してはつぶしてまた起業してのように、日本ではあまりみない行動力を見せ付けられる。停滞感のある日本に必要なのはフットワークの軽さなのかもしれない。
アメリカを自由な中国と思っている中国人がいてアメリカに留学したいと思っている人がいる
中国はやっぱり情報統制していて国民も気づいているんだと思う。言うとおりにしてれいば問題ないけど自由がないと感じている人もいる。そんな人はアメリカに憧れる人がいるんだ。実際にアメリカは中国みたいな国と言われていて中国人とアメリカ人の考えが合うことがあるから今までうまくやってこれたんだと思う。中国人のほうが何を考えているかわらかない日本人より仕事しやすいと思っている人もいるだろうし中国人もアメリカでは生きやすいだと思う。
アメリカはお金がとても必要な国だけどアメリカ留学をする中国人は共産党員の子供だったりするらしいのでものすごくお金があり生きるのに困る人は少ないだろう。一部の中国人学生で生活が困っている人もいたけど例外だろうと思う。中には書類を誤魔化してお金を誤魔化してなんとか留学した人がいるのかもしれないけどそういう人は苦労するだろう。
留学しても中国人が多いので困ることがないため留学する
中国人の留学生は世界中にたくさんいる。そのため学校によっては中国人新入生をサポートする中国人の学生達がグループを作っているケースがある。僕を中国人と間違ったグループが新入生をサポートするメールが中国語で届いて、すぐ中国人のみのメールだったため「無視してください」とメールが再度来たことがあった。中国人学生をサポートするグループがあれば留学も比較的しやすいんじゃないかと思う。その点、日本人グループは少なくあったとしても新入生をサポートしようとするグループはあまりないんじゃないかと思う。それだけ日本人が少ないということである。
同じ海外留学でも留学のしやすさは中国人と日本人では違うため中国人の留学生が多くなるんだと思う。日本の場合は新卒採用に合わせたり短気留学、交換留学が多いと思うけど正規留学が多いと思う中国人とは留学の目的も違うのである。
現在中国人学生はアメリカからスパイと思われることが多いと思うのでアメリカで中国人コミュニティからはずれると生き辛いじゃないかと思う。コロナでも帰国していない中国人学生はいるしコロナでアジア人差別は増えているしコロナが終わっても中国人はアメリカへの留学は今後激減していくんじゃないかと僕は思う。
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