信号無視が多い

アメリカで最初びっくりしたのが、信号無視をする人が多いということだ。
車ではほとんどみない信号無視だが、なぜか歩行者は信号無視をするのを見る。

信号無視をしない人をみると、アメリカに慣れてない人なのかな?と思うぐらい信号無視する人が多い。もちろんゆっくり赤信号が変わるのを待っている人もいるがけっこうの割合で信号無視する人を見る。

左右を見て車が来てなければ信号が赤でも渡るというのはとても合理的だ。しかもみんな堂々とゆっくりと渡るからすごい。

日本では左右車が来て無くても赤信号なから待つ人は多いだろう。もし渡る人がいたら小走りに渡るにちがいない。

信号無視がいいというわけではないが、僕はここに日本の合理性のなさを見せつけられた。

周りを気にするあまりに、選択を間違えてしまうのではないかということだ。

例えば、殺されそうになったとき、勝手に考えてとっさに逃げる人、上からの指示を待ってみんなと一緒に逃げる人、といったような違いだ。

とっさの変化に対応するのが難しい社会になってしまっているのだろう。

僕はこれは致命的な日本の問題だと考える。なぜなら、成長するには変化をし続けなければならない。新しいことを学び、挑戦し変化し続ける必要がある。そして国際社会は競争社会でもある。他国より素晴らしいテクノロジー、知的財産が欲しいなら、他国よりも一歩進んだ勉強、研究、チャレンジをしなければならない。変化がまずしいならこの競争に勝つのは難しい。

変化を感じないものに期待でいるだろうか?例えば若い人と中年1人がいたとしよう。どっちが将来に期待できるか、それは若い方だろう。なぜならこれから変化しつづけることが期待できるからである。

残念ながら赤信号で渡ってしまえば、それを後ろ指す人も多くいるのが日本。人を叩くことよりもっと合理的な考え方をするべきだろう。

バブル崩壊後、失われた20年というのは僕はバブル世代ではないので具体的に何が失ったのかわからない。でも分かることは、日本は成長を放棄し現状維持を選択している。今、日本で働いている人で、成長を感じる人はどれだけいるだろうか?
僕の大好きな日本はゆっくりと沈んでいっているように見える。

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