面白いアメリカの番組What Would You Do?

What Would You Do? という アメリカのテレビ番組がある。
この番組は一般の人のモラルを試す番組で、これが日本では考えられないような結果になることが多くて面白い。

YouTubeで検索するとたくさん出てくるので見てみるとアメリカと日本の違いも見れて勉強になる。

この番組を見ていてすごいなと思うのが良く一般の人がモラルがおかしいということに口出す人が多いことだ。例えば、少し小太りの女の子がお母さんにドーナツを食べたいとドーナツ屋でお願いする。その子供の友達はドーナツを買って食べているのに、その小太りの女の子のお母さんは太っているからという理由でドーナツを与えない。これを聞いていた周りの人が、それはおかしいんじゃないかと思って口を出すのだ。あなたは最悪な人だとか、自分の娘に太っているからという理由で欲しがっているドーナツを与えないなんてありえないとか。そもそもアメリカでは太っている感覚が日本と違うので、その小太りの子はアメリカでは太っているに入らないかもしれない。周りの人もこの子は綺麗よとかいろいろ言う。

このような番組をしているのがこのWhat Would You Do? という番組だ。
とくに性別に関わることのモラルを問うケースは問題になりやすいと見ていて思う。

この番組を見ていて思うけど、見た目を批判するのはアメリカでは問題を起こすということだ。もちろん見た目を批判するアメリカ人もいるけど、僕の周りではあまり批判する人はいない。日本だと太りすぎ、とか女の子が友達に久しぶりに会ったら「痩せた?」とか聞くと思うけど、痩せた太ったという会話をアメリカではあまり聞かない。

もちろん子供にほんとうに悪影響がある見た目であれば、批判はするだろうけど。例えば日本のアニメは痩せすぎて子供に悪影響だとか。あと見た目はきにしないと言っても見た目の若さについては気にする人は多いと思う。男の英語の先生が冗談で若いとかいうと喜んで、ジョークでAグレイドだ!って言っていたこともあったし。
これは白人だと見た目がどうしても老けやすいというのもあるからちょっと先生は見た目にコンプレックスを持っているのかもしれない。

日本でこんな番組があったとしたら、誰も他人の家庭のこと口出しする人とかいなさそうだから番組が成立しないだろうなぁ。とくに男女問題を扱ったケースだとお話にならないかもしれない。
日本のジェンダーの問題はとても遅れているというデータなどは出ているがどう遅れているのかというのが分かりづらいと思う。ジェンダーといえば日本では女性の社会進出が遅れているとかよくきくけど、もっとジェンダー問題はたくさんあると思う。短髪な髪型の女性が企業が求める人物像じゃなかったり、新卒採用のお手本となるような見た目が、女性、男性の押し付けであるし、女性なのに、男性なのにあれあれしてやばいよねとか言うのはジェンダー問題だよ。それに日本の性的な被害はほとんど女性側の被害を取り上げられるけど、男性も被害にあっている人は絶対いると思うんだけど、そんな話聞かないのはなぜだろう。

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