アメリカの入国審査で思ったこと【体験談】

アメリカの入国は外国人の列は大行列になんってなかなか審査が進まない。2時間近く待つこともありトイレに行きたい、座りたい、もう疲れて動きたくないとかなった場合大変だ。
自動入国審査機を使ってもけっこう並ぶこともある。
そんなとき実は入国審査をすぐに終わる方法があるのだ。

それは「US Citizens」のレーンに並ぶというものだ。
外国人だけど並んでいいの?と思うだろう。
普通はだめだけど、間違ったふりして並んでいたらなんでもなく並ばせてくれて審査もしてくれる。僕はそれで外国人レーンで大行列なのにアメリカ国籍のレーンに数人しかならんでいなかったので10分ぐらいで終わったことがある。
たぶんいつでも使える方法ではなくて審査官次第というのはあると思う。

そんなことする人は他にも実はいるのだ。
急いでいる人とかはわざと「US Citizens」に着て先に審査させてほしいと声をかけながらどんどん先頭にいっている中国人がいたりすることもあるのだ。
それに外国人レーンが混んでいてアメリカ国籍のレーンがガラガラの場合、アメリカ国籍のレーンの審査官のところに誘導されることもあるので結局、アメリカ国籍のレーンが開いていて審査官がよければアメリカ国籍のほうに誘導されることもあるのだ。
ほとんどの外国人が真面目に外国人レーンに並ぶからたまに間違ったようにアメリカ国籍レーンに並んでもなんともなく審査されることはあるのだうけど、もし多くの人がアメリカ人じゃないのに外国人レーンに並ばなくなったらこの方法は使えなくなるかもしれない。この方法は僕が最初たまたま並ぶレーンを間違えたときに気づいたのだ。最初に間違えて並んでしまったけど何事もなく通過してまた審査したときも前に問題なかったらとアメリカ国籍のレーンに並んでまた問題なくできたのだ。いったい「US Citizens」レーンというのは名前だけなのかと思ったほどである。でもやっぱり外国人レーンに並ばないといけないかなと思って今回は外国人レーンに並んだのだ。
ちなみに日本入国でも間違えて外国人レーンに並んだことがあったけど誰も並んでいなくて外国人レーンで審査して通過したことがある。そんなものなのだ。

それと入国審査で並ぶ場所では携帯、パソコンなのどの電子機器の使用は禁止なのだけど面白いことにアメリカ国籍レーンではほとんどの人が使っていなかったのに外国人レーンでは携帯を使っている人がたくさんいたこと。飛行機内でも着陸前に電子機器の使用についてはアナウンスされているけどほとんどの人が忘れちゃっているんだと思う。
アメリカ国籍レーンで前に並んでいるとき審査官が携帯を使っているアメリカンに怒っていたことがあったので分かっているアメリカ人は多いんだと思う。でも外国人レーンは使っている人が多いけど今回は審査官に何も言われていなかった。これも審査官次第だろうけどブチ切れそうになる審査官もいるから電子機器は使わないほうがいい。僕が見たブチ切れる審査官は声をものすごく張上げて使っている人の目の前まで来て今にもパソコンとかを取り上げそうになるぐらい怒っていたのを見たことがある。ちょうの前にいたアメリカ人だった。目の前に来て大声で怒らえると誰でもビックリするし恥ずかしい 笑
ご高齢の日本人旅行者も普通に携帯使っていてブチ切れられたらどんな顔するのかちょっとドッキリみたで楽しみだったけど何もなく終わった 笑
でもそのブチ切れる人に審査してもらったけどものすごくフレンドリーでアメリカ人じゃない僕がアメリカ人のレーンに並んでいることを何も言わず普通に審査が終わったのだった 笑

他にちょっと面白いものをみた。アメリカでは中国人が入国拒否をされるという話をきいたことがある。僕はそれらしき光景をみてやっぱり中国人は審査官に警戒されている部分があるんだなぁと思った。それは入国審査する一番端にガラスで囲まれた別室みたいな空間がある。そこに中国人のパスポートを持った女の子が一人いてソファーに座っていた。僕は最初なんだろーって思ったが突然三人の白人が現れその女の子の周りに座った。一人は通訳のような人だろうか女の子と話していてあとの二人はしかめっつらで何かを話していた。それと別に審査官のようなでも審査官とは違う服装のまるで航空管制官、パイロットかなーって思うような服装の人が書類を持っていた。
これが入国拒否をされそうになっている中国人なのである。
しばらく話し合ったあとその女の子は入国審査を通過したようで荷物を受け取る場所に向かっていった。その子が無事通過したのか帰国させられるために荷物を取るように言われたのかわからない。しかしその子の顔はムスっとしていて何か不満そうではあった。

ちなみに審査で聞かれたことは

「どこから来たの?」

「学生なの?」

「何を学んでいるの?」

「食べ物とタバコは持ってない?」

「薬はカプセル?」

「指置いて。」

「カメラ見て。」

だった。

アメリカ国籍レーンでは「どこから来たの」とは聞かれたことなかったのでやっぱり外国人レーンでは審査官も対応を変えているんだと思う。

友達の日本人も入国するときに留学生が持つI-20を忘れていてなかなか入国できず別室にしばらくいたことがあったらしい。違法な入国をさせないために必要なことだと思うが、それだけ違法に入国しようとする人がたくさんいるということだろう。入国審査で時間がかかっている人たちはだいたいが家族で入国しようとしているケースで一人で入国する人よりかなり時間がかかって別の入国審査官が現れたり何かをチェックしたりと念入りに審査されているように思う。

それとは反対に僕みたいに一人で入国しようとする場合、はっきり食べ物をもっていることを報告し、内容は肉とか生ものはないけど薬を持っているよと伝えると「カプセルじゃないの?」と聞かれ「カプセルじゃない」っていうと無事審査通過して荷物チェックもされずに終わったことがあった。
前は食べ物をもっているけど肉はないっていったのに荷物チェックされたことがあったので審査官次第だろうけど一人の入国は審査が甘い部分があるんだと思う。もちろん僕は病気があったので粉薬をもって入国してなにか危ない薬ではない。
かといって他の友達は卒業後にOPTのために入国しようとしてなかなか入国できなかったりめんどうなことになったこともある。入国審査はほんとに好きじゃない。

入国審査は出国審査より乱暴じゃないのはいい。アメリカの出国審査は小麦を持ってただけで麻薬かと思われて麻薬犬がでてものすごく怖い顔で男性が僕を見ていることもあったり、パソコンを取り出し忘れただけでかなり乱暴に再チェックされたり。本人はたぶん乱暴のつもりじゃないと思うけど取り出し方とか乱暴すぎて後で気づいたけどパソコンのボタンが数個折れていた。
日本でも審査はちょっと厳しくなったみたいでブーツの長さによっては止められてチェックされたりしたこともある。それだけ違法なことをしたい人が多いんだと思う。ほんと嫌な世の中だ 笑

入国して思ったのはやっぱりアメリカは日本と違う匂いがあるということだ。嫌いでもないけど好きでもない。たぶんあまり雨も降らないしゴミも多いからその匂いが含まれているのかなーって思ったりもする。

入国して電車に乗って最初に出会ったアメリカの面白い人たちは明らかに旅行客からお金をもらおうとしている人たちだ。電車の中で赤ちゃんをあやしながらお金をもらおうとしている人がいた。アメリカっぽい。

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