アメリカでジブリの存在がデカイ

ジブリの世界観を好きな人が周りに多い。そして日本のアニメを見てきて成長してきたアメリカ人やメキシコ人とかたくさんいて再度ジブリってすごいんだなぁーって思わされる。

ジブリの何がすごいっていうと、綺麗な背景、2Dでかかれたアニメーションはとても綺麗。そして大人も子供も見て楽しめるというのが魅力なんだと思う。
これはドリームワークスにも共通している。大人も子供も見ても楽しめるものを作っているのがドリームワークス。それに対して子供向けにつくっているのがディズニー、ピクサー。
ドリームワークスのBossBabyは大人も楽しめた人はたくさんいたと思う。

ジブリが原作を元につくった借りぐらしのアリエッティも子供だけじゃなくて大人も楽しめる。原作と比べると大きく内容が違うと思うが、楽しめるようにつくることが重要だろうから内容が違うというのはあまり気にならない。

同じようにBlueSkyが作った「ホートン 世界の不思議のダレダーレ」は原作を元に作られているけど僕にとって原作よりよくなったと思えなかった。
子供の本で道徳的なことが含まれる内容なのに映画ではゴミの中の世界(ダレダーレ王国)の人たちの裁判のシーンでお尻を蹴られながら歩くシーンがあって子供にも暴力的な表現じゃないのかというのと、ホートンがつり橋を渡ろうとしているシーンは子供には怖すぎるように見えるんじゃないかと思うことだ。

ちなみに「ホートン 世界の不思議のダレダーレ」っていう日本語タイトルが変すぎる。英語では 「Horton Hears a Who!」でシンプルだしWho!っていうのがなんか面白い。
映画を見たことがある人ならわかると思うがダレダーレ王国の人たちは見た目がサルっぽく見える。僕はこれが嫌なんだけど、BlueSKyが原作の内容をいろいろ変えたり登場人物を追加しているのにかかわらず、このダレダーレ王国のサルっぽいキャラは原作に沿っている。でもこのサルは日本人を現している。著者はこの作品を作るきっかけとなったのは戦後、日本を訪ねてこんな小さい人たちがいる世界があるんだと驚き、そこで知り合った日本人と仲良くなったことにより人は見た目なんて関係ない、というメッセージもこの原作にはこめられている。
でもサルっぽいキャラが日本人を現しているというのはちょっと差別的要素があるんじゃないかとちょっと思う。日本との関係を残すためにBlueSkyは映画の中でホートンが突然日本のドラゴンボールのかめはめ波みたないことを3Dから2Dに見た目を変えて戦いだすというシーンを追加したんじゃないかなと僕は思う。しかし映画を見る人、子供には意味不明だっただろう。

この著者Dr.Suessの作品は子供向けのものだけど内容は大人が見ても面白い内容となっている。なぜなら童話には道徳的な教えが含まれているから、例えば日本の昔話は大人が見ても聞いても面白いと思う。それと同じ。
なのでなんでBlueSkyが作ったんだろうって思った。ジブリかDreamWorksだろうって思った。

映画の製作会社は童話、児童書などから映画を作ったりするのはよくある。

そしてアメリカで有名な児童書でまだ3D化、日本のアニメ化されていないのにThe Sneetches というのがある。

ジブリがこれを映画化してくれたらみたいなーってホント思う。
もしまたBlueSkyとかが3D化してもたぶんまたホートンみたいになりそうだし。それだったらDreamWorksに作ってもらいたいっていうのもあるし。
一応2Dアニメーションで昔に作られているけど、ちょっと見ていて面白くない。特に小さいときからなじみのある本じゃない国のたちからすると、この2Dアニメーションをみてもつまらないだろう。
この作品を3Dで作るけど日本のアニメっぽい見た目なら僕はみたい。でも3D分野になると日本の製作会社はまだまだアメリカでは有名じゃないし、力も足りないと思うからジブリも3Dをガンガン取り入れてもらいたいなぁ。

それと3Dといえば日本ではフル3D作品としては大作だと思われる「Stand By Me ドラえもん」。アメリカではこの作品は認知度が低く、アジア圏からきた留学生には認知度が高い作品。この作品のすごいところは少人数で作ったというところ。普通フル3Dで映画を作ろうとすると数百人はいると思う。少人数でできたのを知って、日本ってなんでも出来る人が多いのかな?って思った。アメリカだとなんでもできる人ってどの職業にしても少ないと思う。なんでも出来る人がたくさんいればそれだけ人数を増やさなくても製作できるだろうし。
このドラえもんがアジア圏メインで映画放映されたというのがもったいない。少人数でクオリティの3D作品を作ったというだけでアメリカの人たちにも見てもらいたいものだ。

クオリティのいいものはアメリカ人でアニメとか好きな人は好きだから興味をもつはず、またアメリカの映画関連の業界の人ももっとくいついてもいい作品なんじゃないかとさえ思った。

あと、面白いのがストップモーションはアメリカでけっこう人気があること。僕はストップモーション映画はあまり好きじゃないけど、この好きじゃないっていうのは好きになる可能性があるからいつか日本でもストップモーションがどうにかして面白いと思われる時代がくるんじゃないかと思う。

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