留学生活では日本人より中国人のほうがお金をよく使っているように見える。
「日本人は知らない中国セレブ消費」という本を読んでおもったことがある。
この本で定義する中国のプチ富裕層というのは超お金持ちじゃないが明らかに中国でいい生活をしている層で中国の1割程度いて年収500万~2000万の世帯だという。
この一割というのは日本の富裕層の人口を超えている。例えば日本の富裕層の人口はネットによると準富裕層を合わしても1000万世帯もいない。中国の人口は13億人を越えていてその一割とは1.3億人いる。年収1000万以上がどれほどいるのかわからないが、仮に年収1000万~2000万の世帯が日本よりものすごく多いと仮定すると中国人の留学生が世界中に多いのも納得がいく。パソコンオタクの中国人クラスメイトの友達はパソコンに異常にお金をかけていたし、長期休みになれば旅行もしていた。異常にお金をかけていたと言っても一般の人はピンとこないかもしれない。数十万ぐらいでしょ?程度だと思うがパソコンのスペックをいろいろ聞くと100万は越えていないとおかしいと思うようなスペックだ。本人にいくらだったのと聞いても覚えていないという。
たぶん日本人にとって中国人のイメージはまだ貧しいイメージがあるが田舎に住んでる中国人は貧しいけど都会に住んでいる人は貧しくないケースがあると思う。中国の都会に住めているというのは共産党員の可能性はあると思うけど。
中国の通信機器メーカーが日本の進出で新卒に40万円を払うというのは話題になったと思う。中国でも価値のある人には高いお金を出すというのはもう当たり前なのかもしれない。
ある中国人クラスメイトと食事をしていて学校を卒業したらアメリカに残るの?と聞いたら、中国に戻るという。理由は中国のほうがアメリカより給料がいいから。僕はそのときは信じられなかったけど、初任給を40万円を出すファーウェイや給料のいいアリババの話しを聞いていたら嘘じゃないんじゃないかと思ってきた。
一方、中国に出来れば戻りたくないという人もいる。信用できない食べ物、商品。信用できない人。安心して生活が出来ないのでアメリカに残りたいという人もいた。
コピー商品の取り締まりもあまりされてないと思われる中国で、騙されたほうが悪いといわんばかりの偽商品の多さが嫌いな中国人もいるのだろう。
ちなみに僕が話す中国人はたぶんどの人も少なからずアメリカナイズされていて愛想がよかったりする。でも中国人が集まるスーパーなどにいくと愛想のない中国人がたくさんいる。レジではいつも怒っているような言い方でお客を対応して、自分が間違ったことをお客に教えても自分が正しいということを全く変えない頑固さがあるの人が中国人には多いように思う。
アメリカと中国って似ていると思う。
貧困格差がものすごいこと。適当なところ。発言がはっきりしているところ。
アメリカ人と中国人は意外と気が合うのかもしれない。
それとは反対に日本人だと、はっきり言わないとか綺麗好きすぎるとかちょっとアメリカ人と中国人ともかみ合わないことがあるんじゃないかなと思う。
Youtubeでテラスハウスで空気を読むことについて英語で解説されている。
本当のことを言わない文化というかそういうのがよくわかないっていう人は中国人にもアメリカ人にも多いと思う。そう考えると中国人ってやっぱりアメリカで受け入れやすいんだろうなー。特にアメリカではダイレクトに物事を言う人が多いと思うから中国人のズカズカいう性格が合ってるのかもしれない。
ちなみにアメリカが中国と似ているというのはアメリカの歴史を見ればわかってくる。アメリカは表向きでは中国共産党を批判しながらも中国寄りな政策をしてきて中華思想を受け入れてきたと思うからだ。でも中国に染まりきっているわけではなく一応自由と平等がある国である。何にせよ中国とアメリカは似ているのだ。