アメリカのオンラインクラスのメリットデメリット オンラインクスは好きなときに出来るというのは建前だと思うこと

アメリカの大学にはいろんなオンラインクラスがあってクラスに通うことよりオンラインで済ませたいという人にとってとても助かるクラスである。

オンラインクラスなんて良くないんじゃないの?って思うかもしれないがそんなことない。実はオンラインクラスとクラスに通うのではどちらもメリットデメリットがある。

まずオンラインクラスを選ぶ人とは

・学校が遠くて通えない人

・ヒアリングとスピーキングが得意じゃない留学生

・クラスの先生が不評でオンラインのほうが好評の場合

・コストを抑えたい人

クラスに通うことを選ぶ人は

・学校に通える人

・ヒアリングもスピーキングも問題ないアメリカ人と留学生

・クラスが好評の場合

オンラインクラスは好きなときに出来るというのは建前という意味

オンラインクラスでは好きな時間に好きなタイミングで宿題ができるというのは半分正しいが半分間違っている。

間違っている理由は

1:先生によって提出期限より前に提出するように要求してくる人がいる

2:オンラインクラスは内容が遅れていることがあって本人が時間をかけて努力しないと薄っぺらいものになる可能性がある

3:連絡のやりとりはメールでやることが多く、アメリカの場合は返信が遅い人が多いので、やりたいときに宿題が進まないことがある

4:オンラインクラスで高い評価をもらうにはけっこう頑張らないとあまり参加していないと思われ悪い評価を受けることがある。

オンラインクラスのメリットとデメリットを話しながら好きなときにできるということは建前ということを説明していく

オンラインクラスのメリットは別の州に住んでいる、アメリカに住んでいない場合にオンラインを選択することができるというのがある。日本からオンラインクラスを受講して卒業するとアメリカで住まなくてもアメリカの学位を取得することができる。気をつけなくてはいけないことは、オンラインクラスによってはあまり良くないクラスがあるのでそのクラスをパスしたからと言って本当に力がつくかというと疑わしいと思うことだ。

例えば、絵を描くクラスがあったとして、生徒の提出した画像の画質が悪いときちんと評価をしてもらえない。きちんと写真を撮ろうとして画質、影、光などを気をつけたりとやらないといけないことが増えてくる。そのため生徒のモチベーションが低いと途中でやる気をなくしてやめてしまう恐れもあると思うのだ。さらに手と足取り教えてもらえなく、ビデオを文だけで教えてることになるので生徒のスキルが向上するかどうかはちょっと疑わしい。また家に画材などを買う準備もあるため通うコストは減らせるけど意外とコストもかかってくる。これだったらYoutubeや他のオンライン講座を見ているのと変わらない。ただ、オンラインクラスにはディスカッションも要求されていて読み書きをクラスに通うより圧倒的に必要になってくる。書くのも読むのも遅い人は宿題をする時間が少なくなって苦しくなってくることもあると思う。またディスカッションでクラスメイトがやる気のない人ばかりでディスカッションをしない場合、やる気のある人はディスカッションをしたいけどディスカッションができる人がいないため成績が悪くなるのだ。成績を良くしたいならクラスに通うほうが良くなりやすいと思う。

反対にオンラインクラスが向いていると思うのは留学生にとっては慣れない英単語が飛び交うクラスと想定できる場合は良いと思う。歴史や哲学など一般的な単語ではないので留学生は苦労する可能性がありオンラインクラスのほうが良いケースもある。僕は歴史とかはオンランクラスで取っている。そして自分のペースでクラスを受講できるというのはあるが、実は自分のペースできないクラスもたくさんある。例えば宿題の提出期限は決まっているけど、先生によって早く提出するように言っている場合。期限通りに提出して生徒がみんな期限最後の日に提出すると先生の時間の余裕もない場合があって評価がテキトウになってしまう場合があると思う。またディスカッションが必要な場合、期限ギリギリにディスカッションしていたら誰も見てくれていなくて返答してもらえないってことになる。さらに先生への質問もメールになるので返信が遅いと宿題がうまくできないってことになり成績が悪くなる場合はあると思う。メールの返信が遅いかどうかは人の感覚によるが、僕はメールをしてその日に返事が来なければ遅いと判断している。これに当てはめるとほとんどのアメリカ人は遅いと思う。学校に通っているなら先生にその場で質問できて返答もすぐなわけだから、メールでやりとりするとどうしても返答が遅くなる。僕が一番返答が遅いと思ったオンラインクラスでは3日ぐらい返答がなかったことがあった。そういうことも想定して前もって質問を考えて質問できるようにしておくほうがいいだろう。この遅さに耐えられる精神と時間管理が必要になってくる。しかしこれもクラスよると思う。実際にクラスを取り終わった留学生に聞いて判断したほうがいい。留学生でない場合、留学生の苦労を分からない人も多いのであまり参考にならない回答になることがある。例えばオンラインよりクラスに通った場合、読書量だけじゃなくて会話、プレゼンテーションが多く大変になるかもしれないとか、オンラインクラスの先生のほうが優しいとか、ものすごく厳しい人がいるとか、宿題が多すぎる少ないとか知っておいたほうがいいことは多い。また先生によって面白いクラスと面白くないクラスになることもあるのでオンラインがいいのかクラスに通ったほうがいいのか自分のレベルと相談して総合的に判断していくことが良いと思う。

アメリカに行かなくてもオンラインで卒業できるんだから安いしいいかもって思うかもしれない。でも実はオンラインにはないメリットが通うことでたくさんある。

オンラインクラスより学校に通う大きなメリット

学校に通うことで友達を作りやすいというのがある。さらにお金の高い大学であれば友達の家庭がお金持ちのケースも多く普通では会えない人に会えるので面白い。これが出来るかできないかで人脈形成は大きく変わってくる。

そして学校に通うことしか参加できないアクティビティはたくさんある。学校が用意したものやその地域で開催されるイベントもあるので通えるのであれば通ったほうが学べることは多いと思う。また卒業後アメリカで就職したいのであれば大学に通う必要があるので日本からオンラインクラスだけ取って卒業だと就職できるチャンスを無くしてしまうことになる。

英語は苦手だけどアメリカに行きたい、じゃアメリカの大学に行きながら全部オンラインクラスにしちゃお!って思うのは大きな間違いである。大学によるのかもしれないが留学生はすべてをオンラインクラスにすることが制限されていることがある。そのため複数のクラスではオンラインでいいけど残りは通う必要がでてくるのだ。

またオンラインクラスの場合は替え玉などが出来ると思えるクラスもあるためオンラインクラスだけで学校を卒業した人の能力は疑わしくなる。疑わしく思われることもあるので本人の力を証明できるように勉強やスキルアップを続ける必要がずっとあると思う。さらに学校の先生と直接会っているわけじゃないのでこれも就職するときに先生が生徒を企業にプッシュしてくれないし先生は生徒のことをあまり説明できないと思う。そのため学校に通うと先生は生徒のことを知れて信頼を得やすくなると思う。

アメリカで就職しない場合でも雇いたいと検討している企業が雇いたいと思っている人の卒業学校に先生の知り合いがいる場合、連絡が行く可能性もあるので先生に知ってもらうことは重要だと僕は考えている。また大学名というのはあまり関係ないと思われがちだけど大学によっては有名なジャンルがそれぞれ違っていて大学でその学校の生徒の信頼度も企業を見ていると思う。それでもすべてオンラインで卒業した場合はアメリカでは替え玉、チートなんていうのはたくさんあるので疑われやすくなるんじゃないかと僕は思っている。

間違ったオンラインクラスの取り方

オンラインクラスのほうが先生が優しい人でパスするのが簡単と思って受講する場合はあまり良い取り方じゃないと思う。あくまで受講するなら学んで力をつけること重要になってくる。オンラインのほうが簡単だと思うのであればクラスに通えるなら通ったほうが本人のためになるだろう。また日本人の中には早く卒業したいと考えている人がいてオンラインのほうが簡単だからオンラインで済まして早く卒業しよーって思っている人がいる。アメリカで就職しようと考える場合は早く卒業するよりきちんと力をつけたほうが良いと僕は思っている。アメリカでは年齢よりスキルを見る企業が多く早く卒業したけど出来ることが中途半端では仕事はできずに帰国というのはよくある話だと思う。

オンラインクラスの心構え

オンラインクラスではクラスに通うより評価が悪くなることがある。それを意識して学生本人が新しいことを学ぶ姿勢を持ってオンラインクラス以上のことを学ぶと思ってクラスにパスしたほうがいいと思う。実際にオンラインクラスでは古い授業の使いまわしなどもあり生徒が積極的に学んでいかないと生徒のレベルは下げる可能性はある。これは大学のレベルによると思うのでレベルの低い大学では使いまわしのビデオやディスカッションのトピックを使い、安く雇われてた外部の先生が宿題をチェックするレベルの低いオンラインクラスになってしまうんじゃないかと僕の経験から思う。やる気のある生徒だったらこんな簡単でつまらないクラスだったら取りたくなかった!って思うかもしれない。レベルの低い大学というのを調べるには「噂や生徒の評価」「授業料」「大学が機関に認められているか」というのがあると思う。

そして意識しておかないといけないのがオンラインクラスを取る人の中にはクラスに通うよりやる気があんまりない人が含まれていると思うこと。
やる気のない人ばかりに囲まれているとやる気のある人に悪い影響がでてくるのでそういうことを意識してモチベーションを高めないと結局テキトウにパスしてしまいかねない。誰も宿題を提出しないからと待っていてはいけないし、誰もディスカッションしないからと言って黙っていてはやる気のない人と同じペースになってしまう。さらにやる気のある生徒には先生も対応が変わってくるケースもあり良いアドバイス、追加で特別にアドバンスレベルの宿題くれることがあるので本人のためにとてもいいと思う。とにかく待っていてはいけないのだ。もちろんクラスに通っても待っていてはいけないのは同じだけど、クラスの場合は積極的な人も多くて留学生が待っていることが多い。なのでオンラインならば英語のハンデがあっても留学生でも待たずにできることが多くなるので積極的にオンラインクラスに参加したほうがいいと思う。つまり好きなペースで好きなときに宿題を提出するというぬるい考えではオンラインクラスでは良い結果が出ずらいと僕は思う。
そして積極的に行動することでオンラインクラスでも先生とコミュニケーションを取ることができるようになるが、積極的でない場合が圧倒的にクラスに通うよりコミュニケーションは不足してくると思う。

そうやって積極的に行動して勉強もどんどんするとクラスに通うよりオンラインのほうがやることが多くなってくるので時間管理はクラスに通うより難しくなるだろう。

一例としてオンラインクラスを受講したアメリカ人の女の子がどんな勉強をしているかノートをシェアしてくれてことがあるんだけど、見るとものすごく時間かけて勉強しているのが分かるノートだったのと、綺麗にまとめていて好きなときに自分のペースで宿題をしているようには見えなかった。オンラインではやっぱりどこか不足しているところがあって自分で勉強していくことが多くなると思う。でもそれってオンラインじゃなくても一緒なんじゃないの?って思うかもしれない。僕の感覚だけどオンラインのほうがやる気のない人が多い、テキトウでもパスできる土台がある、先生も先生のペースで宿題をチェックするので、して欲しいときに返信、アドバイスがもらえない。学校によるだろうけど成績のつけ方もオンラインのほうが細かく設定されていることもあってやることが多くなる場合がある。

このためオンラインでは生徒のやる気によってクラスに通うより大きく生徒の学べることが変わってくるし細かく評価の設定をされているとクラスに通うより高い成績を取ることができないことも出てくる(クラスによる)と思う。

でも再度いうが、英語にハンデがあると思うクラスやわけあって授業がある日に参加できない場合(どうしても取りたいクラスがあって日が時間がかぶるとか)などはオンラインクラスは良いと思う。

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