アメリカは貧困な人が多いんじゃないかと思うこと。

アメリカは貧困が蔓延している社会なんじゃないかと思えてくることがある。
最近のコロナウイルスの広がり方にしても衛生管理ができていない、社会のインフラが悪すぎて車の無い貧困者が病院に行きたくてもいけれない人がいるんじゃないかと思える。

アメリカの移民はアメリカドリームを求めてやってきたはずである。しかし今のアメリカにはドリームなんてないんじゃないかと思えくることがある。
身近なことでは学生同士を見ても就職ができず母国戻っていく人、留学生が病院に行くとアメリカの病院が許可する保険を留学生がもっていなかったということで保険が使えず多額の医療費を取られ騙されたような搾取されたような気持ちにさせられる。
食べ物を買っても味のないもしくは甘すぎるものが多く豊かな食生活が実はおくることが難しいんじゃないかと思えてくる。

アメリカの食材はレーガン大統領以降の自由化により古いやりかたでなく新しい産業革命のような農業の工業化をすすめてきたと思う。
産業革命というのは個人的に西洋の悪いやり方なんじゃないかなと思うぐらい産業革命の後には失敗、不景気が来ているように思う。
アメリカが行った農業の工業化は産業革命以降の失敗と不景気のようなことが現在のアメリカンに起こりつつあるのではないかと思ってしまう。
産業革命で古いやり方を捨て労働者が中心といいながら奴隷のように働かせるのは今のアメリカのいたるところにあるんじゃないかと思えてくる。人をモノのように考え、正規な労働者を雇わず留学生を安く使えるからとインターンシップで利用したり、留学生がフリーランスで働いても文句を言うと仕事がなくなり帰国しなければいけない留学生の弱みを握って労働させる企業など多くあるんじゃないかと思う。少なくとも僕の友達はそうである。

現在のトランプ政権は今までの国際競争力を保つことを目指し様々な自由化による産業革命の失敗により生まれてきたと言ってもいいのではないかと思う。
これはアメリカが産業革命以降の不景気に突入する可能性はないとは言えないということである。
産業革命の定義を何か革新的なものが生まれ工業化され急速に成長し経済的に成長したとすると、日本の高度成長期は産業革命みたいなものだと僕は思う。しかし産業革命以降には空気が悪くなり環境問題が生まれたり今までのやり方をやり直す停滞期が来るように日本のバブルがはじけ停滞期に突入したんじゃないかとも思う。

産業革命なんて僕は変な話だといつも思っている。アメリカではイノベーションが注目されるのも産業革命を起こしたいかのような印象があり、新しい革新的なことには新しいテクノロジーが使われているんだと思っている。それはとってもおかしいことで、おそらくアメリカは日本の”改善”という言葉を忘れてしまっているんじゃないかと思えてくるのだ。
イノベーションなんてなくても改善によりイノベーションよりも良くなるのだ。

イノベーションや産業革命によって搾取される世界になったと思う。SNSでは監視され、フェイスブックのデータを集められ誰に投票するかなど分析もされ人の意思をコントロールされる時代になった。
便利な携帯にも特に中国のもは情報が取られているといわれ、中国とアップルが密接なのもまたイノベーションによる失敗なんじゃないかとさえ思えてくる。

アメリカのお金持ちでさえ考え方は貧困なんだ。だからいつもイノベーションという概念に縛られ、産業革命という夢を追いかけ労働者のことや将来のことなんてほとんど考えていない。さらに物価も上昇を身近で感じ支出が多くなったという人も周りにいて非正規の労働者はさらに生活が苦しくなっていると思う。僕も家賃が上昇したり学校から求められる費用が上昇したり景気がいいとは思えないのに何故いろんなところで上昇するのだろうと思う。僕が学生だから労働者の賃金事情をあまり知らないだけなのだろうか?だとしてもどこか搾取されているように感じさせる社会はおかしいんじゃないかと思える。まぁアメリカは子供のホームレスがいる国でそれを当たり前と思っている人がいるからおかしなことである。

これを貧困な社会と言わずなんというんだろう。

工業化され出来たアメリカの食品のおいしさの無さ。かわいそうな牛達、レストランに行ってもたいしてサービスがよくない店員にチップをあげて、チップを上げなければ次は何かされるかもしれないと少しおどおどしてしまう環境は貧困社会なんじゃないかと思う。

さらにアメリカと一緒に発展してきた中国の排除は、中国と一緒に産業革命をしてきたようなものでそれを排除すると大きな不景気が来る可能性だってある。中国とアメリカは世界を掻き回してきたけど、それが世界が幸せになることかというとそうではなかった。だから今のトランプがあるのだろう。

貧困には経済だけでなく精神的な貧困もある。統一感のない移民で出来ているアメリカでは精神的な部分もバラバラなのだ。大人がやるべきでないことまで平気でしてくる大人たち。例えば騒音なんて気にしないと言わんばかりに大声で歌う人、音楽をかける人、車の運転も歩行者をちゃんと見ているかどうか怪しい人。犯罪が多すぎるのもほんとに道徳観の備わった大人が多いのだろうかと思えてくる。そもそも宗教なんて信じていない人もたくさんいて宗教による道徳観さえなくなっている人がたくさんいるんだと思う。まとまりのない国に未来はあるのだろうか?

まとまりのない国は理解しあうことはできないと壁がどんどん出来上がりアメリカにはいろんな人が自由といいながら心の壁がたくさんあるように見えるのだ。表向きは自由なのに心の壁があると本当の意味で自由ではない。なかなか難しい話である。
白人が白人同士で黒人が黒人同士で集まるのは当たり前でそこに一人違う人種がいるだけで変わっていると思われたり、もしかしたら差別を受ける人もいるかもしれない。見えない心の壁が分厚いから変化の早いアメリカなのにずっと差別が残っている。

僕もたくさん心が傷つけれたことがあり、相手が悪気がなくとも悲しい思いはたくさん経験したのだ。アジア人というだけで貧困と思われたり、逆にアジア人というだけでお金持ちと思われスリの被害に合う友達がいたり、アジア人というだけで危険なふうに思われたり。それらを差別だと言っても何も変わらないのがアメリカだと思う。なぜなら心の壁は分厚く、今までの結果を見ても黒人差別もなくならず貧困格差だってなくなっていないからだ。なくなるのであればとっくになくなっているのだ。
僕が育った文化ではマスクをするのにマスクをすると変だと思う人が今でもアメリカにはたくさんいる。本心で理解なんてお互いがしていなのだ。もちろんみんなじゃない。中には分かってくれる優しい人もいる。

だからと言ってアメリカを嫌うわけではない。アメリカにも好きな先生がいて好きな友達がいていい思い出があるからだ。一応アメリカの良いところも言っておくが学校によるだろうけど教育は悪くは無い。個人の考えを重要視し意見を言えるように鍛える環境がありアメリカのような弱ければ生きられない環境で強くなるための生きる力を与えているだろうと思う。でも安すぎる学校のレベルは悪いときく。あとLGBTなどは日本より進んでいるしべジタリンアンの食べ物も日本より多いと思う。

だけどなぜか人の話をきかない人が日本より多いように感じたり変な自慢をしてくる人がいたり、自分のことしか考えていない人が多いようにも思う。

はたして僕は本当に不景気になる可能性があるアメリカで勉強して就職を目指そうとしていいのだろか?と思うときがある。
今のままのアメリカは差別がなくならない、貧困もなくならいという現実は少なくとも絶望を感じさせてくる。日本でも絶望を感じアメリカでも絶望を感じるとは思わなかった僕のアメリカ生活だ。多くの人はアメリカが自由で良い世界だと思っているかもしれない。でもそれは大きな間違いである。大きな間違いに気づかないから夢を持ってアメリカに来ても失敗し貧困化してしまうんじゃないかと思う。少なからず夢をもっていたのは僕も同じなのだ。でも、これから変わろうとするアメリカに少し希望を持てることが僕の楽しみでもあり、まだアメリカで勉強しようと思った理由でもあるのだ。過去のアメリカの失敗をどう取り返していくのかを身近で体験できるかもしれないアメリカの転換期にいるんだと思うと少しワクワクしてくる。そんな不景気で留学生が減りつつあるアメリカで日本と比べて変なことが多いアメリカだからこそ他の人が見ることのできない世界を見れる価値は高いんじゃないかと思い、就職できてもできなくても悪い経験ではないだろうと思うのだ。

関連コンテンツ



スポンサーリンク
レスポンシブ 広告
レスポンシブ 広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする