アメリカの就職は難しすぎる

僕はもう卒業してまたアメリカの別の大学院に行くことになった。
就職せずに大学院に行くことにしたのは就職がものすごく難しいからだ。
別の国に行こうかとも思ったし友達も他の国から僕を呼んだりもしてアメリカから離れようかと思ったがやっぱりアメリカにまだ残ることにしたのだ。

結局のところ、アメリカではアメリカ人でも新卒ではなかなか見つからないのに外国人にすぐに見つかるわけがないのだ。
自分の働きたい職業に拘るならアメリカ全土で就職先を考えないとなかなか仕事がないということになり外国人では卒業後に滞在できる期間が限られているので場所を拘るわけにはいかない。
それでも僕は場所に拘りたく、再度自分のいたいエリアでどんな僕が働きたい職種があるかどうかを調査してその職種にあう勉強を再度しようと思ったのだ。
これは日本に戻るかどうかの最後の学生生活になるかもしれない。2年ぐらいまだ学生の予定だ。何の職種かは内緒だけど僕独自の調査と友達の聞き込みと実際にある会社の数を調べて決めたことなのだ。
また日本に戻ることになっても学んだことは活かせるようなものを選んでいる。
2年の間にあと2回グリーンカードの抽選を2年の間に職業経験を増やす計画もしている。
アメリカの仕事の募集は経験者を採用したいものが多く卒業したばかりの未経験では話にならないことが多いのだ。

アメリカに来た頃は卒業した後のことやアメリカで仕事が決まらなかったことなんて考えないでアメリカで仕事をする!と決めておいたほうがいい、と友達が言っていたけど今思えばそれは間違いだ。なぜなら明らかにアメリカでは仕事を見つけるのが難しいので仕事が見つからなかったことを考えておかないと後悔することになるだろう。また盲点なのがアメリカの仕事の募集内容も毎年同じような募集なわけではなく求められるものが上がったりするのもあり卒業した時点の能力よりもっと上を目指さないと需要に合わない足りない能力となってしまうというのも考慮しなければいけない。先を読みながらレベルをあげないとアメリカでは仕事が運がない限りは難しいんじゃないかと思う。もちろんコネで友達が起業したところで働かせてもらうというのもあるのだけど、あまり職業経験としては微妙なのだ。友達同士だからダラダラしながらお金にもならない名前だけのような仕事をするより学校に行きなおすほうがいいだろうと思ったのだ。
僕は学生としてはレベルが低いわけではないはずなのでそんな僕でも就職が難しいと思うんだからアメリカの景気がいいとか言ってても仕事はなかなか見つかるわけではない。学生のレベルが低い低くないという基準はGPAもそうだけど企業が学校に訪問したときに学校から選ばれるかどうかというのもあると思う。一応、学校に選ばれたことはあるし他の優秀な友達たちもアメリカを卒業して離れているのだ。先生も起業をするのもありだよと勧めてきたり就職を当てにしていない考えがあるほど就職はかなーり難しい。

僕は最初から卒業後に仕事が見つからなければ別の大学に行くか、別の国に行くか、日本って就職するか日本で起業するか発展途上国で起業するか家業をするかという選択肢をもっていたので一応、想定内ではあるのだ。
起業は発展途上国だとコストが安いので法律のことを多少学ばないといけないけどたぶんレンタルオフィスを借りて従業員を雇ってもコストが低いので小さいビジネスをやっていくか、日本で起業する場合はコストがかかるので実家の近くで安いアパートでも借りてオンラインビジネスでもしようかなとか、もしくは日本から外国企業に就職できるようにアプライし続けるというのもありだ。卒業までの2年間で起業ができるかどうか色々試しながら、つまりお金を作ることができそうかどうかを模索し続け、かつ自分のスキルと学校で新しいことを学び自分を磨きし続けて就労経験もゆっくり増やして、アメリカ就職を狙っていくというプランになる。

お金ができそうかどうかは職業経験を通して実感することにたぶんなるだろうし、一応友達経由で仕事の話がきたりもするが時間が今まで無さ過ぎてできなかった。そりゃ学部は大学院より忙しい、大学院も忙しいだろうけど。

日本では副業をしていい企業が増えつつあると思うので、それは会社で払えない料のお金は副業で稼ぐという意味もあるだろうから、将来の日本の給料には期待できないと思っている。

あとアメリカのカバーレターが嫌い 笑

アメリカの就職活動って留学したぐらいじゃ無理ゲーなところがあるのかもなー。
無理ゲーは嫌いじゃない。無理ゲーってクリアするの楽しんだけどゲームと違ってクリアできる方法が現実はなさすぎて悩む。
ゲームだとね、裏技やらチートやらバグみつけたり、あとは根気っていうのでなんとかなるけど現実にチートって言えばアメリカ国籍がある、すでに就職先に強いコネがあって仕事ができることが決まっているとかだろうし。あとはゲームを無理やりバグらせてクリアするっていうのと似ているのは何かのコンテストとか企業が注目するようなカンファレンスで注目されるような実績をつくるというのもある。そうなると僕の世界はバグって普通では就職できないとこに就職できる可能性はあるけど、現実にはそれを実現するにはけっこう難しい。

しかし僕はバグを見つけて行きたい。アメリカの就職活動がクソすぎてうんざりするから違う道を見つけたいとこっそり思っていたりする。
というか今のアメリカに就職できるような人は運がいいか他の人からするとバグっているようなすごさがある人なんじゃないかなーって思う。もちろん需要が多い仕事だったら仕事を見つける難易度は下がるけどそれでも仕事の取り合いみたいになっているのは事実だ。だからなのか企業側は職探しをする新人の足元を見ているようにも思う。そんなアメリカの環境でまともに仕事を探すことは健全なことなのだろうか?不健全な世界で足元みられながら安く叩かれてそれでももっと優秀な人に勝たないといけない状況には何かチートが必要なのだ。

面白いことに中国人の中にはアメリカの普通の就職の仕方をしていない人がいる。バグかっていうぐらいネットワークが強くてアメリカにある中国企業に就職できちゃう人がちらほらいてアメリカのやり方を無視したようにカバーレターとか気にしないGPAもあまり気にしない、コネだけで仕事を見つけてしまう人たちだ。アメリカ人でも就職が難しいのに中国というだけですでチートになっているんじゃないかなって思う。共産党は嫌いだけど中国共産党のネットワークはやっぱりあなどれない。たぶんどこどこの中国地域の共産党員の子供、孫という名前とお金で就職が決まってしまうんじゃないかな?と僕は勝手に思っているしありえる話だとオ思う。僕はチートをずるいとは思わない。中国人には中国人の就職の仕方があるしアメリカ人にはアメリカ人のやり方があるのだ。文化が違うんだから文化の合うもの同士がお互いが就職しやすいようにするのは生きる知恵みたいなものだと思う。

日本人はどうなんだと思うけどそんあネットワークもないけど、日本人の場合、アジア人留学生は優しく接してくれるはずだろうから彼らのネットワークに入れるということはありえるだろう。実際に日本人の友達が中国人経由で仕事が決まった人もいた。でも彼は中国人と日本人の両親がいてちょっと中国人っぽい人で、もしかしたら中国人の親が中国共産党員でそれが力を発揮しているのかもしれないけど。まぁとりあえず中国人には中国人、日本人には日本人のやり方があるんじゃないかなって思う。
まぁでも中国排除が進むアメリカで今後どうなるのか全く先が読めないけど。

それと日本人にも一応有利な仕事先というのがある。アメリカの日系企業は日本語ができる人を採用しやすいと思うから専攻があっていれば日本人は他の人より採用されやすいだろう。たぶん。
でもこれが難しくて、OPTの学生は専攻と仕事が合っていないといけないので働けそうな仕事がいくらあっても専攻が合わないと働けないのだ。僕もこの制限がなければ働き先なんていろいろあるだろうに、と悔しい思いをしている。でも意外と日本語が必要な仕事を見つけて卒業後に残る人はいるんじゃないだろうか?

ちなみに日本人が外国人にチートかよ!って思われるのは日本に戻ればエントリーレベルの仕事があって日本語が話せないと就職できづらいので外国人がなかなか日本で就職できないのに日本人だったら帰国すれば就職できる可能性があるということだ。
しかも中国より人口は少ないし、アメリカよりエントリーレベルの仕事も多く、韓国より明らかに仕事が多くアメリカに滞在する人より職業経験を早く多く積むことができる可能性があり、日本で経験を積んで海外に就職しなおすということだって早くできる。
しかも長期留学の経験があって英語もそこそこできるということもアドバンテージになるだろうから日本人以外からするとチートだ 笑
生き方が各国違うのだ。

でも年齢制限あるよね?というのも懸念ポイントだけどそれはなんとかなるだろうと難しく考えていない。なぜかというと企業の中には年齢が高くなってもアメリカでやってきた内容によっては面白い人だと思えば採用するケースは意外とあるんじゃないかな?と僕は思っているからだ。もし僕が採用担当者なら面白い学生がいたら採用するし一度やらせてみようかとなる。日本の新卒と比べて年齢も高いしアメリカナイズされてて使いづらい部分もあってもそれを面白いと思う企業はいるはずだ。日本ってアメリカと違って意外と心が広いと思う。

だけど僕は日本は働く手段は最後に置いといてアメリカ就職をもう一度試してみようと考え大学院に行くのだ。

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